恋アス完結記念合同誌のこと
皆さんあけましておめでとうございます。
なんか最後にnoteを更新してからだいぶ時間が空いてしましました。
今回はコミックマーケット105にて頒布されましたエスクリエイトシステムズさまの恋する小惑星完結記念合同誌「星咲のつどい」に、私からも1枚寄稿しましたので、寄稿した作品の解説とかをちょっと書こうかなと思った次第です。
今年2月28日までは原稿公開しないことになっていますので、寄稿作品自体は現時点で本記事に載せません。お手持ちの合同誌と合わせて読んで頂ければと思います。
背景
背景は自分が撮影した写真をレタッチソフトで加工して作成しています。
鞍馬駅に停車している800系電車の車内で、車窓に桜が咲き誇っているという状況の写真を使用しています。
左半分
左半分は恋アスの連載が開始した2017年当時の叡山電車をイメージしてデザインしました。
車両ロゴ
車両のデフォルメイラストを作図するとものすごく時間がかかる事が容易に予想が出来るのと、2017年当時の700系には「山」「紅葉」「新緑」「川」といったロゴがデザインされていましたので、その車両をピンポイントで表せるロゴを描こうという方向が決まりました。
行方向は形式別に、列方向が車番になるように左上から配置しています。
すると1行目(デオ710)の2番目の712号、3行目(デオ730)の1番目と2番目の731号と732号をイメージしているのですが、この時点で当時を知らないと謎のマークが描かれています。
当時の712号は「えいでんまとい号」として、八瀬比叡山口駅側運転台と(叡山本線を南北に往復する場合を基準・以下同じ)西側の側面を消防車のラッピングに、出町駅側と東側の側面を救急車のラッピングにした塗装で走っていました。それをイメージして赤い側面に消防車のはしごをイメージして作図しています。
当時の732号は「パトレイン」として八瀬比叡山口駅側運転台と西側の側面をパトカー、出町駅側と東側の側面を機動隊の輸送車のラッピングにした塗装で走っていました。それをイメージして白黒の側面に運転台頭のパトランプ風塗装をイメージして作図しています。
私は叡山電鉄がひだまり号を走らせていた頃から年数回程度は京都に通っているのですが、きららコラボ目当てでそれが動いているのを祈っている人間からするとこの2本は「ハズレ」みたいな存在で、あまり写真が残っていません。
700系のリニューアルが進んだ今となっては見られないため、もう少し撮っておけばと少し後悔しています。
「ノスタルジック731」はレトロな感じで私も少し気に入っている車両です。現在はリニューアルされ「ノスタルジック731・改」として運行されていますので、リニューアル前後を区別できるように茶色の明るさなどを意識して作図しています。
制服
叡山電鉄の制服は2019年11月にリニューアルして今のデザインになっています。という事で先代の制服でみらちゃんを描いてみました。
「叡電が恋アスとコラボするまでは乗ったことが無いよ」って方は、先代の制服を知らないと思うので、2018年に「ひえい」がデビューした際の記事を紹介しておきます。(あれ…?このインタビュー答えている人見たことある…という方は少なくないかもしれませんね。)
右半分
2017年に対比させるように2024年を作りました。
車両ロゴは2017年とは逆に右上から順に配置しています。
リニューアル車や「ひえい」は従来より塗装が凝っているのでどう描こうか悩みつつも、800系のように側面をベースに作図しました。
あおちゃんは皆さんお馴染みの現行の制服で描いていますが、原作最終回の髪型をイメージして描いてみました。
おわりに
結構締切近くまで悩みながら作っていた記憶があります。
叡電きららコラボを追いかけてきたのでこれをベースに何か作りたいな…みたいなぼんやりしたイメージは早くから浮かんでいたのですが、2017年当時と2024年当時をどう表現するかに苦戦しまして、当時の出町柳駅の電光掲示の発車案内の写真が出てきたのでこれを使うか?とか色々試行錯誤を繰り返していました。
当初は一応持っている板タブで描きたいなぁと思っていましたが、久しぶりに使ってみると良い線が引けなくてPowerPointで作図するパワープレイで作っています。
PowerPointでキャラや車両やロゴをそれぞれ作り、それをPNG形式で書き出した上でGIMPを使用して配置していき、主催サークルさん指定のPSD形式に出力しています。
おまけ
C105ですが、初めてお外でのコスプレに挑戦しました。
いやもうかれこれ10年ぐらい興味だけはあって、恋アスアニメ化の際に発売された衣装も買ってあったんですが、表に出る気はなかったんですけども、今回色々あって外に出ることになりました。
ちょうど合同誌のサークルさんでお手伝いしている時に新刊が完売したので、写り込んでました。
今回は素敵な企画に携わることが出来て楽しかったです。
今後もきらら系の合同誌には何か参加できたらと思っていますので、よろしくお願いします。