テラスタルフェスexでのシールド戦おすすめカード(初心者向け)
個人でシールド戦を催すにあたって初心者向け(身内向け)にデッキのメインとなれそうなカード、ドローソースとなれるカード、汎用性の高いカードの紹介をします。当然ですが以下の紹介するカード以外でも活躍の見込めるカードは多数存在しますが、初心者向けとする以上選択肢が多すぎるのもどうかと思いましたので一部の紹介としています。
また、ある程度ポケカをプレイしている人にとって目ぼしい情報はほぼありません。当たり前のことしか書いてありません。
なお、ローカルルールとしてスボミー、ギルガルド、オーガポンいしずえのめんexは禁止としていますのでご了承ください。
デッキのメインとなれそうなポケモン
以下で紹介するカード群は、パックから引ければ主戦力となってダメージを出してくれるポケモンです。説明を読んで良さそうだと感じたポケモンが引けるといいですね。
ヤバソチャ
![](https://assets.st-note.com/img/1732928370-JSL2Qv0ChgIGYHVfW9Ttik7B.jpg?width=1200)
≪チャデス≫から進化する1進化の草タイプで、HPが70と非常に低いのがネック。進化元の≪チャデス≫もHP30と病弱体質。
ワザは両方とも草エネルギー1枚で発動可能で、「ぶちまけちゃ」は、後述する≪オーガポンみどりのめんex≫と高相性。
草 のろいのしずく
ダメカン4個を、相手のポケモンに好きなようにのせる。
ワザ自体にダメージはなく、ワザの効果として相手にダメカンをのせるワザ。テラスタルフェスex収録カードでHPが40以下のポケモンは≪カジッチュ≫、≪チャデス≫、≪ヒンバス≫、≪ケーシィ≫、(≪スボミー≫)のみです。このうち≪チャデス≫は特性でダメカンが乗らないので、「のろいのしずく」1回で倒せるポケモンはかなり限られています。
使用頻度はあまり多くないワザになると考えられますが、他のポケモンで相手を削ったあと、ベンチへ逃げられた際に残りを削りきる動きなどができるのは評価できるポイントです。
草 ぶちまけちゃ 70×
自分の場のポケモンについている草エネルギーを3枚までトラッシュし、その枚数×70ダメージ。
ダメージ出力を調整でき(70,140,210)、柔軟な運用ができるワザ。ベンチに≪オーガポンみどりのめんex≫がいると、≪オーガポンみどりのめんex≫の特性と手張りで2枚自分の場にエネルギーがつくので、理論上毎ターン140ダメージが出せることになります。
非exの1進化ポケモンで最大210ダメージが出せる点がポイントです。2枚トラッシュだと弱点込みで≪ブラッキーex≫や≪トドロクツキex≫、3枚トラッシュで≪各種オーガポンex≫、≪キチキギスex≫などがワンパンできます。
シールド戦はどうしても自身の望んだサポートが揃えられず、ドローが潤沢に行えない可能性が高いので、≪キチキギスex≫はパックから出た場合かなりの確率で採用されると思います。その≪キチキギスex≫をワンパンできる点はかなり高評価できます。
今回テラスタルフェスexで収録されるポケモンのうち、サイドが1枚しか取られないポケモンとしてかなり優秀な部類に入ると感じています。exでないため1BOXから複数枚出ることも十分ありえますし、≪むしとりセット≫も収録されるため、デッキの再現性がほかのデッキのより高く、安定しやすいと思われます。
カミツオロチex
![](https://assets.st-note.com/img/1732930708-rK13cUHVquRgC0NtLxy6AMSJ.jpg?width=1200)
シールド戦では通常の対戦と比べてゲームテンポが遅くなりやすいです(私見)。ゲーム全体で出るダメージも1回あたりが大きくなりづらいので、特性「じゅくせいチャージ」はそこそこ効いてくるのではないかと思います。
特性 じゅくせいチャージ
自分の番に1回使える。自分の手札から基本エ「草エネルギー」を1枚選び、自分のポケモンにつける。その後、つけたポケモンのHPを「30」回復する。
前述しましたが、シールド戦はゲームテンポが遅めになりやすいので、一度≪カミツオロチex≫が場に立つと、この特性のおかげでかなり優位にゲームを進めることができそうです。また、エネルギー加速も兼ねていながら、ポケモンの回復ができ、自分のワザ「みつあめストーム」のダメージも上がるため、一石三鳥のパワーがありますね。
無無 みつあめストーム 30+
自分のポケモン全員についている草エネルギーの数×30ダメージ追加。
特性「じゅくせいチャージ」と極めて相性のいいワザです。基礎ダメージが30あり、ワザに必要なエネルギーとして草エネルギーが2枚ついていれば90ダメージが出ます。また、≪カミツオロチex≫以外のポケモンについている草エネルギーも参照するため、盤面全体を強くしながら、自身のダメージも上げられます。
2進化のexポケモンで、収録カードに≪ふしぎなアメ≫がないため、場に立つまでが大変ですが、一度立ってしまえばかなり強力なカードといえます。
弱点である炎ポケモンにはすぐ下で記載する≪ブースターex≫と≪ウガツホムラex≫が厄介ですが、そのポケモンたち以外には互角以上の戦いができそうです。
ブースターex
![](https://assets.st-note.com/img/1732931776-1BAxKtCOmcXl3Q9b8WDMf42N.jpg?width=1200)
イーブイズexの中では使いやすい性能をしていますね。ポケモン自体の話ではないですが、テラスタル:ステラのポケモンは枠が虹色になっていて所有欲が満たされます。1進化であり、進化元の≪イーブイ≫も優秀でシールド戦向きなポケモンに感じられます。
炎無 バーニングチャージ 130
自分の山札から基本エネルギーを2枚まで選び、自分のポケモン1匹につける。そして山札を切る。
ワザに必要なエネルギーが2つでありながら、130ダメージを与えつつ、山札からエネルギーを加速できるコスパ抜群のワザ。ダメージは若干低めになっていますが、エネルギー加速が"山札"からできるのはかなり強力です。
エネルギーの要求もひとつは無色であるため、デッキに複数のタイプ、エネルギーカードを入れていても打ちやすく、さらには加速させるエネルギーも縛りがないので、パックから出たらとりあえず進化元の≪イーブイ≫と一緒にデッキにつっこんでおいても雑に強いかもしれません。
炎水雷 カーネリアン 280
次の自分の番、このポケモンはワザが使えない。
テラスタル:ステラのポケモンを象徴する3色要求のワザ。宝石の名前に疎いので新しいステラのポケモンが発表される度にはえ~こんな宝石があるんですね~を感じています。 ≪ブースターex≫自体が持つワザ「バーニングチャージ」でエネルギーの準備をすることも容易です。
デメリットは次の番にワザが使えないこと。「バーニングチャージ」も使えないので、頻繁に使うよりはフィニッシャーとして使用するワザになるかと思います。ポケモンにかかっている効果なので、一度ベンチに戻ってバトル場に再度出せばまたワザを使えるので、今弾の収録カードでいうと、≪モルペコ≫と≪モモワロウex≫を一緒に採用すると容易に「カーネリアン」の連打が可能です。
イーブイズexの中では≪サンダースex≫と同じくらい使いやすく強いポケモンであると思っています。「カーネリアン」の要求エネルギーは≪サンダースex≫、≪シャワーズex≫と全く同じなので、3体ないし2体を同時に採用して相手のポケモンの弱点をうまく突きながら戦うデッキなんかもロマンがあっていいですね。
ガブリアスex
![](https://assets.st-note.com/img/1732932935-tLFx7OKEX2u3q5pemwyR6z8k.jpg?width=1200)
2進化、テラスタルのポケモン。エネルギー加速ができるワザと、ベンチポケモンへの狙撃もできるワザの2種類があり、柔軟な動きができそうです。
闘 ハイドロランダー 160
自分のトラッシュから「基本闘エネルギー」を3枚まで選び、ベンチポケモンに好きなようにつける。
たった1エネルギーで160ダメージを出しながら、エネルギーを3つも加速できるバグコスパ。エネルギーは≪モグリュー≫でトラッシュへ送れますし、≪グラードン≫が青天井ワザを持っているので、シールド戦で作れるデッキとしてはコンボパーツが揃っています。
単純に1エネルギーで使用できるワザとして考えても160ダメージは十分すぎる打点です。
無無 ソニックダイブ
このポケモンについているエネルギーを2個トラッシュし、相手のポケモン1匹に、120ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
ベンチにも攻撃できるワザ。エネルギーを2つトラッシュする必要がありますが、「ハイドロランダー」でまた再利用することが可能です。
収録カードでベンチ狙撃を防げるのは≪ベラカス≫かテラスタルのポケモンのみで、40枚しかいれられないデッキの中にわざわざ1進化である≪ベラカス≫と進化元を入れる余裕は果たしてあるのかといった状況で、わりと使用頻度が高くなりそうなワザです。
イラストとカラーリングが好きなので偏見が幾分か入っていると思いますが、優秀なポケモンexではあります。逃げるエネルギーがゼロであるため、取り回しがいい点もポイントですね。
ただ、ワザ1回あたりのダメージは控えめよりなので、テクニカルな動き、プレイングが求められる部分もありそうです。
グレイシアex
![](https://assets.st-note.com/img/1732933753-Pq6s2jnSRNFQoptmIJDH8wxf.jpg?width=1200)
ダイヤモンド・パールで追加されたイーブイの進化先。「ユークレース」はテキストがシンプルですが、カードゲームにおいてシンプルなテキストは強いと相場が決まっています。ただし条件が重めですね。
水無 フロストバレット 110
相手のベンチポケモン1匹にも、30ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
≪ブースターex≫のワザ「バーニングチャージ」と比較すると若干控えめに感じられますが、ベンチに30ダメージ与える効果が、後述の「ユークレース」と相性がいいです。ただ、ベンチのテラスタルのポケモンにはダメージが与えられないので、歯がゆさを感じる場面もありそうです。
草水悪 ユークレース
ダメカンが6個のっている相手のポケモンを1匹選び、きぜつさせる。
ダメカンが6個のっていれば問答無用できぜつさせられる、3色要求に見合った性能のワザ。ただし、ダメカンは6個ぴったりである必要があり、7個以上のっている場合はきぜつさせられません。また、ミストエネルギーがついているポケモンはワザの効果を受けないので利きません。
6個ぴったりのせる手段としては、「フロストバレット」を2回使う、≪マシマシラ≫の特性「アドレナブレイン」でダメカンをうまくのせかえる、≪シャワーズex≫のワザ「ヘビースコール」を使う、などが考えられますが、現実的なのは「フロストバレット」と≪マシマシラ≫の併用でしょうか。
「ユークレース」は非常に強力であり、「フロストバレット」はその準備のためにも使用できる自己完結できているポケモンですが、やはり6個ぴったりでなければならないという部分がネックで、≪グレイシアex≫を使用する場合はかなり「ユークレース」の使用に寄せた構築が必要になるかもしれません。
サンダースex
![](https://assets.st-note.com/img/1732935015-BnvlLtJeWqdgM2QSNaPRxY17.jpg?width=1200)
イーブイズexの中で最もポテンシャルを感じるポケモン。逃げるエネルギーもゼロで「ドラバイト」とのかみあいも悪くありませんね。
雷無 フラッシュスピア 60+
のぞむなら、自分のベンチポケモンについている基本エネルギーを2枚までトラッシュし、その枚数×90ダメージ追加。
≪ヤバソチャ≫のようにダメージの調整が可能(60,150,240)なワザ。240まで出せるので、ほとんどのたねポケモンexがワンパンできます。トラッシュするエネルギーも色の指定がないので、≪オーガポンみどりのめんex≫の特性でつけた草エネルギーなどもダメージ源にできます。
ただ、バトル場にいる≪サンダースex≫自身のエネルギーがトラッシュできない都合上、240ダメージを出すにはバトル場を含めてエネルギーが4つ盤面にないといけないので、最序盤から最大出力で戦うのは難しいかもしれません。
炎水雷 ドラバイト 280
次の自分の番、このポケモンはワザが使えない。
≪ブースターex≫の「カーネリアン」と全く同じワザ。ただし≪サンダースex≫単体でのエネルギー加速はできないため、≪ブースターex≫よりは打ちづらいです。このワザは一切使用せず、「フラッシュスピア」だけで戦う構築でも強いとは思います。ただ、上述したとおり、逃げるエネルギーがゼロのため、+いれかえ手段があるだけで連打することが可能なので、完全に捨てるのももったいなさそうです。
≪ブースターex≫と≪サンダースex≫を一緒に組むと、≪ブースターex≫でエネルギーを加速して≪サンダースex≫のワザ「フラッシュスピア」や「ドラバイト」を使用する、といった流れが作りやすいです。また、進化元が同じなので構築も多少はしやすいかなと思います。
トドロクツキex
![](https://assets.st-note.com/img/1732935811-LW7hKkoYFjtNnTwHu4IaUzS5.jpg?width=1200)
世界大会準優勝デッキのメインポケモン。書いてあることがシンプルだと強い。「古代」のポケモンであるため、専用のどうぐやサポートの恩恵も受けれれるため、デッキパーツが揃えばとても強力です。
悪悪無 くるいえぐる
相手のバトルポケモンをきぜつさせる。その後、このポケモンに200ダメージ。
こちらは≪グレイシアex≫の「ユークレース」と違い、無条件できぜつさせます。えぐるというよりは風穴あけてますね。
デメリットとして200ダメージを自身が受けますが、フィニッシャーとして圧倒的な性能を持ちます。先行して「くるいえぐる」を相手のポケモンexやエネルギーがついて育っているポケモンに使用できれば、ゲーム展開がかなり有利になると思います。
難点としてはエネルギー加速の仕方です。サポート≪オーリム博士の気迫≫がありますが、1BOXから複数枚出てくるかどうかの問題、エネルギーをトラッシュしておかなければいけない部分をどうクリアするかですね。
悪悪無 カラミティストーム 100+
のぞむなら、場に出ているスタジアムをトラッシュする。その場合、120ダメージ追加。
場にあるスタジアムがトラッシュできれば220ダメージと、たねのポケモンexがワンパンできる優秀なダメージラインです。相性のいいスタジアムは収録されていませんが、「カラミティストーム」のダメージを上げるためだけに何枚かスタジアムをデッキに入れる価値はあります。
「古代」のポケモンであるため、≪ブーストエナジー古代≫をつけることでHPが290になり、「くるいえぐる」を使用した後も場合によっては倒されずに次のターンが回ってくることもありえます。
エネルギーの要求が両ワザとも3つのため、そこをどう工面していくのかが≪トドロクツキex≫をうまく活躍させるポイントとなりそうです。
ドラパルトex
![](https://assets.st-note.com/img/1732936627-pUZczFevQRkWX0KIgViM1YhP.jpg?width=1200)
ドラゴンタイプで弱点がなく、場持ちの良さもさることながら2エネで盤面を崩壊させられるワザを持っているインチキポケモンです。後述する進化元の≪ドロンチ≫も優秀です。
無 ジェットヘッド 70
2進化ポケモンが場に立てるのは私の知る限り2ターン以降なので、毎ターンエネルギーをつけられる場合、≪ドラパルトex≫が立つ頃にはエネルギーが2つ以上ついているはずです。なので、よほど手札が詰まっているとか、エネルギーが上手くひけないとかで「ファントムダイブ」が打てない状況でない限りは使わないワザかな、と思います。(ボスの指令などで相手バトル場を縛って倒さずにダメージ調整するなどはありえるかもしれません。)
炎超 ファントムダイブ 200
ダメカン6個を、相手のベンチポケモンに好きなようにのせる。
2エネでダメージ総量260というだけで中々やっているんですが、ベンチに60ダメージを自由に振り分けられる点がこの≪ドラパルトex≫の強さを引き立てています。相手の育ち切っていないたねポケモンを倒すもよし、ダメージをばらまいて一気にきぜつさせてサイドを複数枚取るもよしとその場その場にあわせて柔軟な行動ができます。
エネルギーの要求と2進化であることが難点となりますが、テラスタルであるため≪きらめく結晶≫が活用できること、≪アカマツ≫だけでエネルギーを満たせること、進化元≪ドロンチ≫でドローができることなど再現性もそこまで悪くないと感じます。
何度も出ていますし、後述もしますが進化元である≪ドロンチ≫の特性が優秀です。
≪ドラパルトex≫は弱点がないため、無傷の状態でバトル場に立てると、よほどがない限り「ファントムダイブ」が2回打てます。その2回だけでサイド4枚がとれることも多々ありますので、≪ドラパルトex≫だけに注力するデッキもアリです。
テラパゴスex
![](https://assets.st-note.com/img/1732937632-iNFMTyG9YeuZogIhAVQU75XC.jpg?width=1200)
たねのテラスタル:ステラのポケモンで、場にいるだけでもいろいろなシステムが軌道できていいヤツ。ワザの打点も悪くなく、サポートカードも充実しているのでパックの引き次第ではメインに、≪テテパゴスex≫だけでもとりあえず入れたら悪くはない。
無無 ユニオンビート
このワザは、後攻プレイヤーの最初の番には使えない。自分のベンチポケモンの数×30ダメージ。
後攻最初の番には使用できないものの、スタジアム≪ゼロの大空洞≫を置いてベンチポケモンを8匹置くことで240ダメージが出せます。シールド戦ではデッキが40枚のため、ベンチ8匹はハードルが高いですが、5~6匹程度でも十分なダメージが出せます。
草水雷 クラウンオパール 180
次の相手の番、このポケモンはたねポケモン(無色ポケモンをのぞく)からワザのダメージを受けない。
収録パックで言うと、≪イーブイex≫、≪スピンロトム≫、≪ガチグマアカツキex≫あたりを除いたたねポケモンからダメージを受けません。相手のデッキ次第ではこのワザを連打するだけで勝てる可能性もあります。ただ、このnoteで紹介しているおすすめポケモンのほとんどが進化ポケモンであるため、あまり有効活用できる場面は多くないかもしれません。
≪テテパゴスex≫自体も優秀ですが、周辺サポートカードである≪ヨルノズク≫、≪バッフロン≫、≪ガラスのラッパ≫、≪ゼロの大空洞≫の存在が大きいです。特に≪バッフロン≫は受けるワザのダメージを大きく下げられるため、2枚以上ひけたら是非ともデッキに入れたいカードですね。
山札をドローできるポケモン
山札をドローできる=手札が多くなるということは、それだけ自分の行動の選択肢が増えますし、したい行動もしやすくなります。
以下の紹介するカードは特性で山札をドローできるポケモンたちです。中には無条件でデッキに入れてもいいカードもありますが、それぞれ説明を読んで、どんなメリットデメリットがあるのかを理解してデッキに組み込めるとベストです。
オーガポンみどりのめんex
![](https://assets.st-note.com/img/1732938819-DPpBKkRFj4sm0aMxQe5rd1oA.jpg?width=1200)
特性 みどりのまい
自分の番に1回使える。自分の手札から「基本草エネルギー」を1枚選び、このポケモンにつける。その後、自分の山札を1枚引く。
草エネルギーがそのまま別の手札1枚になります。≪オーガポンみどりのめんex≫がパックから出て、草エネルギーを使用するデッキにするならとりあえず脳死で入れても問題ないかもしれません。特に場のエネルギーを利用する≪ヤバソチャ≫、≪カミツオロチex≫、≪サンダースex≫と相性がいいです。
エネルギーはこのポケモン自身にしかつけられないので、他のポケモンを育てながら手札補充をする、といった使い方ができないところが難点ですかね。
ネイティオ
![](https://assets.st-note.com/img/1732939069-5U37GZrgolk0EXvqyzuhVxWe.jpg?width=1200)
特性 アカシックセンス
自分の番に1回使える。自分の手札から「基本超エネルギー」を1枚選び、ベンチポケモンにつける。その後、自分の山札を2枚引く。
超エネルギーが手札2枚になります。エネルギーのつけ先がベンチポケモンなので、ベンチで育てたいポケモンにつけることも可能です。こちらも超エネルギーをワザに使うポケモンがいればとりあえず入れておいて問題なさそうです。ただ、超タイプで強力なポケモンが少ないので、一定の入れづらさがあるかもしれません。
キチキギスex
![](https://assets.st-note.com/img/1732939481-Kc4F3aCXsmzEeW69HQuJ8PRN.jpg?width=1200)
特性 さかてにとる
前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていたなら、自分の番に1回使える。自分の山札を3枚引く。この番、すでに別の「さかてにとる」を使っていたなら、この特性は使えない。
条件付きですが3枚ドローできる特性で、いまやどのデッキにも1枚はいってるんじゃあないかというほど汎用性に優れています。パックから出たら何も考えずにいれてもいいほどです。が、シールド戦はサイドが4枚のため、特性が使用できる回数が必然と少なくなりますので、他のドローソースが潤沢であれば絶対入れろとまでは言わない可能性も少しありそうです。
なお、ワザ「クルーエルアロー」はエネの色指定がなく、ベンチにも攻撃できるので頭の片隅にワザの存在を置いておくとプレイの幅が広がります。
ブロロローム
![](https://assets.st-note.com/img/1732939812-36QCIV0WwsN4qPO7abfSTujE.jpg?width=1200)
特性 ランブルエンジン
自分の番に、自分の手札からエネルギーを1枚トラッシュするなら、1回使える。自分の手札が6枚になるように、山札を引く。
手札からエネルギーをトラッシュすることで6枚までの補充ができます。エネルギー加速はできませんが、最大で6枚のドローにつながります。逆を言えば手札が6枚以上あると特性が意味をなさなくなってしまいます。
エネルギーをトラッシュから活用するデッキ、手札をガンガン消費するデッキには好相性ですね。
≪ブロロローム≫自身のHPも140とそこそこで、ワザも要求が重いですがいいダメージが出ます。
ドロンチ
![](https://assets.st-note.com/img/1732940324-OdJ2SRoh80NQGcgmnsI6iblA.jpg?width=1200)
特性 ていさつしれい
自分の番に1回使える。自分の山札を上から2枚見て、どちらか1枚を選び、手札に加える。残りのカードは、山札の下にもどす。
コスト無しで1枚ドロー、2枚見れるので実質は1.5ドローぐらいのアドバンテージがあります。不要なカードは山札の下に行くので次の番などでほしいカードがひける可能性も高まります。
エネルギー加速などができるわけではないですが、特にコストも無いので他にドローソースの選択肢が無い場合は入れておくとデッキが回りやすいかもしれません。
進化先の≪ドラパルトex≫をパックからひけている場合は複数枚投入してもよさそうです。
ノココッチ
![](https://assets.st-note.com/img/1732940589-DteIxkv7OEYG9paPF5MjybTw.jpg?width=1200)
特性 にげあしドロー
自分の番に1回使える。自分の山札を3枚引く。その後、このポケモンと、ついているすべてのカードを、山札にもどして切る。
特性を使用すると山札へ戻ってしまいますが3枚ドローと手札をかなり潤沢にできます。また、山札に戻るので≪ノココッチ≫が1枚しかなくても複数回特性が使用できます。
特性を使用した際、ついているカードも山札へ戻るので、≪ゼイユ≫などでトラッシュしたくないカードを山札へ帰す、なんてこともできます。
汎用性が高い(気がする)カードたち
テラスタルフェスexに再録されたカードはどれもカードパワーが高く、引けたらぜひともデッキに入れておきたいものがたくさんあります。
以下のカードはシールド戦の性質を考慮した上でなお入れる価値のあるものだと思いますので参考にしてください。
カウンターキャッチャー
![](https://assets.st-note.com/img/1732940886-8WOpUFcDBGjbdlN7VgrXEkI5.jpg?width=1200)
サイドで負けている時限定ですが、グッズでボスの指令が使えます。サイドが4枚なので使用回数は1回程度になりますが、このカードがあることで勝ちを拾えるゲームも多々ありそうです。
なかよしポフィン
![](https://assets.st-note.com/img/1732941119-IZ0UwNzlp1Dmk4692BrJYCnO.jpg?width=1200)
HP70以下のたねポケモンがいないデッキ以外にはまず入っている気がします。カード1枚でポケモンが2匹ベンチに呼べるので、バリューが高いです。
ベンチに空きがないとカード自体を使用できないので注意しましょう。
夜のタンカ
![](https://assets.st-note.com/img/1732941302-y8cfoAVi12UvRD5GtnPeduha.jpg?width=1200)
トラッシュに行ってしまったポケモンorエネルギーを即座に手札に戻せます。たねポケモンがきぜつした時にすぐ使用してベンチに戻せたり、ワザに必要なエネルギーを回収したりと汎用性の塊です。
緊急ボード
![](https://assets.st-note.com/img/1732941368-U7FyWAa6rcfbxqHLOMiEVjXJ.jpg?width=1200)
ポケモンがバトル場から逃げる際には逃げるためのエネルギーをトラッシュする必要があります。そのエネルギーが1減るということは、1ターンに1回しかできないエネルギーの手張り権をより有効に使えるとも言えます。
ジェットエネルギー
![](https://assets.st-note.com/img/1732941468-Ptb5Mvz4qAkdc7lhJ9xWQ1IV.jpg?width=1200)
緊急ボードと役割が少し似ているかもしれません。が、こちらはいわゆる「にげる」ではなく、「入れ替える」のため、バトル場のポケモンの逃げるエネルギーが多い場合でもこれ1枚で解決できます。また、ベンチポケモンにエネルギーをつけながらバトル場に出せるので、奇襲をしかけることも可能です。
おわりに
テラスタルフェスexはシールド戦ができるように構築されたパックではない(はず)ので、もしシールド戦を行う場合はエネルギーカード以外にもレンタルカードと称して全員が平等に使用できるカードを追加することをおすすめします。私は個人で主催するにあたって以下のカードをレンタルカードとしました。
1 ネストボール
1 ハイパーボール
2 スーパーボール
1 ポケモンいれかえ
1 ポケモンキャッチャー
1 タロ
1 ボスの指令
1 ゴヨウ
各色エネルギーカード
進化exポケモンをパックからひいた場合、進化元となるポケモン1枚
また、はじめにも書きましたが、初心者を含んだシールド戦を今回想定しており、カードプールを見てパワーバランスのゆがみそうなカード(スボミー、ギルガルド、いわポン)については禁止という措置を取りました。ギルガルド、いわポンは対処しづらいほどではないですが、初心者の壁になりそうなので今回は禁止としました。
ポケカについても含め、カードの考察などを文章にするのは初めてのことでしたので、訳の分からんこと、見当違いなことが書いてあるかもしれません。インターネットには不確実な情報もあるんだと防衛線を張って結びとしたいと思います。