久しぶりのキャリコンロープレ

久々に独り言を書きます。

いつも一緒に活動しているキャリアコンサルタント仲間との勉強会。
今日は久しぶりにキャリアカウンセリングのロールプレイングをやろうということで集合。
ロープレといっても、相談者役はキャリアコンサルタントではないごく普通の31歳会社員。
これって、ロープレではなくガチのキャリアカウンセリングじゃね・・・と思いながら久しぶりに人前でのカウンセリングでした。
相談内容は、「この先何がしたいかわからない」というごく普通の誰にでもあるモヤモヤ。
どんな仕事?仕事をしていて楽しいと思うことは?どんな働き方に魅力を感じる?仕事以外で楽しいと思うことは?など、丁寧に聴きながら一緒に考えていきます。
問いかけていく過程で、ふと考え込んだ彼。
「なんでサッカーが好きなんだっけ?」
そうそう、そこも大事。「キャリア」は仕事のことだけではないんです。
仕事と好きなこと、言い換えればワークとライフは別々ではなく、つながっているはず。
仕事でやりたいことが今見つからなくても、今の仕事をどう楽しむか、楽しめるためにはどうするか?それには普段の生活の中で自分が大切にしていることが何なのかを見つめ直すことも大切なことだと思います。
これからどうするのか、どんな選択をするにしろ自分の価値観を見つめ直すことがはじめの一歩かなと、そんなことを感じた久しぶりのキャリコンロープレでした。

さて、そんな一日の終わりに注文していた本「だから僕たちは組織をかえていける~やる気に満ちた優しいチームの作り方~」が届きました。
「やさしいチーム」と言われると24時間戦え!というTVCMの曲をやけくそで歌っていた世代から言わせると「そんなんで目標達成できるわけないじゃろ!」となるかもしれませんが、そんな20世紀の成長エンジンはほぼオワコンとなっているのです。
この30年、ソビエト連邦崩壊に始まり、リーマンショック、コロナ禍と大きな世界の転機が起きるなか、私たちはデジタルシフト、ソーシャルシフト、ライフシフトと3つのパラダイムシフトを経験しています。
しかし、それらのパラダイムシフトが起きているにも関わらず、いまだ24時間戦う働き方を引きずっている我々50代、これからどんなキャリアを描いていくか、いい加減立ち止まって振り返ってみては?と思うのです。

今日のキャリコンの話に戻ります。
もしもキャリコンになる前の自分が、今日のような相談をされたら「四の五の言わずやることやればいいじゃん」「やりたいこと見つけられないなんて甘えたこと言うなよ」「やりたいことはそのうち見つかるよ」など叱咤激励?やアドバイスに走ってしまったでしょう。
キャリコンはアドバイスよりも本人がどう思うか言語化することに重点を置きます。
なぜなら「答えは自分の中にある」からです。
そして、相談者だけでなく同時に私自身も答えを探している_のだと思います。

ハイボールを飲みつつ今日の振り返り・・・でした



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