小説『ヒゲとナプキン』を、みなさんの手でアップグレードしてくれませんか？

今日はみなさんに嬉しいお知らせです！！

昨年、このnoteで連載していた小説『ヒゲとナプキン』の書籍化が決定しました！！！！

連載小説『ヒゲとナプキン』｜乙武 洋匡｜note

発売時期や版元などの詳しい情報は、また追ってご案内していこうと思っていますが、今日はみなさんにお願いがあってこの記事を書いています。

この『ヒゲとナプキン』の主人公・イツキは、私の友人でトランスジェンダーの杉山文野氏をモデルにしています。もっと言えば、この小説を書き始めたのは、フミノから「LGBTへの理解をさらに広げていくにはエンタメの力が必要だと思うんです」という訴えがあったからでした（この小説を振り返ってフミノが寄せてくれたコラム、ぜひ読んでみてください）。

そう、この小説はみなさんに「物語」として純粋に楽しんでいただきつつ、LGBTへの理解をさらに深めてもらいたいと願う私たちのメッセージでもあるのです。そこで、書籍化にあたっては、もっと具体的なエピソードを多く盛り込めたらと思っています。

上で紹介したコラムでも、フミノはこのように綴っています。

当事者のリアルを知ってもらいたい。そんな思いから全てのエピソードを実話に基づいて描いた。しかも一人の体験談ではない。僕がこれまでに出会い、話を聞いてきた数千人の当事者のストーリーが凝縮されている。その全てのシーンに思い浮かぶ顔がある。

もっと、もっと、多くのストーリーを。

もっと、もっと、多くの人々の思いを。

一人でも多くの方に、「これは私の物語だ」と思っていただける作品にしていきたい。これが、私とフミノが抱いている思いです。そうして、その物語を一人でも多くの読者に届けていきたいと思います。

#LGBTストーリー

このハッシュタグをつけて、あなたのストーリーを教えてください。あなたの喜びや苦しみ、リアルな感情を共有させてください。『ヒゲとナプキン』の主人公がトランスジェンダーである以上、どうしても小説に盛り込めるストーリーはトランスジェンダー特有のものに限定されてしまうかもしれません。それでも、みなさんから寄せていただいたエピソードは、Twitterなどで積極的にご紹介していければと思っています。

次の世代に生きる人々を、孤独や苦しみから解き放ち、笑顔で暮らせる社会にしていきましょうよ。そのためにも、この作品の波紋を少しでも広げていきたいと思っています。みなさん、ご協力よろしくお願いします！

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