ミスiD卒業した話。
3月21日、ミスiD2022卒業式に出席してきました。
結果から書くと、私は名前が長い賞も、アメイジングとかの本命の賞も受賞できませんでした。
この卒業式に出るために、大阪から東京へ、前日の20日から前乗りしてました。
飛行機で行ったんだけど、離陸前に通路挟んで隣の人のスーツケースが私の頭の上に落ちてきて、東京ついて1番初めに病院行って検査やらなんやらしてたよ。笑
まあ、前日がそんな感じだから「明日(卒業式)はいいことあるといいね〜。スーツケースに当たったから、なんか賞も当たるん(受賞できるん)じゃない?」なんて冗談半分、本気半分で家族と話してました。
当日、朝少し早起きして、もう着る機会ないだろうし卒業式だからって、高校のガチ制服に身を包んで、メイクして、髪の毛もセットして、会場に向かいました。
会場ついたら、そこらじゅうにミスiDの方いて、みんな可愛いし、特別だし、ちょっと自信なくなったけど、「ここにこられて、私少しすごいのかもしれない」って思った。
あっという間にリハ終わって、ファイナリストのスピーチが始まって、あっという間に自分の番きちゃって、、、
直前まで、言うこと書き直したり、決めたりの繰り返しで、やっと台本書き終わったのに、ステージで全然違うこと言っちゃった。
なんか感極まってしまって、喋りながら泣きそうだったけど、まだ絶対泣きたくなかったから、我慢して、30秒じゃ足りなかったな。
もっと、いっぱいみんなに伝えたいことも、感謝も沢山あったんだよね。
上手く言えなくて、絞り出した「だいすきです」だったけど、届いてるといいな。
授賞式はねー、もう途中から呼ばれないことを確信し始めて辛かった。
だけど、どこか「次は呼ばれるかも、、」って期待してる私もいて、苦しかった。
途中、気持ちがよく分からなくなってきて、何回もトイレ行くふりして外の空気吸ってた。
小林さんが「賞はおまけです」って仰ってたけど、その『おまけ』が私にとっては凄く大事だった。
『おまけ』なんかじゃなくて、頑張ったご褒美だし、夢への切符だったんだよなあ、
アメイジングミスiDの中から、ミスiDが選ばれること知ってたし、アメイジングミスiDが全員呼ばれた瞬間、なんかすごく視界が滲んで、しっかり聞きたいのに、もう終わるから会場に居なきゃいけないのに、気づいたら外出てた。
トイレで泣いて、手洗うとこの鏡みたらめちゃくちゃ涙袋ぷっくりしてて、通常はなめくじ1.5匹分くらいなんだけど、2.5匹分くらいあった。あ、片方でね。
なんとか切り替えて会場で、スピーチきいて、ミスiDの発表みて、控え室戻って、会場出て、泣きながら電車乗って、ホテルまで帰った。
なんかさ、私しょうもないし、僻んでるし、羨んでるんだけどね、スピーチ聞いただけだから、彼女たちの全ても過去も努力も知らないから、そんなふうに思えるのかもしれないんだけどね、
私、この1年すごく頑張ったよ。
私、いっぱい色んなこと乗り越えてきたよ。
私、何回折れてもちゃんと夢を追いかけてるよ。
あー、また報われなかったなあ。
いつになったら、いいことあるのかな。
昨日のスーツケースのせいで、でっかいたんこぶ作ってまで、東京来たんだけどな。
おばあちゃんの誕生日だし、賞持って帰りたかったなあ。
いい加減、結果残したかったな。
みんなにここまで連れてきてもらったのにな。
もうね、ぐちゃぐちゃだったよ。
苦しくて、悔しくて、もうなんであの日ホテルまで1人で帰れたんかわからんもん。笑
意外と1番、悔しかったのは
俳優賞とれなかったこと
かもしれない。
本命の賞狙ってたけど、俳優賞の説明でさ、「これからの演技を見てみたい人」みたいなこと言ってて、知ってる方が受賞したから尚更。
あ、私の演技いらないんだ。
ってそんな意味じゃないと思うんだけど、なんかずっと頑張ってきたこと否定されたみたいで1番苦しかった。
「朝ドラのヒロイン向きですね。」
お世辞だとしても、審査員の方に貰ったその言葉が嬉しくて、支えになってました。
今、卒業式から少し時間が経って、自分の気持ちと向き合うことが出来て、反省点も自分の中であるし、もっとこういう部分を出せばよかったなって思うところもある。
だけど、挑戦したことに後悔はしていません。
楽しかったし、いい経験でした。
学び。学び。
スピーチで話した通り、成長したし、強くなれたし、自分に少し自信がついたし、好きになれた。
だから、私はミスiDっていうオーディションに対して、感謝してるよ。
そして、ここまで応援してくれた全ての人にも感謝しています。本当にありがとう。
次のミスiD出るかわからないけど、もし出たらまた応援してね。
出なかったとしても、これからの 役者・松岡花を応援してください。
努力は必ず報われる。
何度上手くいかなくても、また信じて頑張ってみる。
それも人生だし、私の物語だからねー🌟
出来たら、エンドの前にハッピーになれますように!