むつ記9/11(月)-旅行②

9月11日、月曜日。
一泊二日旅行の二日目。

昨日、ざっくりと日光と書いたけど、もっと具体的に言うと鬼怒川旅行。
鬼怒川沿いに建つホテルに一泊した。
部屋の窓を開けると鬼怒川が流れるごうごうとした音が聞こえてくる。
緑に囲まれた鬼怒川。
今日はよく晴れていて、いい朝。

寝てる間ちょっと暑くて汗をかいたので、朝風呂に行った。
空いてる大浴場。露天風呂は貸切だった。
露天風呂って、夜よりも朝のほうが景色を楽しめていいなと思った。
景色と言っても緑が少し見えるくらいだったけど。

さっぱりして朝食。ビュッフェ。
フレンチトーストがとても美味しかった。
特製ヨーグルトとか牛乳も美味しかったな。
旦那は朝から佐野ラーメンとか食べていた。
食べたくなるの、わかる。(私は食べなかったけど)

今日の予定の一つ目は、鬼怒川ライン下り!
鬼怒川を舟で40分ほどかけて下っていくというもの。
お腹が大きいのでライフジャケットを着られるのかちょっと心配だったけど、難なく着られた。
渓流下りは初めての体験。なんと、舟の先頭に乗ることができた。
軽妙な語り口の船頭さんの案内で、舟は鬼怒川を下っていく。
少し流れが急になっているところ、段差があるようなところでは、人力でビニールを上げてしぶきを避ける。
流れに乗ってすいすいと進んでいく舟。自然を満喫できて楽しい。
川には照りつける日を遮るものがないので、日が照ってくるとなかなか暑い。
でも、太陽の光が水辺に反射してキラキラしているのが綺麗だったし、早く進むところでは風が生まれて気持ちよかった。
船頭さんの案内が面白かったというのもあり、とても楽しい体験ができた。

ライン下りが終わったら、鬼怒川温泉駅に戻って近くのレストランでランチ。
ハンバーグランチをいただいた。和牛100%で美味しかった!
かんぴょう入りのスープも美味しかったな。

それから我々は電車で少し北上して、龍王峡というところへ。
電車の関係で30分しか滞在できないので、渓谷の眺めを見にすたすた歩く。
すたすたと言っても、ほぼ階段。
階段を降りていくと、大きな滝が見えてきた。
虹見の滝。
その名の通り、滝にかかる虹を見ることができた!
渓谷の景色も下流とはまた違った美しさ。
帰りに階段を登るのは大変だったけど、行ってよかったと思った。
自然の雄大な景色に癒された。

また電車で鬼怒川温泉駅に戻って、先ほどの階段で疲れたのでかき氷を食べた。
日光の天然氷で作ったかき氷。
頭キーンとしないやつ。
旦那は抹茶あずき、私はみかん味。ひんやり美味しい〜。体力回復。

その間に、帰りに乗る予定のSL大樹が転換台で回っているのを高みの見物するなどした。
この駅で折り返すから、車両を回すらしい。
SLって絵になるな。遠くから見ても。

駅周辺のお店でお土産を物色して、あっという間に帰る時間。
さらば鬼怒川温泉。
帰りはSL大樹に乗って、下今市まで。
ゆっくり走るSL。渓谷とか、田園風景とかをのんびり眺めることができた。
窓がない展望車というのもあり、そこにいると蒸気の煤が入ってきて肌や服に黒いものが付いた。
これがSLか……!
石炭を燃やした蒸気の匂いも独特。
車内のアナウンスも日光のことやSLのことをあれこれ解説してくれて、飽きなかった。
そして走っていると、外にいる人たちがたくさん手を振ってくれた。
踏切の信号待ちをしてる車の中の人とか、毎回手を振ってくれるという沿線の家に住むおじさんとか。
こちらも手を振り返す。楽しかったな。

SLを降りて、次は特急スペーシア。けごん。
ここで、お土産に買った鬼怒川プリンを食べた。なめらかで美味しい。
あとはもう眠くて、しばらく寝た。

そんなこんなで、あっという間に東京まで戻ってきてしまった。
そこから先は退勤時間とやや被り、やや混んだ電車で最寄りへ。
さすがに疲れたので、よぼよぼ歩いて家へ。
旦那が荷物を持ってくれて助かった。

無事家に着いて、これにて鬼怒川旅行はおしまい。
色々見て食べて、いい旅行になったな。
夫婦の思い出がまたひとつ増えた。

明日はなんと仕事。
旅行の疲れを引きずらないように、今日は早めに寝よう。

ではまた。

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