教会の聖書通読、エゼキエル書25章から導かれた御言葉（自分の中の悪も善も自覚して謙虚に、愛を持って人を、世の中を見て、考え、行動していく）

教会の聖書通読、エゼキエル書２５章
導かれた御言葉は

「主なる神はこう言われる。
お前は手を打ち、足を踏み鳴らし、
イスラエルの地に対する嘲りの思いに満ちて喜んだ。
それゆえ、わたしはお前に向かって手を伸ばし、
お前を国々の略奪にゆだね、諸国民の中から断ち、
諸国から一掃して滅ぼし尽くす。
そのとき、お前はわたしが 主であることを知るようになる。」
（エゼキエル書25:6,7）

「主なる神はこう言われる。
「モアブとセイルは、『ユダの家も他のすべての国のようになった』
と言った。」
（エゼキエル書25:８）

「 わたしはモアブに裁きを行う。そのとき、
彼らはわたしが主であることを知るようになる。」
（エゼキエル書25:11）

「主なる神はこう言われる。
「エドムはユダの家に復讐をした。彼らはその復讐によって、
大いに罪を犯した。」」
（エゼキエル書25:12）

「わたしは、わが民イスラエルによってエドムに復讐する。
彼らは、わたしの怒りと憤りのままにエドムに対して行う。
そのとき、彼らはわたしの復讐を知るよう になる」と
主なる神は言われる。」
（エゼキエル書25:14）

「主なる神はこう言われる。
「ペリシテ人は復讐し、嘲りの思いをもって大いに仇を報い、
昔からの憎しみにかられて滅ぼそうとした。」」
（エゼキエル書25:15）

「わたしは、彼らを憤りをもって懲らしめ、大いに復讐する。
わたしが彼らに仇を報いるとき、
彼らはわたしが主であることを知るようになる。」
（エゼキエル書25:17）

嘲りや復讐だけでなく、他人事として傍観することも罪になるのですね。
なぜならば、私たち人は誰も完璧ではなく原罪という罪を心の奥、魂の奥に持っているから…。
神様の戒めは全ての人に示されたもの。

最近、ネット炎上なんかで見かける
“正義中毒”の人たちは自分の原罪は棚に上げて攻撃している印象です。

私はニュースなどでいたたまれない事件を見ると
被害者のかたのことはもちろんですが
加害者に対しても何がこの人にここまでのことをさせたのかと
バックボーンを思うと辛くなることがあります。

人には完全なる悪も、完全なる善もなく、どちらも人の心の中にあり、
何がきっかで、どちらに転ぶかわからないものです。
でも言えることは、たぶん、思い込みや、決めつけは
それを加速させる危険があるということ、
それを防ぐには聖書の御言葉であるとか、
道徳だとか神様の叡智や先人たちの教えに耳を傾け、
自分の中の悪も善も自覚して謙虚に、愛を持って人を、
世の中を見て、考え、行動していくことなのではないかと思いました。

導かれた御言葉から聞きたい賛美は
「その日全世界が」

みなさまの、これからの時間が守れますように🍀