白鴉例会と豚キムチとウェルギリウスとブロッホと「ROCK U !」と「アルプススタンドのはしの方」と

 27日、白鴉例会。3作。34号の掲載作品はどうやら白鴉史上最多になるだろう。目次のレイアウトが大変だなあ。さすがに2ページ使ったほうがいいな。
 終了後、韓国料理。多方面より実力を認められている書き手にこれ以上の努力はやめるよう説得を試みるも失敗。豚キムチが超絶美味かった。人は各自それぞれのステージでそれぞれのやりかたで力を尽くせばいい、ということを「うまれるところ」で書いた記憶がある

 7日の更新以来、なんとなく更新する気になれずにいたら、PCへ向かうまで書こうと思っていたことをすべて忘れてしまった。とりあえず前の記事を眺めていたら、さいきんの拙作のうち長いものはどれかが気になり、やはり「うまれるところ」とおなじく、いつも以上がんばったら無視されたでおなじみの「アゴアク」だろうと、枚数を確認したところ127枚であった。
 そして34号に掲載予定の作品ができあがっているつもりだったものの、もう一本エピソードを追加しようという気になったのだった。

 今年に入ってなんだかんだで7冊本を読めているが、ここに来て600頁越えのウェルギリウス『アエネーイス』とブロッホ『夢遊の人々(上)』を同時に読みはじめ、冊数ゼロになりがちな2月をどう乗り切るか。『夢遊の人々』は再読だが、解説を読んでいろいろと忘れていたことを思い出せてよかった。カール・クラウスの雑誌に投稿していたりとか。本格的に書きはじめたのが40代からとか。
 『夢遊の人々』読み終えたら本来の目的である『ウェルギリウスの死』も再読するし、この際積んでる『誘惑者』読んで、ほかになんか一冊あったはずなんで読もうかなと考えていることは考えている。

前の記事にで紹介していた「ROCK U!」がyoutubeで観られるということで観た。鶴見商業高校です。映画にもなった「アルプススタンドのはしの方」もありました。東播磨高等学校です。


さいきん読み終えた本
ヘンリック・イプセン『ヘッダ・ガブラー』(論創社)
ヘンリック・イプセン『ペール・ギュント』(論創社)
ヨン・フォッセ『だれか、来る』(白水社)
尹健次『「在日」を考える』(平凡社ライブラリー)
ウェルギリウス『牧歌/農耕詩』(京都大学学術出版会)

さいきん観た映画
『葬送のカーネーション』(ベキル・ビュルビュル)シネ・リーブル梅田
『コンクリート・ユートピア』(オム・テファ)シネマート心斎橋
『ファースト・カウ』(ケリー・ライカート)シネ・リーブル梅田
『カラオケ行こ!』(山下敦弘)TOHOシネマズ梅田アネックス
『ビヨンド・ユートピア──脱北』(マドレーヌ・ギャヴィン)第七藝術劇場


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藤本紘士
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