3月12日、礼拝メッセージマルコによる福音書6章30~44節より「すべての人が満腹」
今日の礼拝メッセージは、日本バプテスト連盟宣教部国外伝道室、青少年伝道室長の井形英絵先生が、マルコによる福音書6章30~44節より、「すべての人が満腹」という宣教タイトルでしてくださいました。
この聖書箇所は5000人の給食として知られている箇所です。
弟子たちが休めるようにと舟で渡った先には、すでに多くの人々が待っていました。
イエス様はその人々を深く憐れみ語り出します。
時が経ち、お腹が空いて来たからか、弟子たちはイエス様に群衆を解散するよう進言します。
解散すれば各々食べ物を買いに行くだろう、と。
ところがイエス様は「あなた方が彼らに食べ物を与えなさい」と。
量を計算しうろたえながら返答する弟子たちに、イエス様はそこにある食べ物を見つけてくるよう言いました。
五つのパンと二匹の魚。
群衆を組に分けるよう伝え、イエスは天を仰いで賛美しパンを裂いては弟子たちに渡しては配らせ、魚も同じようにしました。
そしてすべての人が食べて満腹したのです。
私が通う神戸バプテスト教会での聖餐式は、この聖書箇所のイエス様の奇跡から教会員であるかどうか、バプテスト(洗礼)を受けているかどうかは関係なく、来られた全ての方を対象としたオープン形式を取っていますが、井形先生もそのことに共感してくださっての今日のメッセージでした。
弟子たちは群衆との間に境界を作りましたが、イエス様はそこにいる全ての人と生きることを願い、人の全体性を重んじ大切にされました。
でも、弟子たちを叱責されることもなく、ただ淡々と指示を伝えられました。
イエス様は弟子たちの限界を知りながら、なおすべての人へ開かれていくよう、境界を超えていくよう招かれたのです。
そうすることで弟子達もイエス様と人々とその場にい続け、語られたことを行うことで、実は自分たちも共に満たされる出来事を経験して行ったのですと井形先生。
私たちは限界を感じると境界を作り守りに入りがちです。
しかし、神様の人に対する憐れみや恵みには限界や境界はなく、全ての人に平等です。
この5000人の給食は神様やイエス様の先立った恵みで、誰もが神様、イエス様と共に食事することができ、生きていくことが出来るというメッセージだと受け取りました。
私は教会を2回変わりましたが、この5000人の給食からオープン形式な聖餐式をする教会は初めてで、2年前にまだ教会員になる前に、このオープン形式の聖餐式を受けたときに、あっ、受け入れられているという安心感や喜びを感じたのを今も覚えています。
これからも、この教会で教会員の方々、イエス様、神様と共に生きていきたいと思います。
礼拝で歌った賛美歌をと思ったのですが、YouTubeには無かったので
メッセージにふさわしい賛美歌かなと思う
「マラナタ主の食卓を囲み」を。
皆さまの1週間が守られますように🍀
教会前の白木蓮が満開で綺麗でした🌼