見出し画像

膀胱のソサエティ

体の小ささと膀胱のキャパが比例しているのか、もしくは体質なのか知らないが酒を飲むとトイレが近くなる、飲酒をすれば誰もがそうなると思うのだが私は明らかに打席に立つ回数が多い、所要時間も短く、トイレに何をしに行っているのか疑問に思われることもしばし、友人たちと所要時間の短さを利用したタイムトライアルなんかもやったことがある「店内は走ってはいけない」「ベルトを緩めておくのもなし」「階級別のハンデ」などのレギュレーションを詰めオリンピック競技にしようと騒いでいた、みな知能は低めである。
ドラえもんの秘密道具を私利私欲のために使い、当然の如く痛い目に合うのび太と私たちはよく似ている、馬鹿騒ぎの夜を超え朝にやってくる二日酔いと後悔、もはや様式美すら感じる、酒を飲み過ぎると脳が縮んで頭が悪くなるのはあながち間違いではないだろう。

トイレで思い出したが排尿や汗が手足の指先からできたら楽なのにと思うことがある、そもそも生殖器と一緒になってることが疑問だ、なぜ生と死の表裏がそこに集中しているのか。
指先から放出できれば渋滞中の車内や映画館で尿意に襲われてもペットボトルで対処できたり排尿だけなら男女のトイレを分ける必要もなく、設備も簡単に作れる、ただ衛生観念の問題よね、食事の時に不衛生だったり何かの拍子で漏れたり、手だとなにかと不便、かと言って足の指だと不具合が出た時に歩行も犠牲になる、なにより日本人は靴を脱いで生活しているからライフスタイルに合わなさそう。
まあ、指先から出る世界線なら汗のような感覚になっていて私の懸念は杞憂に終わるのかもね。
新人類のためにアップデートするべき箇所を考えるたび神様は私たちを上手く使ったのだと感心する、だったら争わなくて済む方法や誰もが幸せを感じられるような世界を与えてくれても良いのにと思うが自分たちで考え探す余地をあえて残してくれているのだろう。
神様はなにも禁止なんかしてない。
不完全を愛せるように頑張るよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?