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私の姿を見た3歳くらいの女の子が、思いもよらない行動に出た話。

みなさん、「ネウボラ」を知っていますか?

ネウボラとは、フィンランド語で「相談の場」。文字通り、フィンランドにおいて、行政が妊娠や出産、子育ての支援をする拠点です。日本で言えば保健センターに近いのですが、最大の特色はその地区に住む妊産婦や家族を、妊娠中から子どもが小学校に就学するまで、常駐している同じ保健師が継続して支援するという点にあります。

日本も自治体によっては手厚い子育て支援の仕組みが用意されていますが、どうしても行政の縦割り組織によって、「妊娠や出産に関しては◯◯課」、「育児相談に関しては◯◯課」などと部署が分かれていることがほとんどですが、ネウボラでは原則として一人の保健師が母子健康手帳の交付や妊婦健診、乳幼児の健康診断や育児相談まで、すべてワンストップでケアをしてくれるのです。

産後うつや育児ノイローゼなどが社会問題化して久しい日本でも、こうしたフィンランドにおけるネウボラを参考にした「妊娠→出産→子育て」支援の仕組みを導入しようという動きが増えてきました。

そんななか、行ってきました!!!

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渋谷区役所のすぐ近くにオープンした「渋谷区子育てネウボラ」。

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なんと8階建てのビル、すべてが「ネウボラ」です。

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入ってすぐは階段ですが、ちゃんとエレベーターもあるのでご安心を。

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子育てスペースや保健センター、教育相談など、すべてがここ一ヶ所に。

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空間設計は、「無印良品」で知られる良品計画さんが担当。

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子どもたちに一番人気なのは、この遊具。

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2階には、ランチができるカフェも。

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美味しそうでしょ!

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3階へ移動。「CO」には、「子」や「個」の意味もあるのだとか。

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3階の「子育てひろば」は予約制。予約したい方はコチラから。

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たしかに「無印良品」感がありますね。

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一時保育室。キタムラに「いざとなったら預けよう」と言われました。

さて、視察を終えてそろそろ帰ろうかという頃合いで、ひと組の親子が近づいてきてくれました。3歳くらいの女の子が、不思議な乗り物に乗った私に興味は示しているものの、これ以上は近づけないといった様子でお母さんの影に隠れています。

私は、笑顔で手を振ってみました。すると、その直後に想定外の出来事が起こりました。なんと、その女の子が——。

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「乙武洋匡の七転び八起き」
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