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コドモが和菓子に出会うイベントを実現できた話②
6月16日 「和菓子の日」当日
和菓子と飲みものを全て調達し終わり、資材を段ボールとスーツケースに詰め込みいざ会場へ。会場としてお借りしたのは岡山駅からほど近い、ライフスタイルショップhamonが運営されている2階にあるレンタルスペース。
おそらく古民家を改装して店舗として使われているのだと思いますが2階もなんとなく襖や欄間の面影があり、和室の雰囲気が残りつつもシンプルなレイアウトと什器で、小さなキッズスペースもあり、コドモと和菓子というテーマにぴったりだなと!
対応下さった店主のおかみさんも柔らかい雰囲気で、数回レイアウトのことや使用時のことを相談しましたが快くお話を聞いてくださり本当に素敵な場所でした。
和菓子にまつわる絵本とプログラム
約30年、絵本の読み聞かせや文庫活動、絵本やお話にまつわる活動をされている「文庫えぱみなんだす」さんにご依頼し、前半は和菓子にまつわる絵本の読み聞かせやストーリーテリング、仕掛けのある話、サイレントシンギングを楽しみました。全て和菓子にまつわることをテーマに!
和菓子には欠かせないあずきの話、和菓子の魅力について、大人への和菓子本の紹介もありました。
こどもたちから言えばおばあちゃん世代な「文庫えぱみなんだす」さん。ほっとするような雰囲気と約30年のキャリアで引出しと対応力が素晴らしく盛り上がりもあり、お呼びできて本当に良かった。プライバシー上載せられない方もいるのでここには控えますが、こどもたちの表情も本当に良かった。
和菓子のラインナップ
6月16日にちなんで16種の嘉祥和菓子を食べるとか、1+6=7で7種の嘉祥和菓子を食べるとか諸説あるようですが今回は7種の日本各地から用意した和菓子をスタイリングと共に味わって頂きました。
見せ方、デザインでモノの魅力は半減もするし何倍にもなると思っているので、色、什器、置き方にはこだわりました。
和菓子を日本の古き良き伝統的な雰囲気に見せるというより、ちょっとポップで幾何学的でというカジュアルさと和のテイストの融合をイメージしました。
和菓子は和菓子の歴史で江戸時代の参勤交代制度をきっかけに国内の交流がさかんになり日本各地の和菓子が行きかうようになった、ということを知って、47都道府県とはいきませんが、地元岡山を中心に国内の各地のものを選びました。
それぞれの和菓子を選んだ背景はインスタグラムに載せたので興味のある方はご覧いただければと思います。
和菓子にハマるきっかけになった「今八ふたわ」さんの「氷もち」見た目はアイス、食べるとモチモチの葛もち。味を選んで決める為のアクティビティは「ワガシンケイジャク」和菓子の神経衰弱です。1~9歳までの子どもがそれぞれの楽しさを見いだせることを目的に、ペットボトルのキャップに和菓子のシールを貼って、神経衰弱を。
uchuwagashiの落雁は見立て遊びのアクティビティにも使わせていただきました。
細かいけどラベルや水引ピックなんかも作ってオリジナル感や日本の文化を取り入れたり。
和菓子に添えた焼き印風の木のプレートはヒノキの端材です。岡山はヒノキの有数の産地ということもあり、地元の良さを取り入れました。
壁面装飾は、和菓子の菓子見本帳をイメージして、大福や羊羹のデザインを表現しています。
梅雨入り前で天候にも恵まれ、本当に開催できてホッとしています。
和のテイストや日本のモノや文化を大事にしていきたいと思っているので
これからも自分なりに活動出来たらいいなと考えています。
こどもたちの心のベースに少しでも何か残せたら(楽しかった、だけの記憶でもいい)いいなと思います。
勇気をだして一歩踏み出せたことが少し自信になったように思います。
関わってくださった方、参加くださった方、本当にありがとうございました。
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