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裏口入社⁉️非常識すぎる社会人デビュー
私は高校と大学が一貫となっている札幌の学校に通っていました。何故そこを選んだのかというと、ゴルフ部があって毎日ゴルフができたからです。
心を砕かれた後でも、やはり夢を諦めていなかったのかもしれません。
そんな私の学生ライフはあっという間に終わり、社会人としてスタートを切る事になるのですが・・・
そのスタートは【裏口入社】
皆さん分かりますか?
こんな言葉聞いた事がないかもしれません。
裏口って・・・、今の時代ならフィクションに聞こえる話ですよね(笑)
当時の私はカスでした。いや、今もかもしれない・・・(笑)
全てにやる気が無かったのです・・・
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人生に流されていたというか・・・
何となく生きていたのです。
父のコネで、保険会社に入る事が内定していました。
多くの人が対策本を買い、就職の努力をしていたと思います。
バブルが崩壊した直後、同級生は就職を勝ち取るために多大な努力をしている中、コネ入社が決まっていた私は余裕をぶっこいていました(カス野郎w)
面接も、形式上だろうと高を括っていた私の心は平常心。
なにせ形式上の面接ですから、形式上の。
私は信じていました。
この先もイージーな人生が待っていると・・・
最終面接だけ来いと言われたのが東京で、そこには小さい頃の気弱な私はいません。
鬼軍曹の父のおかげで、何とかなるだろうと気合だけは十分。
ド田舎から都会へ向かったのです。
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「はぁ〜、本当にこの面接いるの~?」会場に着いてもこな感じでした(笑)
どうせ受かって余裕のサラリーマン生活が始まると思っていて、何かを勝ち取る!という意識は全く無かったカスな私がいました。
面接の相手は誰かというと・・・
当日、東大卒の社長でした。
「東大・・」
「東大・・・!」
「東大・・・・!!」
この方、やたら東大っていうのをひけらかす人だったんです。
今考えたら、単純に嫌なやつです(笑)
「君は、優の数はいくつあったんだね?」
「えーーーっと、全く分かりませんが何か問題ありますかー?」
成績なんて気にした事がなかった私。
自分の受けた大学講義の結果さえも、後輩をパシリに使って確認していました(笑)
私 :俺が落とした単位がないかチェックしてこい!
先輩:はい!先輩ーーー、全部合格していました!
その言葉を鵜呑みにして安心していた。
そう、私の心はいつもイージー(笑)
面接では、たまにイラっとしながらも大体こんな感じの態度。
それでも簡単に社会人ライフがスタートすると、イージーに構えていた私でした。
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ちょっとの嫌味を言われたとしても、当たり障りなくやり過ごしたら業界大手の会社にストレート入社だった・・・はず。
実は、それさえもできなかったカスの私。
面接終了後、エレベーターまで送ってくれた社長の一言は・・・
「堀田君、グアムでゴルフやろうね!」
そう、バブルの余韻が残るその当時、内定者はグアム旅行に招待される事になっていたのです。
「分かりました、楽しみにしています!」
イージーな私は、もう心はグアム(笑)
私の人生は順調なスタートをすると信じてやまなかったのです。
グアムでのゴルフ♪
営業マンとしての活躍🎵
バラ色の人生がスタート🎶
こんなイメージでイージーに過ごしていた私の元には、一向に内定通知が届きません。
待てど暮らせど・・・、いつまでたっても通知が来ないのです。
イージーな私もさすがにおかしいと思い年明けに連絡。
その相手はもちろん、父のコネで紹介された営業部長。
「すみません堀田くん、落ちていました・・・」
「まさか、この俺が落ちただと・・・!?」
誰も予想していなかった番狂わせ。
いや、思っていたのは私だけかもしれませんが(笑)
「堀田君、グアムでゴルフやろうね!」
社長、いやあの東大野郎め・・・!
あれはただの嫌味だったのかっ!
この時、卒業まであと二か月・・・
宇宙戦艦ヤマトの、地球滅亡まであと二か月・・・
ヤマトのカウントダウンにも酷似した、緊張感と絶望感が襲ってきました。
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「俺の人生滅亡まであと2カ月しかない・・・」
どうしよう・・・
イージーに生きてきましたが、さすがに焦ったのを覚えています。
私は、困ったり窮地に陥ったりすることは何度もありまして・・・
この後の人生でも何度もこんな事を繰り返しています。
しかし今だから分かります。
私、運が良いんです!
結局私は、イージーな人生を歩んでいるのかもしれません。
イージーなのか、それともイージーな気持ちがそうさせているのか、これはまた機会があればお話したいと思います。
とにかくカスで危機感もなかった私ですが、声をかけてくれる人がいました。
捨てる神あれば拾う神あり!
そうです、アリコジャパンに拾われます。
あの大手企業が声をかけてくれたのです。
まさに天の導き。
しかし喜ぶのもつかの間、私は恐怖の境地に追い込まれました。
「何っーーー、入社試験だと!?」
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いや、当たり前ですよね(笑)
そうなんですけど、勉強らしい勉強をしていない当時の私はまさに脳みそも筋肉!
ゴルフしかしてこなかった・・・
私には入社試験という響きは恐怖でしかありませんでした。
そこで思いつくのです・・・
裏口入社試験!
試験問題を入手できないかと、姑息な手を思いついて打診する私。
そして人事の人から入手した試験問題。
この話、今なら時効かな?笑
しかも、その問題すら自分で開けることをせず当時の彼女に封を切らせて全問解いてもらいました。
私はそれを暗記するだけ・・・
そう、私はやはりカスだったのです(笑)
そんな私の成績は、その年の主席。
主席くんが入社したのは不可思議な6月・・・
試験を受けた時期が遅かったため入社が遅れてしまい、しかも出社初日はなんと社員旅行でした。
楽しいはずの社員旅行。
でも、そうはいかなかった社員旅行。
妬み、ひがみ、その他色々・・・
入社試験成績トップの6月入社野郎が来たぞ・・・
そうです!
みんなズルに気付いていて、裏口入社は周知の事実だったようです。
しかし、そんなこんなも私は気にしません。
だって人生イージーのカスですから(笑)
その態度がさらに反感をかったのか、妬み嫉みの波状攻撃。
まわりに徒党を組まれ、一升瓶を一気飲みさせられた私・・・。
そこから記憶なし・・・
後から聞いた話では、泥酔し多くの先輩に説教を垂れていたらしいのです。
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「お前どこの大学だ?」
「優の数はいくつあったのよ?」
以前の面接で社長にやられた事を、先輩にやり返していました。
私はただのイージーカスではなく、自分の事は棚にあげるカス男だったようです。
そんな出来事も、今では良い思い出です。
旅行から帰ってきて出社した私は驚きます!
「なんだ、この会社?」
衝撃の光景が私の前に広がっていました。
そこは就業時間のまだ1時間近く前・・・
なのに、なんと社員全員が出社しているのです。
私は意気揚々と出社したのです。だって約1時間前ですからね。
自分が1番だろうと思っていたのですが、先輩たち全員が揃っている・・・
すると、「お前覚えてないのか?」っと同僚が私に尋ねてきたのです。
「お前が8時集合!って言ったんだろっ!」
チンプンカンプンな私・・・
実は、私が挑発してけしかけたらしいのです。
しかし集合時間なんて全く覚えていない棚の上のカス男。
衝撃のスタート!
これがサラリーマンの第一歩でした。
こんな感じで、サラリーマンスタートもイジメから始まったのでした。
すぐに噛みつく私。上から目線の奴、権力をふりかざす奴が大嫌いでした。
上司にもよく絡むし、今考えればとんでもない嫌な奴、いや厄介な奴。
いつもトラブルに巻き込まれ、いつも人間関係のしがらみに翻弄されていました。
まぁその発端は、大体自分にあるんですけどね(笑)
とにかく自我が強く、自分の中では筋を通しているもり。しかし実態は、周りを振り回すわがまま野郎でイージーな私。
しかし、イジメはある事をキッカケに収束していきました。
「お前の仕事は俺のゴルフをうまくする事だ!」と、意味の分からないセリフを私に投げかけた人物。
それは新たにやってきた支店長でした。
その支店長は私を可愛がってくれて、私の天敵を一人一人と左遷で飛ばしていってくれたのでした。
盾になったりもしてくれて、今でも忘れられない本当にお世話になった人です。
それともう一人、私の盾となってくれる人が現れます。
その人もコネ入社で1つ上の女性でした。
地元の名士の娘、取引もあってこの会社にコネ入社だったと聞いています。
コネ入社同士のあるある話が盛り上がって急速に仲良くなっていきました。この人が後に私の妻となります。
どんなに苦境に立たされても、心の持ちようが大きかったと今では思います。
たった一人の影響力により、自分の未来がいかようにも変わりました。
今では明確に分かります。そう、たった一人の影響力から自分の未来は変わる。
良くも悪くも・・・
そんな私の人生の出来事を、さらに書いていこうと思います。
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洗脳されていたビジネス
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