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「家事」「家庭」と両立しながら「法人経営」をベンチャーでやっている想い

仕事をしていて、たまに自分を襲う焦燥感があります。
それは「もっと仕事をしたい」「もっと勉強をしたい」という感覚。
個人事業主を1年、その後、起業して今2期目に入ったわけですが、この感覚は定期的に私を襲います。

私の1日は、朝起きて「いってきます」と家族全員を玄関まで送り「いってらっしゃい」と笑顔で送り出すことから始まります。
朝食を食べ、ニュースを見ながらストレッチをして、コーヒーを飲みながら仕事。昼食をつくって食べ、仕事。

子どもが帰宅したらオヤツをあげたり、お結びをつくって食べさせ、塾へ送りだし、また仕事。
夕方になったらお風呂を入れ、夕飯をつくります。夕飯は子供と一緒にほぼ毎日作っていて、子どもはスパイスを炒めてカレーをつくったり、イサキなど1尾さばけるようにもなりました。

家族で夕飯を食べ終えたら、ふろを洗い、食器も洗える時は洗います。
そのあと、夜はセミナーを開催したり、参加したり。
子どもが宿題をしているときは、わからないところを教えています。
寝かしつけまで終え、仕事を終えたら、就寝。

研修が朝からある日は、帰ってきてから夕飯をつくる、というところから行っている形です。

そこでたまにSNSなどを見て感じるのが…
「ああ、1人だったら仕事にもっと集中できるのに」
「もっと1人の時間があればいろいろな勉強会にも参加できるのに」
ということ。
実際に活発に活動している経営者の方や、個人事業主の方から話を聞くと、こんな焦燥感に襲われることがあります。

ただ、その時改めて振り返るのですが
今の、家庭最優先の生活を変える気はない
ということ。

個人事業主になって間もないころ、土日も仕事をして、勉強会に参加をし、羽を伸ばしてどんどん自己啓発と仕事をしていきました。
人脈は広がるし、自分の可能性も広がるし、仕事も結果を出し始めていました。一方で、家族との時間は減っていきました。かろうじて、はとっていたんですが、少なかったです。

結果として、家庭の雰囲気は悪くなり、それでも自分は一生懸命頑張っていたので「今だけは認めてほしい」と努力し続けました。

ただ、ある時、ふと思ったのが「あれ?そもそも一番誰に笑顔でいてほしいんだっけ」と。
それは二人の子供であり、奥さんであり、家族だったということ。自分が一番、ラクで、楽しくて、気持ちが安らぐ瞬間というのは、家族の笑顔に包まれているとき。
それなら、それを大切にできる生活をしないのはおかしい、と感じたのです。

それからは、土日は原則として家族の時間にする。
平日も、できる限り、子どもと触れ合い、家事も可能な限り参加してその結果みんなに喜んでもらうよう努力しています。
もちろん、忙しい時期は「あーーーーーーもう!」っていう気もありますが、この基本スタンスは楽しいですw

いつも考えるのが、明日死ぬとして「ああ、もっと子どもたちをぎゅっとしてあげればよかったな」「忙しいからと言って仕事優先にせず一緒に笑いながら夕飯食べればよかったな」といった後悔をしたくない、ということ。

なので、私には企業のミッションとは別に、自分の「ライフミッション」として「家庭最優先」で生きていく、それでいて、事業としても右肩上がりを続けることが私のミッションであると考えています。

それによって、多少事業の成長が鈍化するかもしれません。
それでも「自分にとって大切にすべきものを見誤らないで生きていく」ということを努力し続けようと思います。

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今回も、最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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