【kenshi×towa】14期代表kenshiと次期代表のtowaにインタビュー
H2Oといえばこの二人！『天泣公演』で引退してしまう14期代表kenshiとこれからH2Oの中心となる15期代表towaに今年一年間のH2Oについてインタビュー、あまり知られていないサークルのあれこれを聞いてみました！
—この１年どのようなサークル運営をしましたか？
(kenshi)答えになっているか分からないけど、自分の知っているストリートダンスをみんなに伝えられたら良いなと思いながら運営してましたね。僕は高校生の頃にダンスを始めて、師匠に福岡や宮崎、鹿児島、東京など色んなところに連れてってもらってかけがえのない経験をさせてもらいました。そこで教えてもらったことをみんなに伝えられたら師匠への恩返しにもなるし、サークルにも良いかなって。
(towa)私も思い返してみれば、1番最初に外部のイベント見に来ない？って誘ってくれたのがkenshiくんだった！
(kenshi)1年生ってほぼ高校生みたいなもんだし、クラブって怖いんだろうなとか思った。だからこそダンス楽しむためにもクラブを早めに克服した方がいいかなって誘ったのよ。今年もバトルとか色んなイベント一緒に行ったよね。
—師匠から教えて貰ったことって、具体的にどんなことですか？
(kenshi)僕が1番大事だなと思ったのは、ストリートダンスはダンスだけじゃないよっていうことかな。コミュニティの部分だったり、分かりやすいのは服のデザインを自分で作ったり、DJも自分達でしたりっていうところ。あとはSNS。映像制作を外部に委託せずに自分たちで撮ること、どう自分たちを魅せていくかっていうことも大事かなと思ってたり。もちろん上手くいかない部分もあったけど今年はダンスだけじゃなくて、色んなことにチャレンジした1年でしたね〜
(towa)工大祭でPV作ったり、引退公演でDrum Sessionしたり今年は本当に色んなことしてますよね！
(kenshi)いやー本当に頑張った(笑)初めてのことはいつも大変なのよ。15期も映像制作したよね。基本的にはやっぱり最高代の14期が仕事をすることが多い中で、夏のDive!というイベントでは”みんなが楽しめるように“っていうのがコンセプトなので、後輩にも映像の話振って作ってもらいました。後輩が演技やダンス頑張ってて可愛いかったです(笑)
(towa)みんなで構成考えて、現役だけで撮ってみました！
(kenshi)インスタにも載ってるので要チェックです。冒頭のtowaがゆっくり歩いてるところが背中で語ってる感じがして好きです(笑)
—何を目標に1年運営してきましたか？
(kenshi)抽象的になっちゃうけどカッコいいサークルにしたいなと思って。東京はお金さえあれば何でもできるけど、あえてそこで自分たちでいろんな事をするっていうのを目標に。あとはサークルっていうもの自体ちょっと難しくて、H2Oは大学からダンスを始める人が多いんですけど、始めて1−2年したら最高代になり後輩にダンスを教える立場になっちゃうんですよ。やっぱりダンスって教科書とかがあるわけじゃなくて、誰かから教わったものをまた誰かが教えていくっていう形で続いているもんだから、サークル外のしっかりとダンス文化を築いてきた人たちから教わって、それを後輩に伝えていくっていうのが、1つサークルとしてやらなきゃいけないことなのかなと思って。同期とか後輩にはレッスンを受けにいくように勧めたり、現場に積極的に連れてったりしてました。towaももうめちゃめちゃナンバーとか出てるもんねぇ。
(towa)ナンバー出たりとかみんなの観に行ったりしてますね。
(kenshi)最近はもうどこのイベント行ってもH2Oのメンバーがいるから、結構楽しい。あ！いるじゃーんって！！
-ps-
(kenshi)高校生の頃に受けたTighteyexやBeastのWSは本当に感動しました。ダンスを作った人から直接教えてもらえる機会なんて滅多にないですし！ほんとにいろんな経験をさせてくれた師匠には感謝しかないんですよ、、。後輩にもそういうことしてあげられてたら嬉しい。
—1番大変だった、苦労したことはなんですか？
(kenshi)towa何かあります？？(笑)
(towa)1番思い出に残ってるのは、7月イベントを初めて運営した時、、
(kenshi) あ！！towaが大泣きしたやつだ！！
(towa)14期がいるうちに15期でイベントの運営を一回やってみようって言われて、めっちゃ大変だったんですよ。
(kenshi) そうだね、本当に大変そうだったねー(笑）
(towa)まず15期にも係があるんですよ。その人たちに、「はい！君たちの出番だよ」って仕事振ったり、当日不十分なところのバックアップで駆け回ったりするのが本当に大変でしたね。14期これずっとやってたんだ、すごいなって改めて思いました。
(kenshi)towaは運営しながらバトルも出なきゃいけない。その中で代表だしかまさないとっていうプレッシャーもあるし、大変そうー(笑)
(towa)そうなんですよ！運営しながらだとバトルに全然集中できないんですよね！
ーkenshiくんは？
(kenshi)えぇ僕？基本的にイベントは、ほんとに記憶ない。幹部は全員記憶ないぐらいずっと走り回ってて。特に大変だったのは、1期から15期まで参加した15周年イベント『Re:PORT』かな。上の先輩達の連絡先自体もないし良い会場も知らないし、どうしようってとこから始まって。代替わりして間もなかったから係もそんなに決まってなかったんですよ。だから奏生(副代表)とSuzuha(副代表)と3人で全部基本的にやってて。今思えばよくうまくいったなぁ(笑)
(towa)私はまだ役職なかったから、純粋にイベントを楽しんでました。15周年イベントは本当にH2O史に残るイベントだと思う！
(kenshi)そう言ってもらえるだけで嬉しい。15周年イベントでは映像も挑戦したんだよね。 来てくれたOBOGも全員楽しんで欲しいから、僕ら現役だけの映像じゃなくて、過去の写真とかでこれまでのH2Oを振り返る動画も作ったんですよ。あんな時期もあったなとか思いを馳せる空間を作れたらなと。
(towa)あの映像本当に泣きそうになった、、。H2Oの歴史とか感じちゃいました。
(kenshi)そうね、それこそかっこいい服装のスタイルって時代によってどんどん変わってるから、僕は昔の服装はちょーっとださいよなとか思いながら映像を見てたなぁ(笑)今福岡に住んでる1期の満さんとか、遠くから来てくれたのもめっちゃ嬉しかった。あと普通にH2Oを作ってくれた1期がダンスをまだ現役で続けてくれてて感動した。
—どれくらいの期間で準備したんですか？
(kenshi)2月にイベントがあったんだけど、12月にやろうって決めたから本当に急いで上の人にめっちゃ連絡取って、「この日空けてください」とか「ぜひ来てください」とか言ってね。いい先輩たちばかりで、みんな来てくれて楽しかったなぁ。
(towa)あの人数を集客するの大変そう！
(kenshi)ほんとに大変だった！あと余談だけど、15周年で1番大変な思いをしたのはお酒(笑）イベントの最中にはさすがに飲めないから、（まぁちょっとは飲んでるけどね(笑))終わった後にみんな「ありがとう、お酒奢るよお〜！」って言ってくれて。僕は断れない性格だから、めっちゃ飲みました(笑)来年はtowaにいっぱい奢るからね〜(笑)
(towa)お酒でさらに仲良くなれたりしますもんね。
(kenshi)確かに！15周年から出来た繋がりとか今も続いてるし、工大祭も来てくれたり、他のイベントも出るよって言ってくれてありがたいな。 11期のKarunaさんがセッション会を開いてくれて、そこにもいっぱい来てくださって。もっと色んな人と仲良くなりたいなー。
(kenshi)Karunaさんのセッション会で話したいことあったの思い出した！僕の地元である鹿児島に帰ると、セッションをしてくれる仲間がいるんですよ。H2Oでもなんかそういうのがあればなってずっと思ってて。Karunaさんのセッション会が鹿児島のセッションのようなアットホームな雰囲気で、僕はめっちゃ好きです。兄さん方、姉さん方これからもよろしくお願いします。踊りまくりましょう！
—今日まで代表として過ごしていく中で、やりがいを感じたことや代表をやってて良かったことはなんですか？
(kenshi)みんなが笑顔で踊ってくれるってのが1番嬉しいね。それからやっぱりバトルとかショーケースが色々あるけど、ダンスそのものを楽しんでくれるのが1番嬉しい。最近まではバトルとかみんな緊張でネガティブな雰囲気があったけど、今はもうみんな楽しそうで最高です！
(towa)みんな楽しそうにやってくれてとても嬉しいですね。14期が執行代になってみんなバトル出るようになったよね。16期もノリノリだし〜
(kenshi)勝ち負けとかじゃなくて純粋にダンス楽しんでるのが伝わってくる。僕は12月イベントでtowaと戦った時は、人を殺すような顔してたけどね(笑)
(towa)めっっちゃ怖かったもん。ガチガチに負けました(笑) 他にはサークル内イベントだと、知ってる人がバトルに出てて面白い！！外部だと知らない人と当たるからね。あと私はインスタとかで後輩が楽しかったってストーリーとか上げてくれる時かな。「あ！やって良かったな」って純粋に嬉しいですね。
(kenshi)わかる、しれっといいね押すんだよね！恥ずかしいけど(笑)
(towa)そう！嬉しいですよね！！イベントに参加してくれたOBOGからも「良い雰囲気だったね」って褒めて頂けると本当に嬉しい。声かけて頂けること自体恐縮だけど。
(kenshi)確かに！めっちゃ嬉しいよね。
-ps-
(kenshi)僕はDive!でゲストとして来て頂いたHICKYさんとちびゆりさんとのセッションがとても印象に残ってます。H2Oを代表して僕と奏生がセッションに参加させてもらったんですけど、ゲストのお二方のパッションに本当に刺激をもらいました。本当にダンスって楽しいなって改めて感じられて、嬉しかったです。代表してなかったら踊れてなかったのかと思うと、代表してて良かったなと今では思います(笑)
—幹部での思い出はありますか？
(kenshi)思い出じゃないけどなんか僕自体が末っ子ってのも多分あって、後輩に先輩面するのが多分苦手で、後輩が「さん」呼びだったのを恥ずかしいからやめてって頼んだんですよ。
(towa)なんか「kenshiさん」って呼ぶの禁止されたんだよ(笑)だからkenshiくんって呼ぶのと呼び捨てが半々くらいなんだよね。
(kenshi)サークル外で会う先輩後輩は基本友達みたいな感覚なんだけど、やっぱりサークルっていう枠組みの中では上下関係があるしなんか難しい。もちろん良いこともあるけど、ダンスを楽しむ邪魔をしている気もするから、やっぱり友達みたいな感じがいいな〜。towaは何か幹部での思い出ある？
(towa)私は幹部6人で撮影があって、初回は奏生が6時間も遅刻したんです！2回目は電話したら「今起きた」、 3回目は「準備中」というLINEがきて、そろそろ次は移動中くらいになるんじゃないかなってね(笑)ちょっとずつ進んでるけど一向に来ないんだよね！
(kenshi)奏生らしくてめっちゃ好きなんだよなー。
(towa)寛大な心をもつkenshiがいるから許されてるんだよね(笑)
(kenshi)あの「行けなくて悔しい」ってLINE来るたびに1人で笑ってる(笑)
ー幹部写真が全然ないという噂がありますが、、
(kenshi)ないです(笑)Dive!はあるのかな？
(towa)あれあったっけ？？撮ったらしいけど見つかってなかったはず(笑)
(kenshi)まず奏生と僕が基本写真撮らないから本当に写真がなくて、、。Suzuhaがイベントのときにしっかり 3人で写真撮ろうと思って撮ってくれるのありがたいんだけど、毎回誰に撮ってもらったか忘れちゃってなくなっちゃうんだよね。だから引退公演ぐらいは3人でしっかり撮りたいなと思うけど、どうなるんだろうね。
(towa)引退公演は私が絶対撮りに行きますね 。
(kenshi)ほんとにお願い！いつも誰かの写真撮ってばっかだから、案外自分たちの忘れちゃうんだよねぇ。
—ここでkenshiからtowaに来年度はどんなサークルにして欲しいか教えてもらいましょう。
(kenshi)どんなサークルにしてほしいとか思わないぐらい大丈夫なんじゃないかなって俺は思ってる！！本当に！
(towa)ありがたいです！
(kenshi)14期がPUDDLEっていう気軽にセッションしたり、バトルしたりっていうダンスコミュニティを作ってて。今はもうH2Oに限らずいろんな外部の人をいろんな人を巻き込んでしているものなんだけど、それを15期が引き継いで新たにHIDEAWAYっていうのを作ってくれて。第1回のバトルでジャッジさせてもらったんですけど、みんなめっちゃ楽しそうにしてて、「あーもう引退していいんだな」って思いましたね。だからねー、自由気ままにやってくださいって感じかな。僕らも上の代とは全然違う運営をしちゃったから15期も15期なりに頑張ってください！！！難しいけどね。
(towa)なるほど〜(笑)15期なりのH2Oにしていきたいですね！
(kenshi)今年の引退公演なんかも、僕らのやりたいことを全て詰め込んだイベントだから来年同じイベントは多分できないし。15期らしくファイト！今年は14期らしいものにしてて、本当に気合い入れてるからみんな楽しみにしてて！
(towa)本当豪華ですよね、豪華すぎる。
(kenshi)来年にプレッシャー与えまくってるからね(笑)
(towa)今年やることやりきってるからな〜(笑)
(kenshi)でも15期はやっぱり心配してない。towaのことは期待してます。逆にtowaは何かしたいこととかあるの?
(towa)したいことか〜、難しい！！でも自由にやってく！！でも守っていきたいなって思うことは、引き継いでいきたい。それでまた新たに、何か自分たちらしさを入れる要素があれば、組み替えていきたいなと。
(kenshi)あ、15 期に残しておいてもらいたいこと思い出しちゃった！そういえば梅酒が好きな人がいないなぁって。
(towa)梅酒人口(笑)
(kenshi)今お茶割りしか飲まない人多いからそれが寂しいかなぁ。自分がOBで戻った時に梅酒ないと悲しいかも(笑)
(towa)kenshiくん用に梅酒準備しておきますね。
(kenshi)買っといて！お願いします！
—towaからkenshiに一言お願いします！
(kenshi)えー！！恥ずかしい！！いないとこで言ってよー
(towa)もう出そうと思えばいくらでも出るんですけど〜
(kenshi)おっ！いいじゃーん！！
(towa)こっちも恥ずかしい〜(笑)引退公演に関しては、ほとんどゼロから作ってるんです。会場の手配、パンフレットもそうだし、幹部映像も自分で構想作って撮影・編集もしてるし、もー何から何までやってるんです。部員にもめっちゃ気回してくれてて、係の会議もほぼ全部いる。
(kenshi)実は影分身使えちゃうんですよ(笑)NARUTOの見過ぎ！？
(towa)本当に分身してるんじゃないかって思う(笑)ダンスもサークルの仕事もこなしてるのにサークル外でのチームの活動も頑張っていてすごすぎ！それでもちゃんと留年しないところもすごい！！ちゃんと文武両道で両立できてて尊敬です。
(kenshi)うわーっ多分ね、多分留年しない。1番はあれだけやばいんよ、免許試験がやばい！1週間以内に受かんなきゃまた30万払わなきゃになる(笑)
※後日無事一発合格しました
(towa)少しくらい抜けてるところもあっていいと思います！実は私は裏でkenshiのことをスーパーサイヤ人と呼んでるんですよ(笑)それくらい引退公演はkenshiが作ったって言っても過言じゃないと思う！
(kenshi)シャア！！なんか恥ずかしいな、金髪でもないし(笑）
(kenshi)仕事してるフリしていつも大体僕は遊んでます
—逆にkenshiからtowaに期待してることは？
(kenshi)もう、本当に好きにやっちゃってくださいって感じかな。1番は引退しても僕と遊んで欲しいなって。引退したからもう関係は終わりみたいな感じになるのは悲しいよ、白髪になっても一緒に踊ってたいね！
(towa)うんうん(笑)それはそうですね。
(kenshi)期待してるよー！
—引退公演についてお聞かせください！！
(towa)全部語っちゃっていいですよ〜！！というかもう引退公演ってやばい！！14期の引退が自分にとって考えられなくて、、。私が入部した時からずっと隣にいた存在だったからー
(kenshi)そうだよね
(towa)H2Oイコール14期みたいなイメージあるから。
(kenshi)今年引退していいレベルにtowaには頑張ってもらってるんだよね(笑)次期幹部を結構早めに決めちゃったんだけど、その関係で14期の幹部6人みたいな感じがする！本当は3+3なんだけどね。
(towa)確かに！14期幹部と会えなくなるの寂しい、、、。
(kenshi)15期幹部なら大丈夫だよ！話それちゃったね(笑)引退公演難しいけど、現役として僕らが踊るのは最後だし、多分14期全員で踊るのも相当変なことがない限り最後だから、それを見届けてくれたら嬉しいなと。お客さんたちには僕らの踊りを見て「青春ってなんか良いねっ、」「彼らなんか楽しそうでいいね」って思って頂けたら幸せです。あわよくば見に来てくれた人が過去の思い出を振り返ったり、たまには友達に連絡して会ってみたりするきっかけになれば俺はもっと幸せです。最後に14期に向けて。サークル引退ってのがダンス辞めるっていうのとイコールではないから、サークル辞めても一緒に踊ろうね。
(towa)ダンス辞めてほしくないよねー
(kenshi)ほんとに！死ぬまでみんなと踊ってたい！
今回、現代表のkenshiさんと次期代表のtowaちゃんにインタビュー出来て、普段聞けない話も聞けて、とても楽しく学びある時間を過ごせました！！H2Oのこともっと好きになれました！！この1年はH2Oの歴史に刻まれる大切な年だったのだろうなだと感じました、、！
kenshi さん今まで本当に本当にありがとうございました！！！towaちゃんー！来年頑張れーー！&頑張ろうね！！
(編集者：15期 佐々木花)