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空き地に何も作らないという選択をすることは難しいのか

行ってない人たちは、あそこに何かおもしろいものがあれば行くのにな、と言うかもしれないし、何かに活用せねばと思うだろう。

高校跡地にできた公共施設、のグラウンド。
ここの良さは、ただただだだっ広いこと。

私もそんなに使うわけじゃないけど、今はサッカーゴールだけが設置され、誰でも自由にサッカーやボール遊びなどできるようになっているが、地面は雑草が生えてボコボコしている。
ボコボコながらも少数の子供たちは走り回っている。

たまにゴルフをしているおじさんもいる。

私たちはたまにテントをはったりしてお茶会を開いている。

そのグラウンド活用についてのアンケートがあった。何があると嬉しいか?

家族で今のところは、何も作らないで欲しいなー。ということを話していた。
たまにサッカーしたりお茶したりしている私たちは、今あの何もないグラウンドが好きなのだ。

子どもたちのために何かを作りたいと思っているのは大人たちで、それは巨大遊具でも自然の泥遊びコーナーでも同じ。ような気がしている。

草がボーボー生えていて走ったりするだけ。
友達と走るだけ。

小さい頃、何もないところにはただ友達がいて草がボーボー生えてるだけで純粋に楽しかった記憶がある。
ハゲ山と呼ばれる木も生えていない山があった。何もないからと整えられて木や花が植えられお散歩コースと休憩所が作られた。キレイで立派になったけど自由に遊ぶことはできなくなった。

空き家でも空き地でも、家の棚でも、スペースがあると埋めようとしちゃうし、何かしなきゃって思いがちだけど、

何もないのもいいんだよなー。
使わなくても余白があるっていいよなー。

とにかくグラウンドで遊んでる子どもたちはあのグラウンドが好きらしい。
というか、もう好きになったんだよね。


ぼくらもグラウンドに行きたい!

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teruyo
小中高生が気軽に花や植物に触れられる場所や機会を作っていきたい。万が一でもサポート頂けたなら、、その活動費にあてたいです。