砂場遊びで、「次に見るのは、どこか」(前編)
保育士養成課程の「子どもの理解と援助」において、子どもの理解を進めるために、子どものことを丁寧に観察することがうたわれている。「子どもの観察」には、子どもの声に真摯に耳を傾けることなど五感をフルに活用するべきことは確かだが、やはり、視覚、つまり子どもを、良く、かつ先入観なく「視る」ということが大きな割合を占めることは否定できないであろう。
では、保育士は子どもと接している時に、何を視ているのだろうか。
今回は、「保育士の視線」の動き、注視先の遷移パターンについて、ごく簡単