なぜデザイン思考が自治体で進まないか

デザインってそもそも何？

デザインの習熟度によるとこんな感じらしいよ。

Lv5 フレーミング　デザインは組織が持つ問題を再定義する
Lv4 問題解決　今ある問題を解決してデザインは新しい価値を生む
Lv3 機能とフォーム　デザインすることで物事がよくなる
Lv2 スタイル　デザインはカッコよさ
Lv1 デザインに興味なし　デザインの価値がわからない

みなさんが思っているデザインってなんですかね。
私は今見ているものを、もう一回再構築してフレームを見直そうぜが社会や組織をデザインすることだと思っているし、問題を正しく再定義できるならばそれをどんな形で解決するかという問題解決・課題解決だと思っていますよ。

入口としての表現も大事なんだが、それでは表面の課題しか解決できない。本質を考えるってところの力をつけることが大事なので、ベターを続ける、できるのであればベストにいかに近づくか。ベストはいつでも変わっていく、それに軌道チェンジできるか、それが意味があるのだ。

では、どこから始めたらいいの？

大事なのは問いを立てるではないのかね？
今のままでいいんだっけ、このやり方一番効率いいのかな？ってのをどれだけ普段考えていますか？
誰のためにやってるんでしたっけ？市民のため？市長のため？まさか、財政や上司にOKもらうため？誰のために仕事してますか？そして、それはどんな形で表現できているのでしたっけ。誰でも同じ形で見れるのでしたっけ？

やるのであれば、それに対して必要な見える化が必要でしょう。
それが、ビジョンの策定でもあるのだよね、頑張っているかいその領域で。
語るために見せるものってありますか？オープンデータでもいい、ダッシュボードでもいい。
それこそが、合意形成をするための素材であろう。
それをどうやって伝わること・ゴールに資する表現をするかがデザインでもあるわけだ。

どこから始めたらいいではない、あなたはプロジェクトをなぜやりたいかなのだ。
そのプロジェクトで、何を価値で出すか。それをちゃんと明言できるか。
言語化もデザインと一緒にやるべきこと、人に伝わるビジョンと進め方になっておるかね？

デザインとはってことになるが

それで進められるか。それができるか大事なことなのです。
変わることを恐れるのではなく、楽しもうではないか。価値を出すことがアウトプットだけれども、そこからその次に行けることがアウトカム。止まっているだけならば思考停止なので、それを手伝えることを考えよう。

上位のレイヤになれば、デザインは問題解決して価値を変えていくこと。さらに言えば、今のままでいいかを考えて変えていけるか。それがフレームを変えるということ、そここそ大事。そういうずらせることを気がつけることが面白いことなのだよ。社会をデザインしてみよう、地域にいるからこそそれを観察しながらやるのだ。そこにこそ本質と展開するべきところがあるんだよ。

人真似ではデザインはできない

人真似だけなら、AIでもいい時代が時期に来る、だからこそ考えて検討して突き抜ける、それを人はやるのだわな。いいことを真似たいのはわかる。でも、それって、本当に同じ状況で適するものなのか？少なくても少しでも事情が違うならば、応用することしなければなるまいよ。それこそが、力をどこに使うかということだ。

志、どこに使うというのかね？単なるコピーに消費するのかね？
それを持ってデザイン思考というのか。
誰の市民の観察をしているというのか。
だからこそ、自分達の地域やろ？ちゃんと一緒にやろうぜ。
いいことだけいうことは私はしない。一緒に進もう。