【音楽の話】#10 モードについて簡単に触れてみる
今回は番外編です。
私もモードというものについては詳しくありません。が、音楽理論の話には時々出てくるので、こういうものだ、というところまで情報を整理しました。
前回の音階上のコードを見直すという記事をベースにしています。
ざっくりいうとモードとはコードを拡張した音の並びのことを言います。
西洋音階(ダイアトニックメジャースケール)上のセブンスコードとその上の9th、11th、13thの7音の並びをモードと言います。以下にまとめてみました。
スケール上のⅠ度から始まるセブンスコードに9th、11th、13thを加えると半音の数は(4)(3)(4)(3)(3)(4)になります。この並びをIonianと呼びます。
同様にスケール上のⅡ度から始まるセブンスコードに9th、11th、13thを加えると半音の数は(3)(4)(3)(4)(3)(4)になります。この並びをDorianと呼びます。
以下、同様にPhrygian、Lydian、Mixolydian、Aeolian、Locrianと続きます。
このようにスケールの構成音の始める位置を変えたものがモードです。ルートになる位置が異なるだけでじゃっかん響きが変わります。例えばIonianは1オクターブ内に落とし込むと全全半全全全半の構成になりメジャースケールそのもので、Aeolianは全半全全半全全でマイナースケールに相当します。
このメジャー、マイナーの区分をもっと増やしたものがモードということですね。
ということで、さっぱりわからないモードのお話しでした。