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金(GOLD)についての豆知識?
今回も「笑わせるセールスマン」ではなく「超真面目なセールスマン」です。
ボケ・ツッコミは無く、金についての真面目な豆知識を展開します!
投稿してすぐに「めちゃくちゃ興味あって後で読みたい記事。」に追加されました。
某★大手家電量販店Tenchoさんマガジン追加、有難うございます。
🌈金の表記の仕方
女性の多くはご存じなのかなとは思いますが、金の表記で24金とかK24とか24Kとか純金とか999.9などの表記が有ります。
24金という言い方だと、18金とか14金とか10金など聞くことも有るかと思います。
私が若い時などは9金とかも有ったのですが、最近は無くなってしまったのかな?
それはさておき、金は24分率という特殊な基準で表現されています。
24分割して、その中に純金が含まれる割合とでも言えば良いのでしょうか、24/24だと、24金となります。
18金の場合は、18/24になりますので、金が75%、銀や銅やニッケルなどが残りの25%に含まれていると考えてください。
14金なら、14/24ですので58.333%が金
10金なら、10/24ですので41.667%が金
という感じになります。
数値が小さい方が金の含有量が少ないとでも思ってください。
金は非常に柔らかく、酸やアルカリにも強い事はご存じかと思います。
中学の理科で王水(硝酸1塩酸3)で若干溶けるというのは習いました。
その他うがい薬にも使われているヨウ素でも溶けるようなのですが、非常に安定した金属としても知られています。
サビたり腐食したりもしないし、金属アレルギーを起こしづらい素材ですから指輪などを含めた装飾品としても使われます。
K24と24Kは、同じく24分率の表記となりますが、日本製だとK24、海外製だと24Kと表記されます。
K24と24Kは同じかと言うと微妙に違い、日本の金は限りなく99.99%が金なのですが、海外の金はそこまで純度は高くないとのこと、K24>24Kだという事は理解しておいてください。
その他、純金も999.9も24金と同じような意味で使われています。
非常に柔らかい金属だというのもご存じなのかと思いますが、24金の指輪は傷つきやすいことも有り、18金以下が結構使われます。
混ぜる金属によって、ピンクゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールドとも呼ばれます。
他の金属を混ぜることによって硬さが増し、丈夫になります。
反面、金属としての安定度も下がりますので、下がれば下がるほど酸化・腐食、金属アレルギーなども出始めることは理解しておいてください。
🌈白金やプラチナは違います
ホワイトゴールドという言葉が出て来たので、一応解説しておきますが、白金やプラチナも金かというと違います。
GOLDが原子記号でAuですが、白金とプラチナはPtです。
白金も金と同じく安定した金属ですので、婚約指輪や結婚指輪などにもよく使われます。
ただし、金と違って24分率ではなく1,000分率が使われるのが通常とのこと。
歴史が古い金と違って、銀や白金は100分率が出来た後の改良された1,000分率を使用されているようなので、金は大昔から価値が有るものとして使われていたというのもこの辺りから分かります。
個人的には白金がすごく好きですし、地球上に存在する白金は1万6千トンと言われていますが、金は20万数千トンと言われているので、白金の方が断然に希少価値が有ります。
今はg辺りの金の価格の方が高騰していますが、昔は若干白金の方が高かったのを覚えています。
ですが、全て掘り起こされてしまうのも時間の問題ですし、そうなったら再生した白金しか使われなくなるので、子孫には白金を残したいと微妙に思ってたりします。
🌈金と白金はめちゃ重い
金の延べ棒30Kgを持ったことが有ります。
が、持ち上がりませんでした。
私は米俵30Kgを抱えて1Km先まで運んだりもしていましたし、ビール2ダースを一挙に積んだりもしていましたので、30Kgくらい平気と思っていましたが、脳が錯覚を起こします。
鉄くらいの重さという感覚で持つとしても、脳がセーブしてしまうのか全く持ち上がらないのです。
水の比重を1とした場合に、鉄の比重はというと7.874、金は19.32です。
1ℓの水は1Kgですので、同量の鉄は7.874Kgだと思ってください。
それが金なら19.32Kgにもなります。
鉄に比べても2.45倍以上重たいので、鉄の重さを想像して持とうとしたら、持ち上がらないのも当たり前と思えば当たり前なのです。
ちなみに金の延べ棒は30Kgだとしたら、1.5ℓのペットボトルくらいしか無いのは分かると思います。
チョット驚くかとは思いますが白金は21.45もあります。
他にも比重の高い金属は有りますが、身近な金属の中では一番重いんじゃないかな。
ちなみに身近な金属として、
水銀 13.54
鉛 11.35
銀 10.50
銅 8.96
亜鉛 7.13
チタン 4.54
カルシウム 1.55
アルミニウム 2.6989
埋蔵量が多いのは鉄よりもアルミニウムです。酸素、ケイ素に続いての第3位。
鉄は第4位です。
チタンは希少金属と思われがちですが、水素(9位)の次で第10位です。
ゴルフクラブなど何故高いのかというとほぼ加工費だと思ってください。
金属自体にそこまでの価値は有りません。もっと技術が進めば安くなります。
🌈電気伝導率について
電気が通りやすい金属として、上位から4つとニクロムを記載しています。
この数値は気温0度の際の数値となり、数値が低いほど伝導率が高くロスが少ないと思ってください。逆に高ければ高いほど熱くなりロスが大きくなります。
銀 1.47
銅 1.55
金 2.05
アルミニウム 2.50
ニクロム 107.3
電線に一番適しているのは銀です。
その昔電線に銀が使われたことも有ったようですが、盗まれたという経緯もあり、銅線に変りました。今は銅線を盗む奴もいますが
コンピュータの回路などには、昔金が使われていました。
回路がどんどん小さくなって伸びる金が使われたというのが理由となりますが、銅に比べて抵抗が高いので熱が出ます。
技術力の向上によって、銅が使われるようになり、金がそれほど使われることが無くなりました。
昔のPCなど金が使われていましたので、宝の山でも有りました。
ちなみにニクロム線という言葉は今でも使うのかな。
理科の実験室などで温める奴にニクロム線に電気を通電させると橙色になって発熱する金属です。
上記の伝導率を見て頂ければ分かりますが、異常に高いのが分かります。
熱が出るのもうなづけます。
🌈金は柔らかく伸びまくる
金は叩くと思い切り伸びます。
金箔が良い例ですが、2gで畳一畳分の金箔になります。
金箔は純金と思われがちですが、純金だと思うように伸びないので、微量の銀と銅も混ぜられていますとのこと。ごく微量です。
金は酸にも強いため、食べたところで消化されずに出てきます。
一応栄養素としては有りませんが、効能としては有りそうです。定かでは有りませんが。
・肌のバリア機能を修復する
・殺菌作用がある
・血行を促進し代謝を良くする
これらの効能は、金から出されるマイナスイオンが体内に入ることで、血液やリンパの流れがよくなり、新陳代謝もアップすると考えられています。
また、金箔から出るイオンが肌の新陳代謝を促して、美肌効果が期待できるとも言われています。
さらに、金箔を飲むことでリラックス効果やヒーリング効果もあるとされ、幸せな気分になれるというメンタル面での効果もあります。
ただし、金属アレルギーのある人が金箔を飲むと、まれにアレルギー反応が出ることもありますので、注意が必要です。
昔金線を作る製造工程を見たことが有りますが、延べ棒から伸ばしていき、今度は小さい穴を通して、更に小さい穴を通してを繰り返して行ってどんどん細長い線にしていきました。
溶かした金をそのまま線にしている訳では有りません。結構気の長い工程を経て超細い金線が出来るようです。
中々見学できるような場所でもないので、へぇと思えるところも多く面白いです。
🌈有事の金と言われています
金は有事の金とも呼ばれています。
金に関わるシステムに携わった際に先輩からこんこんと説明されました。
とりあえず、語源なども含めてBing Chatに回答して頂くこととします。
「有事の金」とは、非常事態が起こった時でも、金(Gold)なら安心という意味です。
この言葉は、戦争や大規模災害などの非常事態が起こることを指します。
語源については、1970年代に生まれた言葉です。
当時、資本主義のアメリカ合衆国と社会主義のソビエト連邦(現在のロシア)は激しい対立関係(冷戦状態)で、人々は戦争へ発展することへの不安を抱えていました。
もし戦争状態となった場合、株式や現金などの金融資産は価値が暴落する恐れもあります。
しかし、金などの現物資産ならば無価値になることはないため、金への買いが進みました。
このような時代的背景から非常時の備えとしての「有事の金」という言葉が生まれ、社会情勢が不安視されている時は「有事の金買い」がよくされるようになりました。
金が安全資産といわれる理由は、金が持つ特性によるものです。金は世界共通で価値が変わらない、安全性や信用性が高い、そしてインフレに備えられるという特性を持っています。
また、金は採掘量が限られていて希少性が高いことから、今後の需要も見込まれています。
これらの特性により、金は有事の際に価値が上昇する傾向にあります。
したがって、金は「有事の金」として在り続けることでしょう。
ただし、金に投資する際には、投資資産として利息・配当がない、現物は紛失・盗難のリスクがあるというデメリットも考慮する必要があります。
これらの情報を参考に、金の購入・売却は価格相場を見て、慎重に検討することが重要です。
金は何処に埋蔵されているかなどは大半調査されつくしていますので、埋蔵量も予測されています。
日本にも色んな金山が有り、今でも産出されていますが、金が含まれる土は盗まれることが殆ど有りません。
理由は金を精製するには、金の価値以上のコストが掛かるからです。
平均値だと1トンの土の中に3~5g程度しか有りません。
現存する日本の鹿児島にある「菱刈鉱山」では20gが産出されたという話も有りますが、普通の方がこの土を持ち帰ったとして、金だけを抽出するにはどれだけの金が掛かるかは分かりかねます。
それくらい希少価値が有ります。
実際には海水の中にも含まれているらしく、精製が出来るのであれば金の価値が一変するとも言われています。
その総量は50億トンらしいのですが、ただ、1トンあたりに換算すると1mgと余りにも含有量が少ないので、採算は取れません。
今現在(2024年4月)の金の価格は13,000円/gです。
今から30年ほど前までは1,200円~2,000円/gくらいだったのでかなり高騰しました。
特にリーマンショックやコロナ過などでは高騰しましたし、戦争なども起きれば高騰します。
日本の場合は、現在どんどん円安になっているのも原因の一つだとは思います。
🌈さいごに
元々持っていた金の知識と、少しネットからも情報を集め記事とさせて頂きました。
鉄の様に至る所で使われている訳では有りませんが、金について少しでも知識が共有できればと思い、まとめさせていただきました。
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最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
記事が気に入った方はスキやコメントを頂ければ幸いです。
下記は、笑わせるセールスマンのサイトマップです。
自己紹介やサイトマップも記載しています。
是非、ご覧ください。
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