スポーツビジネスの勉強
こんにちは。弁護士の紙尾浩道です。
一般的な民事事件・刑事事件全般のほか、スポーツ選手・団体の法務や、SNS利用のコンプライアンス講師、テニス練習会の主催なんかをしています。
今日は、スポーツビジネスの勉強について話をします。
==========お知らせ===========
お知らせです。
本日のアイキャッチの画像にまつわる4コマは、『かぐや様を語りたい』を手がける、G3井田さんが、描いています!
過去の作品はこちらの記事に貼りつけてあるので、ぜひご覧ください!
==========本編スタート==========
◆大学院?に入学◆
この度、わたくしカミオは、MSBS(ミッション スポーツ ビジネス スクール)の第4期生になることが決定いたしました!
弁護士になった頃から、ぶつぶつと、「スポーツ関係の仕事もやりたい!」と口に出してはおりました。
そのおかげかよく分かりませんが、今では、パデル協会をはじめとしたNF4つで法務関係のお仕事をさせていただいております。
他にも、スポーツ施設や、選手からのご相談もぽつぽつと出始めてまいりました。
そんな中で、今回応募した動機は、もっと実力をつけなければ!というものです。
巨大NFでは、あくまで法務に集中して議論していれば良いですし、求められている役割も、弁護士としてのそれです。
他方、小さなNFでは、法務面はもちろん、全体的な戦略なども、場合によってはスポンサー営業しちゃったりすることもあります。
と、なると!
実業の方とたくさんたくさん交流しまくるしかない。
勉強するしかない!
と思い立ちました。
そこで、MSBSの4期生に応募させていただいたところ、🆗をもらえましたので、早速明日からスタートです!
これを書き終えたら、準備しなきゃ。
◆弁護士に居座りたくない◆
ちょっと、誤解を招きそうなタイトルですね。汗
カミオは、弁護士の仕事、大好きです。
ご相談者の生活を想像して、未来をこれでもかってくらいに想像して、その中で1番悪い未来も想定して、そこに行かないようにするにはどうしたら良いかを360度全方位で考える。
一言でいうと、想像力が全てな気がします(後で変わるかもしれないので、保険に日付を入れておこう。2021.7.23)
想像するためには、次の物が必要です。
・たくさんの法律知識
・たくさんの法律紛争の実態(実際の処理例)
・たくさんの人生経験
3つを螺旋階段を上るように、ぐるぐるぐるぐるレベルアップさせないと、想像力があがりません。
例えば、独占禁止法に超詳しくなって、関係の政令も含めて丸暗記、暗唱できたとします。
でも、どんな会社がどんなメリットのために、価格を統制しようと試みたり、そのやり方としてどんな方法があるかを知らないと、法文に辿り着く前に、問題を見つけられません。
また、そこの社長が、朝何時に起きて、何時に出社して、会社のことをどんな風に捉えていて、どんなことにお金を使って、その時に使うお金の相場はいくらくらいで・・・みたいなことを他の事例から少しでも想像できないと、どうしてそんなことをするかの動機が見えてきません。
と、まあ、こんな感じで、世の中の人的には
弁護士=法律をたくさん知っている
と思っていますが、実は、それだけだと、片手落ちで、その人がこの先の人生を最悪ルートに乗らないためのアドバイスができないのです。
なので、事務所と家の往復だけではなくて、色んな知識、経験が全て『仕入れ』です。
美容師さんが、髪を切る技術を最強に上げるばかりではなく、お客さんを楽しませるためのトーク力を身につけるべく、流行りの映画を観に行ったり、経営の勉強もしてみたりするのと同じ。
ということで、冒頭の『居座りたくない』という言葉は、「弁護士だぞ、えっへん!」とはなりたくなくて、色んなところにいつまでも出向いて話を聞きたいなぁというそういう感覚を言語化したものです。
すこし変わった経験をお話しすると
・冷凍製品工場を見せてもらう
・マンホールの中に入ってチェック
・行方不明の方の家の近所で聞き込み
・事故現場の交通量をビデオ定点撮影(1時間)
・車の整備の様子とパーツ解説
どれもいい経験だったなぁ。
◆MSBSでは◆
実際のスポーツビジネス現場の最前線を学んで来ようと思います。
決して、これをきっかけに、「現地と現場が最重要!」とか言い放って、スポーツ観戦に沢山いくための口実じゃないです。笑
選手が損をしないように、SNS発信をできる研修プログラムの完成をさせたいなぁ。
契約・契約書の全てについての研修プログラムも。
あと、カミオ自身が、関わっている人たちに、特定のスポーツやチームの魅力を最大限宣伝できる体質になりたい。
がんばりまーす!
以上、スポーツビジネスの勉強でした。
同じく4期生になる方、是非ともよろしくお願いします!
では、また!
記事をお読みいただきありがとうございます。弁護士は縁遠い存在と思われないよう、今後も地道に活動をしようと思いますので、ご支援よろしくお願いします。