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適所は己で掘り当てる

仕事終わりに百貨店に立ち寄ると、覇気のある店員さんの声に「元気やなぁ〜」と溜め息混じりでつぶやく。

百貨店(食品)経験のある私が思うに、あそこは周囲から「あんたうるさいねん」と言われるぐらい地声のデカい人か、意味もなく負けず嫌いの人が向く戦場 職場だ。

食品は特に威勢の良い声で客を誘導する。
そうでなければダメなのだ。

声も出さずにぼーっと売場に立っている人を見ると過去の自分を見ているようで「わかる、わかるよ。」と、物わかりの良い上司ヅラして肩の一つも叩きたくなる。

過去に就いたことのある仕事でこれはもう二度とごめんだなと感じた事があると「回避したいリスト」に列挙して、当然次からは同じヘマはしないように心掛けている。

今の職場を選んだ基準も

◎フルタイムで立ち仕事なんて身体が持たない
◎声を張り上げる業種は無理
◎ワンオペになるのも嫌
◎責任を負ったり、管理能力が問われるのもキビぃ(厳しい)

みたいな「何を甘ったれた!」と言われそうだけど、でもみんなそうできるならそうしたいんじゃね?というものを決めて「この働き方が無理ならさっさと諦めま〜す」のテンションで面接を受けて今に至る。

仕事はちゃんとやっている(と思う)。
それぞれの愚痴も聞きつつたまに(?)乗っかったりたまに諌めたりしながら、年の功を発揮しているわけです。(私、偉い!)

適材適所と言うけれど、正規雇用でもない限り「適所」は自分で発掘するしかないように思う。

あなた、ここはどう?

なんて誰もいちいち面倒なんて見てくれないし、自分にとっての適所を自分以上に探すのが上手い人なんていないんじゃないか。

人材コーディネーターとか?コンサルタントとか?
そういうプロもいるんだろうけど、心から「しっくりくる場」を決められるのは自分の心しかない。

自分には何が向いているのかわからない。
今の仕事が適職なのかわからない。

んなもん、私だって未だにわかってない(48歳)。
「嫌なもの」を避けてはいるけどベストなわけではないんだし。

やってみて、「違ぇな」と感じたのならさっさと次に行けば良い。さもないと時間なんて秒で無くなるのだから。

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昨日noteでたまたま見つけたこの方の記事と、制作されたZINEがとっても今の私にしっくりきたので共有したいと思います。

お若いのにご自身を理解されていて、とても素敵な方だなと思った次第。       
                  ーおわりー





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あーもん|飽き性ぶきっちょの日々綴✍︎
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