世宗学堂と韓国語講座と学美神戸展と文学フリマ大阪とバイブスと
7日、世宗学堂の韓国語教室初日。時間ぎりぎりに到着。受講生3名。平日働いているのは私だけのよう。なんとかつづけていきたい。終了後、急いで阪急梅田から王子公園駅へ。在日朝鮮学生美術展 神戸展。今回も良作揃い。「押し寄せる」などは私も好きなゲルハルト・リヒターを思わせる手法で、これからの創作が楽しみ。すくない知識でこんなこと書くのもどうかとは思いますが。1時間足らずしか時間がなかったのでゆっくりはできなかったが、いい時間を過ごせたと思いますよ。
8日、いよいよ文学フリマ大阪当日。30分ほど早めに着いたところ、入らせてもらえることになっていて、入場。もうひとり来ることになっている人はちゃんと入場時間11時というのを守ってやってくるのだろうと思い、かといってひとりで完成させてしまうと、新しく入ってこられたかたに対して変な圧をかけてしまうことになりかねないのでゆっくり作業していたはずが、11時までにほぼ終わってしまった。慣れって怖い。
12時から一般開場。左隣の『別冊 關學文藝』ブースにおられた白鴉OG氏に一部お買い求めいただく。右隣の『せる』ブースにもだいぶお久しぶりのかたがおられたが、こちらのことなどすっかり忘れているだろうと、こちらからも何も言わず。吉村萬壱ファンのかたがふたり来られたが、ひとりは吉村氏が褒めていたということで気になっていたらしい私の作品を目当てにこられた、吉本で芸人をされているというかた。その場では存じあげなかったものの、後日調べると西山工務店というかただとわかった。だいぶひさしぶりにサインを求められた。日付書くの忘れてたな。youtubeもされておられる。もうひとりは13時になって(ちなみにこの1時間で10冊売れました。奇跡)私とペアの人物が交代してから来られて、私が吉村氏なのではないかと言ってこられ、違いますよ、と彼のおられる、なかむらあゆみ氏のブース番号を案内した。ついでに34号をお買いあげいただき、あまりの安さに驚愕していた。吉村萬壱効果、すごい。せっかくなので過去に撮った彼との自撮りもリンクしておこう。閲覧注意。私をめがけて来ていただいたかたはほかにも多数おられたが、中でも32、33、34号すべて買っていかれたかたから名刺をいただき私もtwitter上でちょくちょくお見かけしていたアカウントのかただったのでその時点ですでに驚きだったのだが、じつはその人の裏アカと相互フォローしていると知らされた。私はまだネット黎明期の気分が抜け切れていないなとなんとなく思った。
白鴉ブースを離脱してからは、会場の反対側の壁際にブースのあった古井フラ氏のもとへ挨拶へ行き、なかむらあゆみ氏と吉村萬壱氏へ挨拶に行き、『反省しない犬』vol.4の委託販売を任されている両目洞窟人間氏のブースでご本人の著作を購入。『カム』ブースで某氏とすこし話す。
15時に会場を完全離脱。いったん帰宅したあと、台風で東京へ行けなかった腹いせで予約した宝塚のホテルへ向かったのでした。ちなみに今回は瀧波ユカリ氏は来られてなかった模様。
振り返って、今回の文学フリマは個人的にとても楽しいものであったし、有意義なものであったなと。『白鴉』をお買いあげいただいたかたや私の作ったフライヤーを手に取っていただいたかた、ほんとうにありがとうございました。それにしても前回も思ったけど、やはり文学フリマは大阪会場がいちばんバイブス合うな。
『反省しない犬』vol.4ですが、近いうちに発行者による通販が行なわれる予定なのだそうで、はじまり次第、twitterアカウントにてお知らせいたします。
あと、『白鴉』34号も私の手もとに10冊残っており、お知らせいただいたかたには頒価500円+送料手間賃200円で通販致します。よろしくお願いします。10冊を超えると補充などの関係で若干遅くなってしまいますが。ということなんですよ。
さいきん読み終えた本
中塚明『これだけは知っておきたい 日本と韓国・朝鮮の歴史【増補改訂版】』(高文研)
斎藤真理子『隣の国の人々と出会う──韓国語と日本語のあいだ』(創元社)
さいきん観た展覧会
「在日朝鮮学生美術展 神戸展」(兵庫県立美術館王子分館 原田の森ギャラリー)
投げ銭はかならず創作の糧にさせていただきます。よろしくお願いします。