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NPO向けのICT/DX人材育成
ICT人材育成講座を開催
「今さら聞けないICTやDX ~なぜNPOにも必要なの?~」というタイトルで、ふじのくにNPO活動支援センターさんで、NPO向けの講座を開催しました。
なぜ、NPO向けの講座なのか?
自治体向けの研修をする会社なのかと思われがちですが、シビックテック・ラボの定款では「市民協働、市民活動、公民連携に資する研究及びデータ作成、システム開発事業」「市民協働、市民活動、公民連携に資する団体の教育及び中間支援事業」というのがあり、NPOさんや社福法人さん向けにICTやDXの教育や、活用することに対しての中間支援すること自体も会社がすべき対象だからです。
ちなみに、シビックテック・ラボでは、NPO法人POPOLOさんの生活困窮者ナビや、ふくおかNPOセンターさんのHappyぼうさいプロジェクトの中のシングルマザーが避難所でどのような困りごとがあるかをモニターを募ってLINE Botで検証するお手伝いをしたりしております。そのほかにも、社協さんや障害介助施設の支援にも取り組んでおり、そのような支援の中で培ったものを他の皆さんとも共有と先に進むためのエンジンにできればいいなと思っています。
依頼されたことは何?
これは非常にシンプルで、ツールの使い方講座ではなくて、なぜ、今、NPOにもICTやDXが必要なのかということを伝えてほしいということでした。
自治体さん向けにも同じですが、私は「なぜ」から始めようということを説いているのでまさにドンピシャのお話だったわけです。
私も、いくつかのNPOさんのICTやDXの支援をしているところで、自治体だけではなくもっと地域と連携しながら課題解決+価値創造をしたいなと思っていたところでもあったので、地元から依頼がきたのはちょうど良いタイミングなのでした。
アジェンダはこんな感じ
ICTのお話
DXとは
NPOにも使えるICT活用やDX推進
ICTやDXが取り巻く未来の社会やNPO
自分たちだけでは改革できない?
結構オーソドックスなテーマでしょ?
研修後のアンケート結果もみてみるとこのような結果です。
1、理解度:「はい」88.9%、「いいえ」11.1%
2、業務に活かせる要素:「はい」77.8%、「いいえ」11.1%、「未回答」11.1%
なんていう形で、この手の研修としては理解が進められたのでは?と思います。ぶっちゃけ、どんな研修やセミナーしても変わりたいと思ってない人は変わらないし、自分がほしいと思った情報では無かったという人はいるので。
研修の際にも、ツールを覚えることではなくて、まずはそれが何か知ることが大事であることを説いたので、「デジタルの仕組について深く知ることよりも、その力をどう使ってコミュニケーションにつなげていくかが重要だということに気づけました。」「NPOへの導入事例も含めたICTやDXの解説で、とてもわかりやすかったです。「カタカナだから理解できないのでなく、新しい概念だから理解にしにくい」「効率化を進めるためのものというよりも、サービスの価値を高めるもの」という説明にしっくりしました。」なんていう前向きなお話も出てきたので非常に良かったと思います。
グラレコはこれ
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NPOさんも手伝いますよ
自治体だけが地域で活動しているわけではない、多くのNPOや市民活動がある。そういう方々がビジョンを持ってやりたいことがあるのであれば、私は手伝おう。なので、コスト削減とか効率化だけの話ではなく、変えていく話や価値を出していく話であればいくらでもやれることはあると思うので、そういう話をぜひ持ってきてね。
NPOだからやれない、できないなんてことはありません。
まずは、その思い込みから脱出して、令和の今、やることをもう一度一緒に考えてみましょうよ。そこから新しい価値に繋がればやる意味がある。