事業家集団環境で学んだ「相手に伝える力」の磨き方
こんばんは。堀越和也です。
日々の仕事をする中で、思った通りに相手に伝わらず、悔しい思いをした経験がある方は多いと思います。
私自身も営業職として日々顧客と向き合う中で、「どうすれば自分の提案がもっと響くのか」と悩むことが多々ありました。その課題を解決するきっかけとなったのが、私が参加している「事業家集団環境」で学んだコミュニケーションスキルです。
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今回は、私がここで学び、成長を感じたポイントを3つ紹介します。
1. 「聴く」から始まるコミュニケーション
事業家集団のコミュニケーションスキル向けディスカッションで最初に教わったのは、「相手の話を聴くことが伝える力につながる」という基本的なものでした。私は元々、自分のアイデアを熱心に語るタイプでしたが、聞くことを意識するよう指摘を受け、視点が広がりました。
例えば、あるワークショップでは、ペアワークを通じて「相手の本音を引き出す」練習をしました。自分の考えを伝える前に、相手のニーズや悩みをしっかり深堀りしながらヒアリングし、それに応じたアプローチを取ることで、相手の心に響く提案ができることを体感しました。このスキルは営業の場面だけでなく、日常の会話でも大いに役立っています。
2. 「簡潔さ」が生む伝わりやすさ
事業家集団内でのプレゼンテーション練習では、「簡潔さ」を意識することが求められました。複雑な内容を伝えようとするとき、つい情報を詰め込みがちですが、聞き手にとっては混乱や煩雑さの原因になります。
メンターからは「1分以内で提案の要点をまとめて伝えよう」という指導を受け、短時間で相手に興味を持ってもらう練習を繰り返しました。今では営業の場面でも、簡潔でインパクトのある説明ができるようになり、「分かりやすい」と言われる機会が増えています。
3. フィードバックを受け入れる柔軟性
コミュニケーションスキルを磨く中で、事業家集団のメンバーからのフィードバックが非常に役立ちました。自分ではうまくいったと思った話し方でも、「この部分や言い回しは伝わりにくい」と指摘を受けることもありました。そのたびに、伝え方や言葉の選び方を見直し、試行錯誤を続けました。
例えば、自分が普段使っている専門用語が、顧客には伝わりにくいと分かったときは、簡単で一般的な言葉に置き換える練習をしました。こうした小さな改善を繰り返すことで、相手に合わせた柔軟な話し方ができるようになりました。
このように、事業家集団環境で学んだ「聴く力」「簡潔さ」「柔軟性」を意識するようになってから、自分の提案やプレゼンが相手に伝わりやすくなったと実感しています。顧客との信頼関係も深まり、コミュニケーションが以前よりスムーズに進むようになりました。
コミュニケーションスキルは一朝一夕で身につくものではありませんが、実践の場を通じて磨くことができます。事業家集団のようなリアルな学びの場に身を置くことで、理論だけでは得られない成長を体感できました。
事業家集団環境では、自分の弱点に向き合いながらも、仲間やメンターとともに成長できる貴重な機会を得ることができます。これからも、この学びを活かしながら、自分らしいコミュニケーションスタイルを確立していきたいです。