ガチでもユルでもない第三のポケカの楽しみ方
Vmaxライジングが発売されてそろそろ一週間。カードのテキストがその一週間前に発表されているので合わせて10日くらいですかね。僕はこの時期がとても好き。自分が強い・面白そうと思ったカードをこねくり回して、なんとかデッキにしてみる。そしていざPokéCaféやジムバトルへ!
この時期特有のワクワク
なるほど、そんな組み方があったか、その相方は思いつかなかった、というやり取りは本当に楽しいですよね。滅多にすごいアイデアなんか浮かばないのですが、それでも「お、これはいける?」なんて思いついて、デッキ組んで70枚になっちゃうんだが・・・というプロセスはカードゲームの楽しみの大きな部分を占めていると思う。
今回は御三家Vmaxが目玉だったようですが、先日のPokéCaféではドラパルトが人気でした。3人がそれぞれデッキを持ち込み、他にも案を練っている人が何人も。カラマネロを入れるのか?事故対策にはジラーチ?ザシアン?オドリドリ?ヤミラミ?2進化アタッカーなので、枠が本当に一杯でおしゃれカードを入れる余裕がなく、通常の必須カードさえリストラ対象になります。
実際対戦してみると、普通にデッキが回ればどうしようもないほど強くて思ったよりコインゲーではなく、楽しかった。もちろん苦手デッキはたくさんありそうですけどね。
最近は公式の競技ポケカ推進によって、プレイヤーはガチ勢とユル勢みたいに分けられがちで、どちらもポケモンカードの楽しみのほんの一部しか味わえていないような気がする。
強いられるデッキ選択
ガチ勢は5戦あったら最低4勝1敗できるデッキでなくては握る意味がないわけですから、選択肢は相当限られてしまう。特に
・倍速でサイドを取るデッキ
・後一からサイドを取りながら加速し、ベンチも狙うデッキ
・2ターン目からハンデスしてくるデッキ
・毎ターン3エネ加速+ベンチを自由に呼べるデッキ
・毎ターン3枚以上山を削りながらサイドを取らせないデッキ
が暴れている環境では意外と強いという程度のデッキは選べなそうです。
また新環境に移っても、すぐにシティ上位デッキのレシピが解答のようになり、それ以上の考察をやめてしまうことが多そう。
ゆるく行くのも難しい
一方のユル勢の方も強いカードの採用をあえて避けるような隠れルールがあったり、勝利を優先することはあまり許されない感もあるので、これまた逆の意味でデッキの選択肢が少なくなってしまう。
割とおすすめな僕の遊び方
僕は申し訳ないけど、ポケカの楽しさをいろんな意味で一番楽しめてるんじゃないかと思うことがあります。もちろん楽しみ方は人それぞれですけど。僕の遊び方はこんな感じ。
・公式大会は目指さない。
・カードプール変わるごとに、デッキを一から作ってみる。
・目標は平均2勝1敗、うまくいったらジムバトル優勝できるあたり。
・自分のやりたいことは勝利に繋がるように。
・環境カードの採用はためらわないが、乗っ取られないよう注意。
・全方面を対策するよりは、デッキが回ることを重視。
・カイセー君のガチデッキに初見殺しをする。
もちろん大抵は理想のイメージ通りにはいかないんですけどね。昔は今ほどレシピが出回っていなかったので、こんな遊び方が普通だったと思うんですが、今は環境の変化が早かったり、公式大会がどんどん開催されているのでのんびり遊ぶ余裕がなくなってしまった感じがありますよね。
公式大会が目標になってしまうので、負けるとモチベが下がってしまったり、もっともっと練習しなくては!という感じで追い詰められてしまったり。変わったデッキなんか考える暇も惜しい!ってなってしまうのもわかる気がします。
職人
東京にそうじんさんっていうデッキ作り職人ともいうべき方がいらっしゃって、先日も素敵なデッキを公開されていらっしゃいました。
https://sojininoue.diarynote.jp/202002110731371626/
そうじんさんの凄いところは、人のあまり使わないカードを使って本当に強いデッキを作ってしまうところです。こういう職人としか言いようのない素敵なデッキビルダーがもっともっとでてきてくれたら、さらにポケカを楽しめる人が増えるんじゃないかなと思います。
ブードラ
とはいえ、経験がそれほどない人にはデッキを一から作るのは本当に大変ですよね。そんなあなたにブースタードラフト、ブードラはいかがでしょうか?シールド戦とはまた違った戦略性とワクワク感が楽しめますし、デッキを組むという作業も味わえます。なかなか思ったように組めないのですが、それはみんな一緒。
お、そういえば今週末のうんざり会@サンライフ福島では、サイドイベントとしてブードラをやるそうですよ。持ち物はVmaxライジング10パックのみ!ぜひこれまでとは違う遊び方を体験しにきていただきたいと思います。
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