大学院の寮の話
無事、大学院に到着して、寮の鍵も受け取って、何から始められるかという話ですが、まずは新居を立ち上げるところからです。
寮には何もない
前回の記事にも書いた通り、私はベトナム人の院生とルームシェアでした。キッチンとシャワールームはその子とシェアで、ベッドルームはそれぞれ分かれています。
寮に備えついているのは、ベッド、机、椅子、ベッドサイドテーブルだけです。キッチンとシャワールームには何もありません。冷蔵庫とオーブン付きコンロはあるけど。寮によってはキッチンに備えついている物は違うようで、電子レンジがある寮もありました。ですが、どこの寮も共通して、寝具や調理器具などの生活用品は自分で調達しなければなりません。
学生は入学前にFacebookなど使って、生活用品を譲ってくれる卒業生を探したり、どこで買うのがベストなのか、グループチャットでやりとりします。大学側もそう言った学生の事情を分かっているので、市販で買うより安く寝具を売ってくれたり、セカンドハンドの調理器具を大学内の広場で買えるマーケットなど開いていました。
私が到着したのは土曜日の夜で、大学はお休みでしたし、流石に寝具はすぐに欲しかったので市内で購入してしまいました。
調理器具は大学内のマーケットで必要最低限だけ買いましたが、結局ルームメイトが持ってきていた調理器具をシェアさせてもらうことになりましたけど。
洗濯はコインランドリーが大学内に数カ所あるので、そこで洗濯と乾燥します。部屋の掃除は自分達でやるのですが、掃除機は寮内に数個あって、それは寮全体でシェアします。ゴミは清掃のおばちゃんが毎月曜日と木曜日ピックアップしに来てくれますが、ゴミ収集する場所があるので自分達でゴミも出しに行けます。
寮の火災報知機が繊細すぎる
寮で驚いたことといえば、火災報知機が敏感すぎることです。そして一度鳴り出すととてもうるさいし、寮にいる学生は全員外に出なきゃいけなかったので、非常に迷惑したことを覚えています。
かく言う私も一度火災報知機を鳴らしたことがありますが。。。
キッチンにはもちろん換気扇が付いていますが、私の寮が古いこともあって、全然煙を吸い取ってくれないし、湯気でも火災報知機が鳴るぐらいとても敏感なんです。
なので料理するときは自室のドアと窓と玄関のドアも開けて、完全に換気できる状態じゃないと、絶対に火災報知機が作動してしまいます。
一番うんざりした時は冬の夜中の3時とかに火災報知機が鳴ったことです。寝ていても、自分たちの部屋から遠く離れた部屋で鳴っていても、全員外に出て、警備員の安全確認が終わるまで待機していなきゃいけなかったので、流石に不機嫌になってしまいましたね。。。
どこの寮も消灯時間とかなかったので、夜中まで飲んでいた学生が部屋でタバコでも吸って、その煙が火災報知機に当たったんでしょうね。イギリスでは建物内でタバコを吸うことは禁じられていますが。
ざっくり、寮の事情について書きましたが、また思いついたら加えていきます。
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