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浅野綾花さんに質問

ふしぎな額縁とちいさな版画展の会期がとうとう残り2日になりました。

企画展に合わせて作家さんへいくつか質問させていただきました。第4回目は銅版画家の浅野綾花さんです。


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・簡単な自己紹介をお願いします

静岡県出身の父と岩手県出身の母から生まれ、静岡市内で18歳まで育ち、関西での生活が17年目の銅版画作家です。


・銅版画を始めたきっかけは?

大阪芸術大学で銅版画に出会い、山本善一郎先生にお酒と友達と制作を楽しむことを学びました。


・作品制作をするときに心がけていること、気を付けていることは?

なるべく自然に降ってわいた感情や目にとまったものを、そのまま生かすことです。


・銅版画制作で好きな作業は何ですか?

銅版画は凹版刷り、凸版刷りどちらも可能です。そのため刷り方、刷る色、刷る洋紙や和紙をそれぞれ試し刷りしながら決めていく時、作品の表情を何通りも味わえるので、贅沢な時間だと感じています。


・どんな時に作品のアイディアがわきますか?

昔は人物のドキュメンタリー番組を見ている時や、音楽を聴いている時、心がざわついた時だったのですが、最近は庭いっぱいに広がった草でもときめくようになり、より身近で小さなものがモチーフにつながっています。


・自分がどんな人かひとことで言うと

現実的な乙女(一応乙女座でもあります)。


・今叶えたいこと、目標などありますか?

今は制作と生活を一つにすることが目標です。窯元に器を買いに行くように、お客さんが銅版画作品を買いに来れる自宅兼スタジオを作りたいです。


・最後にひとこと。みなさんへメッセージなど

えりちゃんの素敵な額をきっかけに、版画作品を観ていただいて、そしてインタビューも読んでいただきありがとうございました。制作を続けているとこんな出会いもあり、これからまたどこかで、お互いの良さをもらい合えるようがんばっていきたいです。


浅野綾花さんのインスタグラム 、通販サイトはこちらから

asanoayakato.stores.jp


ふしぎな額縁とちいさな版画展は9月15日(火)まで甲子園のギャラリーアライさんで開催です♪

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