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【EDH】《大衆扇動者、ブリーナ》でThe Gameに勝ちたい

 いつもお世話になっております。はぴまきです。
 前回の感情のままに書いたNoteは多くの方に見ていただき、とてもとても嬉しかったですおいヤミ感謝感謝。前回のNoteから1週間ほどしか経っていませんが早速更新があったので記録することにしました。

 前回はこの大衆扇動者、ブリーナでThe Gameに参戦するためのデッキを作成しましたが、今回はとブリーナと共にThe Gameで勝利することを目標とした調整の記録です。
 このデッキが本当に「勝てる」デッキかどうかはまだ試行回数が少なく、わかりませんが間違いなく1週間前よりは強いと思います。ちなみに今回も99枚解説ではないですゴメンネ。

ブリーナも「そうだそうだ」と言っています。

 少し本題から脱線してしまいますが、また少しこの《大衆扇動者、ブリーナ》のカード性能とはちょっと異なる魅力を語りたいと思います。
 MTGというゲームはゲーム性の楽しさに加えてストーリーも楽しく、キャラクターや出来事がカードに落とし込まれていることも多く1枚で何度も楽しめます。(ナインタイタンズを裏切ったのに馬鹿みたいに忠誠心のある全ての愚者を滅ぼすマンとか、怪物と一緒に戦うドラニスの判事を生み出す軍団のまとめ役とか)
 ブリーナというキャラクターも統率者デッキ出身故メインストーリーには全く関与していないのですが、ちゃんとストーリーが用意されています。

ブリーナは群衆の前では優雅な墨魔法の渦で自分のスピーチを盛り上げ、カリスマの中心となります。彼女は戦いも得意とする精鋭魔道士ですが、敵を言葉だけで打ち負かす方を好みます。

Magic The Gathering:ストリクスヘイヴンの伝説たち

 嘘です。彼女の本質は絶対的な暴力だと思います。


緒言

これまでのあらすじ

なんか爆発して、爆発すればいいと思いました。

 突発的な行動から大衆扇動者、ブリーナでデッキを作ろうとした私は、白黒という不器用すぎる色でc卓(competitive:競技的な)と呼ばれるゲームに参加しようと思い立ちました。幸いにも暴力との共闘を持っているこの統率者は実質1枚で《織り手のティムナ》+(無色の)《ロフガフフの息子、ログラクフ》であり、c卓で戦う素質は十分にありました。
 詳しいことは前回のNoteに書かれていますので、既に一度読んでいただけた方も、読まれていない方も下のリンクから読んでいただけると幸いです。

 読まなくてもわかるあらすじ:白黒はコンボが薄くて速やかに勝つのが難しいから卓のスピード落としてぶん殴って勝とうぜ!以上!

Competitive?

 ここはある意味お気持ち表明みたいな部分もありますので飛ばして頂いて結構です。一応前回と今回でThe Gameで戦いたいとか勝ちたいとか言っているのでThe Gameを定義することは必要かなと思ったので少しだけ書きます。

 様々な人が所謂cEDHとはなんぞやというのを解説してくれていますが、中でも晴れる屋さんのグループ分けはいいなと思っているので、そこから引用させていただくと晴れる屋さんは下記のように述べています。

「The Game」まとめ

◇ありとあらゆる強力な戦術が肯定される
◇統率者からサーチカード、マナ基盤まで最上位のカードが用いられる
◇ゲーム展開が非常に高速でスリリング。2ターン目に決着することも。

晴れる屋:カジュアルからガチまで。統率者のテーブルどう分ける?

 私もThe Gameの定義として勝つためにありとあらゆる戦術が肯定される場としています。なので勝つためにはカジュアルな卓では”お寒い”と言われかねない戦略も許されると思っています(先日血染めの月とアウフを置かれて歩行しないバリスタしか存在しない次元で戦いました)(むかつくか否かは別として)。

ブリーナを使ってるときの心境です。

 ただし、時間制限のある大会では間延びのびのびさせるだけの戦術は自身含めて全員敗北するだけなのであまり肯定されないかもしれません。私はフリープレイでしかブリーナを使っていないためあまり気にはしていないのですが、スタックス寄りのデッキを作る際には気をつけたほうがいいかもしれませんね。(流石に一緒に遊んでくれる友達のスケジュールとかは気をつけよう!)

方法

前回からの更新

 前回の記事を書いた次の日にとんでもない記事を見つけてしまいました。いや本当にこの記事を読んでなくて読んだ時に誇張なく声が出ました。下にリンクを貼ってあるので全国1億人のブリーナファンは100回スキ押しましょう。

 《最後の審判:Doomsday》はガチャガチャやってタッサの信託者を出して勝ち〜という印象しかなく、黒単でコンボに繋げることができるなんて・・・いや本当に感動しました。3回位読んで10回くらい頭で回して「確かにできるなぁ・・・」となりその場で晴れる屋(インターネット)に駆け込んで即注文してしまいました。
 
 あとは細かい調整にいくつかのカードを抜いて入れてをしました。調整されたデッキリストは次に載せます。

デッキリスト

 大部分と戦術は変わっていないです。コンボパーツが増えてあまり仕事してくれないカードが抜けた形になります。

すまん ありゃウソだった

抜けたカードたち

全部は説明しませんが抜くときにちょっと悩んだカードだけ

1.耳の痛い静寂

こいつアンコモンってエルドレインどんだけやばいんだ。

 比較的最後まで抜くか悩んだのですが、ボーラスの城塞コンボにはいる時自発的にサクれない妨害札は勝ちを逃す可能性が高いため抜きました。バリカスコンボは力強く可能なのですが、信託者コンボを含むクリーチャーコンボを止められないなど若干の不器用さもありますしね。

2.第三の道のロラン

アニメ絵になっても入れるかもしれません。

 弱くないカードなのですが、ブリーナで強く使えるディッチャーマンを入れたので泣く泣く抜けました。強制ドロー能力はデッキ全部吹き飛ばす系コンボに若干の牽制を与えることができるのですが、出すタイミングも起動能力も使い所が難しいところがね。環境次第ではまたはいるかもしれません。

3.スカイクレイブの亡霊

アニメ絵に(ry

 本当に除去したいカードはインスタントで除去したいのでその中途半端な後ろ寄り感がねぇ・・・

入れたカードたち

 これも全部は説明しませんし、辻村さんのリストを大いに参考にしたのでそちらを見ていただけると。

1.命取りの論争

買うのが嫌で家中ひっくり返して探した地味高カード。

 実質1マナでヤバクリーチャーをどけてカードも引けてコンボに入れるの強くないか?村の儀式との差別点は墓掘りの檻もどけれるところ。逆に墓掘りの檻を置いてしまうと、これか精霊界との接触くらいでしか檻をどけられずボーラスの城塞コンボに入れないので気をつけたい。

2.魂なき看守

能力にスタッツにおばけやん。

 ヘイトベアがタフネス4持ってええんか?削剥で焼けるし・・・ええやろ!なんで入れてなかったかわからないくらい強いです。城塞コンボも止めないところが偉い。それ以上語ることもないですが、ブリーナで殴れるクリーチャーが増えるのはいいことです。この性能で防衛ついてないのか・・・うーん100点!

3.災厄の痕跡

スタンダードやらなくなってしまったのですがすごいカードが潜んでますね。

 防御的にしか使えない2マナの沈黙。ついでのように全ての墓地を追放するところもいいと思います。

コンボ

 辻村さんのNoteで書かれていますので簡単に。

完全に想定外だったカードです。

 基本的なルートを説明しますと以下のとおりです。

  1. ブリーナで2ドローができる状態で最後の審判を打つ。

  2. 積み込むカードは「弱者選別」「月の賢者の養子、ナシ」「ボーラスの城塞」「霊気貯蔵器」「黒の太陽の頂点」(状況によって変えましょう)

  3. 攻撃クリーチャーを忍術でナシに入れ替え。

  4. ナシの誘発効果でボーラスの城塞をトップから唱える。

  5. 霊気貯蔵器をボーラスの城塞で唱える。

  6. デッキが1枚しかないので黒の太陽の頂点がずっとライブラリーに戻るのでX=0唱え続けて最後は霊気貯蔵器でGG!

 天才か?

 辻村さんのリストでは妖術師のガラクタで最後の審判を打ち続けるルートも採用されていましたが、私の墓地は消し飛んでいるor消し飛ばされる想定なので妖術師のガラクタはリストから外してしまいました。
 最後の審判は悪いことしかしないのでまだ探せば色々できそうですね。

結果・考察

結果

The Game卓でビートダウンが始まりました。

やはりこうなってしまった。

 1t目に墓掘りの檻を出したらブチギレ赤黒に血染めの月を置かれ、「割る方法が今ないからお前ごと檻を消す」と言われ殴られ続けました。他のプレイヤーにはアウフを置かれ8tくらい自称山を置くだけのマシーンとなりGG!
 でも結果的に殴り合いという私がやりたいゲームになったので実質私の勝ちということにならないでしょうか。

 以上のように流石に1週間ではまだ全然遊べてないので今後の検討にご期待ください。

考察

 いやーこのデッキ血染めの月に弱すぎる・・・フェッチランド多少削って基本土地増やしたほうがいいかなと思いました。
 あとはティビット使ってる人が増えてきたので多用途の鍵を砂時計ペンダントに変えようかなと考えています(持っていないので買う機会があれば買います)。
 本当に全然回せてないので回して改善できればまたご報告できればと思います。

結論

嬉しいね

 このような大衆の面前で自分の作品を公開するようなことをしたことがなかったのでこのようなコメントは嬉しいですね。(Youtubeの人たちがコメントが励みになると言っていたのがわかる気がします。)
 私自身レベルの高い卓で遊び始めたのがまだまだ最近なので、このようなNoteのようなコンテンツも使いつつ、ブリーナだけでなく環境や戦術の勉強をしていけたらなと思います。

 最後になりますが、このような長々とした駄文をここまで見ていただきありがとうございます。みんなも好きな統率者を見つけてEDHをやろう!

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