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5月1日の礼拝メッセージまとめ(御言葉の復活)

今日の礼拝メッセージ箇所はマタイによる福音書28章16~20節、宣教タイトルは「復活の出来事①御言葉の復活」でした。

この箇所はイエス様が十字架にかけられ後の3日後に復活された後、11人の弟子にガリラヤの山に来るように伝え、会われた場面です。
弟子たちは、そこで初めてひれ伏し、「大宣教命令」と呼ばれる御言葉を聞きます。復活されたイエス様に会ったといよりは、御言葉の復活に会った印象の箇所です。

ひれ伏すとは礼拝するという意味でもありますが、なぜ弟子たちは、ここで初めてひれ伏したのでしょう。
それは、それまで弟子たちはイエス様と常に共にいて教えを聞きていました。

イエス様は先生ではありましたが弟子たちは礼拝する存在としては実感できていなかったのでしょう。
イエス様があまりにも近くにいすぎて…。

人間は近すぎる存在には、愛や大切さ、感謝を感じにくいところがあるように思います。
その感覚と同じように弟子たちもイエス様を先生、師としては尊敬し、感謝すべき大切な存在とは思っていたと思いますが、礼拝するほどの聖なるお方とまでは頭では理解はしていたとしても、魂からはわかっていなかたのかもしれません。
でも、イエス様が十字架にかかるときは弟子たちは逃げ隠れ、だれも傍にいませんでした。
その後悔、後ろめたい思いで弟子たちはこの場面をむかえたと思います。

そこに婦人たちが復活のイエス様に会った時の、また十字架にかかる前の親しみあるイエス様ではなく、神々し威厳あるイエス様がおられたのだと思います。
それを見た弟子たちは、やっと魂からイエス様の復活の意味を悟り、はじめてひれ伏し礼拝出来たのだと思います。
そして、この「大宣教命令」と呼ばれる御言葉を聞き、魂から復活の意味を実感し、もう逃げ隠れする弱い弟子たちではなく、迫害や殉教することさえおののかない強い弟子になっていく、きっかけになった場面なのではないでしょうか。
本当に強くなるにはペンテコステ、聖霊降臨まで待たないといけませんが。

私たち人間は本当に弱い者ですが、弟子たちが御言葉の復活や、ペンテコステで聖霊様によって強くされていったように、私も礼拝メッセージや聖書通読で御言葉とおして、聖霊様によって世の声に振り回されたり、負けてしまわない強い魂を与えてください。

礼拝で歌った新生讃美歌
「語り伝えよ 神の御言葉」

みなさまの1週間が守らますように🍀


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