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酔いどれ

娯楽及びサブカルチャーに傾倒した生活を送ってきたので人に会った時に高確率で「最近何を聴いてる」だとかおすすめを聞かれる、そんなときに限って特に何も観たり聴いたりしていない「凪」の状態だったりする、若い頃のようにひたすらに新しいものを追いかけたり古いものを掘り続ける体力も情熱もなく、ただ強い風が一瞬吹き抜けるのを待っている、その強い風を推進力にどうにかサブカル大海原を漂流しているのが今の私。
だから人に薦められるだけの新しいものなんて持っていなくて蓄積されたストックの中から捻り出してどうにか会話を繋いでいる、自分の熱量はそんなもんだ、本当に音楽が好きな人や映画が好きな人、本が好きな人たちには及ばない。
もちろん勝負ではないが勝ち負けに拘らなければ突き抜けないものもあって欲望だけ強く行動が伴っていないアーメン。
ブコウスキーは遅咲きの天才であったけどしっかりと文学から離れることはなかった、離れなければこの先に何かあるのかもしれないと思うが月にCDを何十枚も買ってブックオフでディグる熱量がまた戻ってくるのだろうか、疑問ではある。
かといってコンスタントに質の高い文章を書き続けることもできずにグラビアアイドルの画像検索するスキルだけが上がっていく毎日。
ヘイ、みんな元気かい?

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