芸能界のタブーに切り込むと、いったい何が起こるのか。

今月23日(日)、フジテレビ『ワイドナショー』に出演した。

ひさしぶりに乙武義足プロジェクトの特集も。スタジオに持ち込んだ体験用の大腿義足を松本人志さんが装着して歩行にチャレンジするという企画まで組んでくださった。ありがたいかぎりだ。

（解説のためスタジオに駆けつけてくれたプロジェクトメンバーと）

さて、この日のメイントピックは、ジャニーズ事務所の山下智久さんと亀梨和也さんに関するニュース。二人が未成年の女性と飲酒をしたこと、そして山下さんは飲酒後に未成年女性とホテルで合流したことが報じられ、事務所から処分を下された。

この件にコメントしなければならないというのは、かなり難易度の高い仕事だ。もしも忖度を浴びせ倒して大甘なコメントをすれば、視聴者からは「あいつ日和ってるな」と見透かされてしまうし、とはいえジャニーズ事務所を敵に回して、この世界で生きていけるのかという疑問も脳裏をよぎる。

ちなみに、この一週間、ワイドショーでこの件にコメントしていた芸能人たちは、一様に歯切れが悪かった。飲酒に関して語っていた「先方が年齢を偽っていたのだから仕方がない」という論調には一定の説得力があるものの、ホテルの件に触れる人はほとんどいなかった。やはり、圧力を恐れているのだろうか。

このピンチにどう振る舞うのが正解なのか。悩みに悩んだ挙句、私が出した結論は——。

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「乙武洋匡の七転び八起き」
https://note.com/h_ototake/m/m9d2115c70116