ようやるわ。の話。
実は私、SNSで暮らしにまつわることやコスメ、お金、子育てなどリアルな情報を知ることができて、役に立ったり共感したり安心したりができると同時に「ようやるわ。」と思うことも少なくないです…。
「ようやるわ。」というのはなんだか良くない言い方のような気もする(あと藤井風の歌にありそう)のでもう少し柔らかく言えば「すごいなぁ、ここまでよくできるなぁ。」という違和感。
でもそれは自分の価値観の重きをおくところがそこにないとか、できる環境にいないからそうなので、それはそれ。と割りきる。
でもそういう情報源ばかり見ていると「皆、そうなの?」という錯覚に陥って自分の感覚がわからなくなるので気をつけないといけないなと思っています。
私は誕生日や季節の行事を彩ることに、仕事として携わらせて頂くこともあったり、親としてやることもあったり、親でも仕事でもなく自分だけの楽しさでやることもあったりする。
そんないろいろな立場で携わっている中で、「行事やお祝いのハウツー」を発信するときに感じているのは手作り神話のようなものに加担しないように心がけようということ。
離乳食含む食事も「手作りだけがすべてじゃない」という考え方も広まっているし、ぜーんぶ親がやりましょうという時代でもないと思っていて。すべての人ができる環境にいないことも痛感しています。
ということで誕生日や季節の行事を盛大に楽しんだりお祝いしたり、凝ったことをしたりするのを、「みんなやろうぜ!!!」とは思っていません。
お祝いは相手の喜ぶ顔が見られてうれしいならやる。
季節行事も楽しくできるなら心が潤う。
いまは100円ショップで行事のアイテムも簡単に手に入る時代。
節分は鬼のお面ひとつあるだけでも十分。
こどもと一緒にやることやお祝いや行事を楽しむことは楽しい時間でもあるけれど大変な時間でもあります。
良かれと思ってやってみたら、見事に全然こどもにヒットしない(涙)
逆にこちらが下準備で疲れてしまってわけがわからなくなる とか。
親も人間だから得意なこともあれば
得意じゃないことがある。
子どもが生まれたからって
当たり前にできることばかりじゃない。
工作や裁縫が好きな人。苦手な人。買えばOKと思う人。
料理が苦じゃない人。料理ができない人。楽しくない人。
身体を動かすことが好きな人。身体を思うように動かせない人。
写真を撮るのが好きな人。ファッションにこだわりを持って楽しめる人。
好きなことがあってもその他に優先してやらなければいけないことがあればできないこともあるし。
たぶん私は、こどもの節目や行事を楽しむことが楽しい人。それを発信するのも楽しい人、なんだと思う。
(逆になんでもない日常の方は楽しむというよりもなんだかいつの間にか過ぎている。でもそれが一番ありがたいことで愛すべきものという思いもずーっと持っている)
なので発信するときは、「もし楽しかったらでいいんだけど、やってみたらいいかも!」「興味があったら一緒に!」という感覚で取り組みたいなぁといつも思っています🐫
harenohi_factory インスタグラム
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?