
チームデリバリーしてこそのDXのプロジェクト
墨田区の自治体変革PJ-DX素晴らしい成果だった。
なぜ、そんな形になったか。
それは、チームとして機能していたからだ。
DXなんてものは、1品1品新規のものだ、だからこそチームビルドが必要なわけだ。
組織をデザインする
墨田区から最初に依頼を受けたというかプロポーザルを受けた時に頭に浮かんだのは、組織をリデザインするだったのだよね。新しいことをやりたい、なのであれば、私ができることはなんなのか。それは、新たな人材が活躍できるような形を作り出すことなわけなのです。
そんな形でやり始めたのが、墨田区の研修なのでした。
最初に交渉したこと。それは、20時間研修以外にチームで話すための時間を作ってくれ。ということ。これな、チャットを含めて、メチャクチャ功を奏しました。職員さんって真面目なので、時間を最初から持っていると、それに対して動いてくれるのよね(私は民間人なので、お客さんに価値があるならなんぼでも時間を使うのは当たり前だと思っていたが、これは盲点でした)。そのおかげて、各チームの仲もよくなるし、報告会の後は飲みに行ったりしてて良いなぁ、私を誘ってよと思うところでした。
組織って、フォーマルな形と、アンフォーマルな形がある。昔からよくいうように、アンフォーマルな組織の連携が、アウトプットに影響するってのはその通りなのよね、そこを作ってあげることが私の仕事・・・?なのかどうかは議論の余地があるけど、そこまでやるのですよ。
DXってのはね、UIやUXのデザインだけでは終わらないのですよ、組織まで変革してのものなのです、そこまでやることできるかな?
私ができることは、組織や社会のデザインぐらいなものかもしれんな。
価値を出すことって何か
めんどくさいので、区長さんの話を晒しちゃうぜ。
こんなこと、あり得る?こんなことやるようなことができることが、意味あることなのよね。
6つの班、興味深く、中身も指摘していることが現場の課題をテーマにしながら対応してもらっていた。区長も参考になった。
1回1回の研修が、区役所の将来につながっていく研修を継続してやっていく必要がある。
時代の流れでDXがあるということで、講師の支援やICT推進担当の事務力、参加者の想い、発表会に多くの人たちが来て、自分毎にしようという一連の研修を理想にして実施していくと墨田区はよくなっていくと感じた。
是非、他の課題についてもSDGsやシティプロモーションや職員課の研修もあるが、自分達の向上をすることを考える。
参加者が、どうやって所管に戻ったときに、この成果をどうやって実現するか、気づいたことを、お金をかけなくても変えられる点があるかを持ち帰り、係長・課長に相談するのがいいなと感じた。
DXに関しては、直近の課題で、区役所・市役所含めて善政競争という意味でしっかりと整えることがいい区役所になる。今日のレベルの中で、通常業務に活きていくといいと感じた。
発表したから終わりではなく、継続的に使われるDXになるように考えるといいと思う。
区民の利便性も、自分達の働き方が変わり、来庁しなくていい人が増えるのは突き詰めてやることはいい。便利になる分、自分達は本来業務にあたるの、本来業務はなんだろうか?面談しなくてよいときに、何が起こるのか?本来業務を見直して、最高の区役所になっていくことが必要になる。
こういうことを取り入れて、区民が区役所が変わった、使いやすくなったという感謝や、だけどそこに丁寧な親切な職員がいることを合わせることで、最強の区役所になると思った。
これをやるにあたって、仕事の見直し、毎日の業務の見直しをしてもらった。そこにプロとして仕事に精通していないと見直しと掘り起こし課題はわからない。それを知った上で、区民の課題を掘り起こす力も必要だし、サービスとして構築する力が必要である。区長も区民の悩みを日々聞いていて仕事の糧となっている。一連の研修の内容、サービスを構築するには、日頃の仕事を見直して整理することがよくできていたと思う。
ちょうど良い機会なので、若手から部長まで参加しているので、今日の研修の意義を午後に振り返ってもらい、自分の課も変わったことを話してもらいたい。
参加者には、本当に真剣に取り組んでいただいた。
なんのためにやるか
私は、なんのためにやるか、しっかり聞かせてもらえれば助ける。
でも、アリバイづくりのためなら私はやらない。
人生なんて意気に感じて価値がある人たちと一緒をしたいのだよ。
だからこそ、君たちは私とともにやりたいか?そこに、解決したいものはあるのか?
そこに、私は必要なものなのか?だからこそ、聞くぜ、死ぬ気でやる気があるかとな。
価値を出すって何かしっかり考えよう
泥臭くても良い、なんのためにやるか、本気でやろうぜ。