英語が下手くそなのに英語を使う仕事に就いた話。その理由。
こんにちは。
さっそくですが、タイトルの通り
私は英語が下手なのに英語を使う仕事に就職しました。
具体的に今の仕事はというと、
バイリンガルプリスクールで保育士をしています。
今回は
なぜ英語に自信がないのに英語を使う仕事をしようと思ったのか、
についてお話ししたいと思います。
■現在の仕事に至るまでのざっくりとした流れ
大学のときにアルバイトで保育補助を経験したことがきっかけで、
卒業後に国試で保育士の資格を取得。
その後32歳まで保育とは全く違う仕事をしていましたが、
英語の勉強をはじめたことがきっかけで英語×保育という道があることを知り、
バイリンガルプリスクールに就職。
■そもそも英語の勉強をはじめたきっかけ
もともと学生時代から英語が好きで成績も良かったのですが
実際に会話するとなると全然だめで、
英語が好きなのに会話ができない、ということがコンプレックスでした。
そこをなんとか克服するため、
31歳のときに英会話に特化した勉強を始めよう!と決意しました。
◎英会話教室に通い始める
最初はまず格安の英会話教室に通い始め、
週一のペースでレッスンを受けていました。
最初の半年くらいは
絶対に英語ペラペラになってやるぞーー💪🏻🔥🔥
とやる気に満ち溢れていて、
毎日楽しく勉強していたのを覚えています。
ところが半年を過ぎたあたりから、
最初は一日3〜4時間勉強していたのが
徐々に2時間、1時間と減っていき、
レッスンも2週に1回になり...
そのうちやらない日も出てくるようになり
やっても一日30分程度、
というようにどんどん勉強する時間が減っていきました。
◎徐々に楽しくなくなる
理由は、単純に勉強がしんどかったからです。
なぜしんどくなってしまったかというと、
思っていた以上に英語力が伸びなかったからです。
毎日一生懸命勉強しているのに、いつまでたっても
自分の言いたいことを言えるようにならない。
勉強しても勉強しても、まだ知らない言葉や表現のほうが圧倒的に多いので
なんだかクラクラしてくる...
リスニングはもともととても苦手だったので大変苦戦していて、
YouTubeでシャドーイングをしながら
全然うまくできなくて泣きたくなる気持ちを押し殺して何度も何度もトライして、
それでも映画やドラマのセリフは全く聞き取ることができない。
勉強すればするほど自分がどれだけ英語ができないかを
思い知らされる日々で、
もうすぐ勉強をはじめて1年、という頃には
もう全然楽しいと思えなくなっていました。
今になってみれば
1年で英語を習得!なんてあり得ないとわかるのですが
当時の私は1年あれば「日常会話程度」と言われるくらいのレベルにはなると思い込んでいたので、
理想と現実のギャップに絶望してしまいました😔
◎モチベーションの維持、という課題
もう勉強が辛いし、やってもやっても伸びている実感がないからやめたい。
でも、せっかく始めたんだし
自分が納得いくレベルになるまで続けたい!
という矛盾した気持ちの間でずっとモヤモヤしていました。
そして、私はある大きなことに気づきました。
勉強していて私が一番感じていたこと、それは
「こんなに辛いうえに、一体なんのためにやっているのかわからない」
ということでした。
最初は
英語喋れたらかっこいい😙という
一番ありがちなしょーもない理由ではじめました。
でもやはりそれは
辛い勉強を長く続けていくためのモチベーションとしては弱すぎるんですよね。
なので
モチベーションを維持するためのなにかが必要だ、とここでようやく気づきました。
私がすぐに思いついたのは、
英語を仕事にすることでした。
仕事にしてしまえば逃げられない、
もうやるしかないのできっと勉強を続けられるはずだ...!と。
■英語を使う仕事に就きたい
しかし 当時の私のスピーキング力は
言いたいことをギリギリ伝えられるが表現力・語彙力に乏しい、
という状態でした。
英会話レッスンでの日常会話においても
「これなんて言うんだろう??」と止まってしまうことが多々あり
到底仕事で使えるレベルではなく、、
それでもなんとか働ける場所がないか毎日必死に考えました。
そのときふと、
そういえば私、子ども好きだよなぁ。
保育士の資格もあるし、英語を使って保育を行っている園の求人を探してみようか...
と思いつき、調べてみました。
そして私はそこではじめて、
「バイリンガルスクール」という業態の保育園があることを知りました。
インターナショナルスクールは英語のみで保育を行う学校ですが、
バイリンガルスクールは英語と日本語を使って保育を行う学校です。
しかもなんと幸運なことに、
家から徒歩15分のところに保育士を募集しているバイリンガルスクールがある...!
しかもしかも募集要項には
基本的には日本人は日本語の先生として入るので英語が下手でもOK、とあり、
英語はネイティブの先生たちが教えるとのこと。
きっと英語の先生たちとコミュニケーションをとるときには英語を使うはずだし、
これは今の自分のレベルでもできる「英語を使う仕事」じゃないか...!?
ダメもとでも応募してみよう!!と思い、
すぐに応募ボタンをぽちっとしました。
◎モチベーションの維持、以外の理由
私がバイリンガルスクールに応募してみよう!と決めた理由は
勉強を続けるモチベーションが必要だから、というだけではありませんでした。
英語の勉強を始めて以来、私の中には
「海外で働いてみたい!」
という強い願望が渦巻いていました。
ですがそう思い始めたときにはもう
ワーホリの年齢制限を越えていたため叶わず、、
英語の勉強をしていても
「私はもうワーホリには行けないんだ...」
という悔しい気持ちと絶望感に襲われる日々、、
でも海外で働くことができないならせめて、
外国人と働く経験がしてみたい。
それなら、日本でもできる!!
バイリンガルスクールというものがあると知ったとき
ここで働けたらその願望を叶えることができそう...!
というひとつの希望が見えました。
それがバイリンガルスクールで働いてみたい、
と思った第二の理由です。
◎念願叶って、ついに...!
さて、
バイリンガルスクールの求人を見て応募し、
無事面接の日程が決まりました。
ですが...
面接当日まで、とにかく不安でした😟
募集要項には英語ができなくてもOKと書いてあったけど、
英語での質疑応答があったらどうしよう、、
というかそもそも日本語ですらちゃんと質問に答えられるか、、
もし就職が決まったとして、本当にこんな拙い英語で仕事になるのか、、
外国人がいっぱいいる職場で馴染めるだろうか、、
いろんなことを考えすぎて、毎日熱が出そうでした😂
しかし思いのほか
実際の面接はそんなに難しい質問はなく、
保育に関する自分の考えを素直に伝えるだけで大丈夫でした。
また心配していた英語での質疑応答もなかったので
ひと通りスムーズに終えることができました。
ふぅ、、、ひと安心。☺️
保育業界は常に人手不足ということもあり、
翌日には面接通過の連絡をいただくことができました。
これでようやく
英語が下手でも英語を使う仕事に就く、
という夢を叶えることができました。🎉
■気づいたこと。
英語を仕事にする、と考えたときに
ひとつ気がついたことがあります。
英語ができれば仕事の幅が広がる、という理由で
勉強を始める人も多いかと思いますが、
結局英語ができるだけでは仕事にならない、
ということです。
英語ができて、かつ、なにか他の専門的な知識や技術、特技を持っていてはじめて仕事につながる、
そういうものなのだと知りました。
英語を仕事にするって簡単じゃないな...と改めて思い知らされました🥹
◎目標達成!そして新たな始まり
念願叶って英語を使う仕事に就いたわけですが、
それはただの通過点に過ぎません。
私は今のスクールに就職してから2年4ヶ月が経ちましたが、
楽しいこと大変なこと、いろいろあります。
実際に働いてみてどうなのか?
という点については
また別の記事でシェアできたらと思います☺️
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🫶🏻💕
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