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好きすぎてライブレポが書けない/MONOEYESのライブを観て

(脳内)
くっそぉ〜…
まさか桜島の駅前でこんなに待たされるとは…
しかも最強寒波来てるんすけど…
マジで耳ちぎれそう………

私はMONOEYES『The Unforgettables Tour 2024 』の振替公演を観るべく、会場となるZepp Osaka BaysideのあるJR桜島駅に。ユニバよりもさらにひと駅奥、たぶんZeppに行く人か物流センターに勤務する人しか乗降のない駅。Zeppがあの地に開業して何年も経つけれど、未だにホテル2件とコンビニ2件しか増えていないある意味魔境。(1回怒られろ)

本来この公演は昨年10月に行われる予定だったものがメンバー・細美武士さんの体調不良により急遽中止に。約3ヶ月後の振替開催となりました。

50も近くなってくるとライブ自体の数時間は耐えられるものの(楽しいから)、開演までの時間を待つのが本当にしんどくなり、Zeppでライブを観る時はギリギリまで座っていられる二階席を選ぶ傾向にあります。それで無理ならもう縁がなかったと諦められるぐらい、待てない体になっているので加齢とは残酷ですね。

ちなみにこの日の公演は本来行ける予定ではなかったのだけど、振替公演になったために行けなくなった方が出したリセールに当選したんですね。ただでさえリセールで出る枚数も少ないだろうし、ましてや二階なんてないんだろうなと思いながら申込み、本気で申込んだ事自体を忘れていたら当選通知。

やはり、願望は願って忘れるぐらいが良いというのは本当のようです。

どなたか存じませんが、リセールに出された方。
あなた様のお陰で行ける事になりました。
もちろんあなた様の分まで瞬きを忘れて観てきますよ!!という決意を胸に抱き、二階席ならささっと入って1時間中で座ってれば余裕だわ〜!と思っていた所の、冒頭の「立たされ案件」だったわけです。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。早く中にいれてくれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」と一人で叫ぶわけにも行かず「寒いから帰ります!!」ともなれないジレンマを抱えつつ待ったあの時間は今年一番の努力賞モンになることでしょう。今年一番の努力を年を明けて1週間で達成するなんて、今年の残りはもう生きてるだけで丸儲けです。

おっと、私の与太話で900字も使ってしまった。

肝心のライブの感想ですが………
それはまだ書けない!!書きたくない!!
なぜならこれを書いた後、Day2に行っちゃうからです、オホホ。

でもちょっとだけ書くと。

MONOEYESは結成から今年で10年。
一番最初にリリースされた“My Instant Song”の演奏中、私が観てきたこの10年がババーーっと走馬灯のように脳内を過ぎり、一人涙を流してしまいました。

本当に良い「バンド」になったんだなぁ、とバンド経験はゼロだけど(テヘッ)、観てきた年数はそれなりにある私としては親のような心で観ていたり。

モッシュもクラウドサーフもできない私だけど、
二階席で何なら腕なんか組みながらデカい態度で観ている私だけど、本当に大好きだし、本当に楽しい。観る度に「あぁ、来て良かったなぁ」と心底思っているし、今を生きられている事を痛感する場でもあるのです。

三宅香帆さんの『「好き」を言語化する技術』を買ったくせに、お得意の“最後まで読みきらない読書”のせいで、やっぱり今でも好きなものを好きとしか言えない私だけど、好きなものを好き!ヤバい!と思ったものをヤバい!でも別にいいやん?だって好きやし、感情が揺さぶられるほどヤバい!って思ってるんやもん!

読了したら本当に今以上の表現が出来るようになっているのだろうか…
そして「上っ面」じゃなく「綺麗すぎる表現」でもなく私の本当の感じたままのレポートが、他人様の心に届くように書けるのだろうか?

というような事を、ずーーーーーっと考えているからいっつも世にいう「ライブレポ」というものは躊躇してしまうのです。

でもね。
今年はきちんと残したい。

自分の手帳や日記にはズラズラと書き連ねている事を「見てなかった人」にも情景が浮かぶような形で。

さぁ。そろそろ二日目の現場に向かうとしよう。
今日もまた桜島駅で凍えながら、これから始まる物語を想像するのだ。

10円玉にしか見えんドリンクコイン。老眼。

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あーもん|飽き性ぶきっちょの日々綴✍︎
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