成田悠輔さんが、わが家に遊びに来てくれた話。
最近、何かと話題の成田悠輔さん。米国コネチカット州にいたはずなのに、いつのまにか彗星の如く現れ、世間を席巻し、ネット界の寵児のような扱いになっています。これで、じつは「イェール大学助教授」という肩書きがまったくの詐称でした、というショーンKのような展開だったら胸アツなのですが、たいへん残念なことに、どうもまともな学者さんのようです。
そんな成田さんとの出会いについては、先月のこちらの記事(読んで!)で触れたのですが、その出会いの場となった『Re:Hack』出演の後日、一緒に食事に行きました。2時間半ほど銀座でワインを飲み交わしたのですが、どうしたことでしょう。なんとまあ、まともな人なのです。○と□という変テコなメガネをかけている以外は、いたって振る舞いが常識人なのです。
善人の顔をしながら猛毒を吐いては、呆気にとられる共演者の前でとびきりニヒルな笑顔を浮かべてみせるあの成田さんはどこへ行ってしまったのか。ああ、あれですか。キレ芸で売り出し中だった頃のカンニング竹山さんのように、テレビの前では傍若無人にキレ回って見せてるけど、楽屋ではきちんと低姿勢で挨拶する、みたいなあれですか。あれ、これ営業妨害ですか。
そんな“常識人”成田悠輔と銀座で何の話をしたかというと、彼の研究について。誤解を恐れずにひとことで言うなら、彼の研究は「教育に関する素朴な疑問をデータに基づいて検証していくこと」。ずっと教育に関わってきた私にとって、これほど面白い話はありません。興味のある人物やテーマだと、ついついインタビュアーとなってあれこれ質問してしまうのは、私の悪いクセ。職業病なのでしょうか。
ところが、この日の私。グッジョブです。自分を抑えました。だって、「こんな面白い話、この場で私が独占してしまってはもったいない」と思ったから。「この話、YouTubeでもっと多くのみなさんと共有したい」と成田さんにお願いしたところ、快くお引き受けしてくださったことで実現したのが、こちらの動画。
まもなく後編もアップされると思うので、今のうちチャンネル登録しておいてください。大事なことなので2回言いますね。まもなく後編もアップされると思うので、今のうちチャンネル登録しておいてください。
さて、気になる対談内容については動画のほうを観ていただくとして、この撮影のあと、何と成田さん、わが家に遊びに来てくれる予定になっていたんです。しかし、事件が起こりました。
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