紡がれた歌、この旅の名は『Rosenchor』 ~Roselia LIVE TOUR「Rosenchor」レポ、東京公演編~
福岡編はこちら↓
前書き:私信
このライブレポシリーズは北海道公演の直前にTwitterのアカウントが凍結され、ツイート代わりに感想を書き連ねたのが始まりでした。
北海道以降の地方公演はカメラが回らず配信やライブビューイング的なものもないとあとから知り、「じゃあせっかくだし俺が見たモンできる限りシェアするか!!どうせ全通するし!!」と目的が更新され福岡まで書き切る事に。
そういう経緯もあって、配信のある東京公演について、最初はレポを書かないつもりでいました。
でもいざライブを終えて、色々な感情が込み上げて来たのを自覚したあたりで、やっぱりこの気持ちを残しておきたい。と筆を執りました。
ここまでのものと比較してボリュームは控えめですが、お目通しのお時間頂ければ幸いです。
Day1
開演前
開演前に隣のオタクに「(UO)回すけど大丈夫ですか?」と声をかけられました。
事前に声かけてくれる気遣いのできる優しいオタク、こちらとしても隣になったご縁で一緒に楽しみたい気持ちもあり一点だけ条件つけさせてもらってほぼ二つ返事でOK
「ロゼホラ以外ならバチクソ炊いちゃってください」と。
流石にロゼホラは青く染めて欲しいという個人的なワガママですが、受け入れてくれて、ン感謝🙏。
もちろんロゼホラなんてバカほどブチ上がる曲でただ我慢しろってのも酷な話なので代わりに自分用に持ってきていた青チアを託す約束をしました。
一緒にアガろうぜ……!!
1曲目:ロゼホラ
千秋楽の直前に発売された3rdアルバム、その一曲目の正体からライブの一発目もそれだと思って完全に油断していたところへの一撃。
慌てて青チアを託して自分もペンラを青に。
初動こそバタついたもののゆったりとした曲の入りに救われ、乗り損なう自体は回避。
最高のスタートダッシュになりました。
2曲目:ONENESS
アルバムに拘らず初手ロゼホラで来たことから2曲目ブラシャ読みで備えるオタク(一人称)。
『心が呼ぶ方へ 翔けるパルス』
あああああああああああお久しぶりですぅぅぅぅぅ!!!!!!
ここまでの公演で影も形もなかったところから生えてきた一曲にひっくり返るオタク。
Farbeのday2以来となるONENESS、といってもFarbe自体がまだ一年経っていないという事実。
例年のペースで行くと「あー前回はやらなかったけど前々回はやったなぁ」ぐらいの時期のはずなのに、間に7公演も挟まると遥か昔のことのよう。
と、ここまで記事書きながらちょっとしんみりしちゃいました。
3曲目:Sing Alive
何回か言ってますけどRoseliaの曲の中でも一二を争う好きな曲、この曲と一緒に全国を回れたのが本当に嬉しい。
二日間ある東京公演、当然day1だけの曲もあるだろうということで入れ替わり筆頭候補のシンアラは聞き納めの覚悟。
会場では気づかなかったけど記事書くために配信で聴いて気づいたのは、Cパートの紗夜のギターの音色がすごく優しくてめちゃくちゃに好き。
毎公演のソロパートで色濃く脳裏に染み付いた紗夜のギターの音といえば、ギャリっとしつつも鋭く突き刺すようなエレキらしさの詰まった音。そんなイメージとは異なる、一音一音を泡で包んだようなソフトな旋律が音数の少ないパートを歌い上げる友希那のしっとりとした歌声と共に上っていき、天井ではじけるように落ちサビへ。
シメのハイトーンもバッチリキマッて3曲目にして個人的なボルテージは最高潮。
アウトロのギターの刻みを合図に体が跳ねる。
俺やっぱりこの曲大好きだよ……!
MC1:大阪
千秋楽として、ここまでツアーで巡ってきた各地の話に。
そして大阪といえば……?
「バーン!」
\ゔあぁっ/
ステージ最前から5階席の一番上まで、撃ち抜かれたオタク達のウェーブが波及し無事全員がRoseliaに撃ち抜かれた形に。大阪の血が騒いだのか「(大阪では)これが楽しかったのよ……!」と噛み締めるように言う友希那が本当に楽しそうだった。
5曲目:ZEAL of proud
「私達がここにいるという証明。どうか忘れないで、”ZEAL of proud”」
ああああああああこっちも多分day1で聞き納めじゃああああああああああ!!!!!!
MCの締めとして曲名が堂々と宣言され、みんな大好きイントロのドスケベベースが鳴り響く。
シンアラに並ぶ個人的神曲、会場全体が一体となるカウントのコールが楽しい。
8曲目:R
配信見返してて気付いたシリーズだけどイントロでリサがベース弾いてるところを客席が映るように背後から抜くカメラワーク、FILM LIVE 2のRと同じやんけ!?
この時会場のメインスクリーンでもFILM LIVE 2の映像が流れていたので明らかに意識した演出。
こういうの好きでしょオタク、はい。
ラスサビ前のリサの投げキッスも大盛りの大サービス!!
ありがとうございます!!!!!
MC2:再演、美瑛町の花畑
今度は北海道でやった花畑の再現。
ペンライトのカラー分けは思いのほかスムーズに済み、客席は再び見事な花畑へ。
カナモトホールの約5倍のキャパを誇るガーデンシアターが5つの色に染まる光景はまさに圧巻の一言。本当に綺麗。
円盤になった時は是非とも一度見て欲しい。
10曲目:約束
美瑛町の花畑は、シロツメクサの花が敷き詰められた友希那とリサの原風景へと姿を変える。
綺麗に5等分された色が、2人の歩む道を祝福するように紫と赤に染まり会場を彩る様子は美瑛町に勝るとも劣らない美しさ。
今回も濃密なリサゆきを本当にありがとうございました…………!
アンコール前MC
唐突な12月のライブ告知。
まさかのRoselia&Ave Mujica
唐 突 な 死 。
なぜロゼのライブでムジカのライブの告知が出るんじゃ……
ムジカも追ってるオタク当方、赤いペンライトを両手に握り締め茫然と立ち尽くしておりました……。
ちょっと前にポピパモニカの河口湖組を嘲笑っていたら神奈川でムジカ3rd in 河口湖が発表されて目ん玉取れたばっかじゃろがい(逆ギレ)
やってやろうじゃねえかよこの野郎ォ!!!!!!!
MC:くどはる
「(ここまで来るのに)8年かかったと思うと感慨深い」
「武道館のリベンジもしたい!」
武道館、行きて〜〜〜〜!!!!
自分の初現地がEoRでそれ以前の現地は円盤でしか見たことなかったので武道館は知らないんですよね。
“夢を撃ち抜く”のがバンドリということなので是非ともまた武道館でやって欲しい!!
MC:ゆっきー
「あっという間にファイナルに来て、もうday1が終わるのが寂しい」
「アンコールの声を浴びておねんねします。」
おねんねに全部持ってかれた。なにそれ可愛い。
「だから最後の最後まで声枯らすなよぉ!?」
うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!(大声)
ゆっきーのMCは威勢がいいのが多くて好きですね!
MC:めぐちぃ
「他の仕事をしながら全国をまわるなんてどうなるんだろうって思ってた」
「(運営側のサポートもあったし)何よりもみんなが来てくれた」
ツアー全体通してMCでファンのことによく触れてくれたのがめぐちぃ。
ハードな全国ツアーのどこに行ってもすごく嬉しそうで、元気をもらう側のこっちまで嬉しくなっちゃう。
MC:のんちゃん
「悔いのないツアーだった」
「自分たちを好きでいてくれる人が全国にいることが分かって本当に嬉しかった」
悔いがないと堂々と言い切るかっこよさよ。
東京になかなか来られない地方のオタク達の思いに触れたからこその言葉。
自分もツアーについて行って、実際に地方で初めましてのオタクの声を耳にしただけにかなり実感がこもっているのを感じました。
MC:あいあい
「8年目にしてやっとできたツアーのファイナル」
「そんな大事な日に、ギックリ腰をしてしまいました……!」
「ギックリ腰の件も含めて、みんなの温かさを感じながらステージに立てることの幸せを感じてる」
演者あってのオタクだもの、そりゃ当然よ。
ギックリ腰とは思えないパフォーマンスに十二分に魅せられた。
そして、これからも付いてきてくれますか!?と投げかけられ、応えんオタクはおらんじゃろ!!
行くぞ武蔵野森!!!!!
Day2
3曲目:PASSIONATE ANTHEM
「止まらずに進む私たちに、最後まで必ずついてきて
“PASSIONATE ANTHEM”」
あああああああああああああああこれもやってくれるのか!?!?!?!?
オタク一同、大歓声。
2曲目までで上がり切ったかに思えたオタク達のテンションは天井を超えてブチ上がり、客席から立ち昇るのは早くも限界を突破した膨大な熱。
そんな客席の暴力的なまでの熱量をものともせずに背を向け、フロント3人がステージ中央に集まる。5人がそれぞれ向かい合うと、メンバーの方を向いたまま、友希那の宣戦布告が高らかに会場に轟く。
「東京Final、かかってきなさい!!」
うおおおおおおおおおおおおあああああああああおーーーーるあーーーうとぅうぃん!!!!!(思わず漏れ出た二度目の大歓声とコールを逃したくないオタクの板挟みの感情)
もう聴きたい曲全部やってくれる……!いや嘘、まだいっぱいあるから無限にやって欲しい(正直)
5曲目:”UNIONS” Road
千秋楽を飾る曲として、欠かすことのできない一曲。
会場全体が一つになる文化の先駆けになった曲。
Roseliaの全国ツアーに結びつく曲として書かれたディアグリ、一逢と並ぶセットリストの根幹にあるテーマを形作る曲として、堂々の皆勤賞となりました。
この曲の立ち位置ってほんと丁度良くて、他にも強い曲はいくらでもあるので立ち位置としては二番手ぐらいなんだけど、その中のエースってイメージ。多分この先もセトリ的にVIOLET LINEだと重すぎるようなことって結構あると思っているので、多分ライブの中盤ぐらいに織り込みやすいこの曲は今後もVIOLET LINEと棲み分けていくんだろうなと思う次第。
6曲目:THE HISTORIC...
紗夜がリサとポジションチェンジしての演奏。
周りも気合い入ったオタクが多くてBメロのヘドバンが楽しい。
前も横も、リサとポジションチェンジしてこっち側の端まできてくれた紗夜までみんな頭ブンブン振ってて最高だった。
MC:再演、茶臼山の星空
day1の美瑛町の花畑に続き、今度は名古屋でやった星空の再現。
軌跡
いつもはフロント3人がセンターの台に座ってスタートする軌跡。
今回は友希那の腰の都合で竿隊2人だけが座り、友希那はマイクスタンドの元へ
Sprechchor
ラスサビのポジション移動で竿隊2人が階段を上り、友希那がセンターで客席にマイクを向ける。
奇しくも名古屋公演の時に起きた友希那の立ち位置ミスと同じ配置に、ぎっくり腰による壮大な伏線回収がここにきて。
こんなところでツアーの要素を回収しなくても、と思いながらもちょっとじわっと来ていました。いろんな意味で。
Dear Gleam
ツアーでこれでもかってぐらい聴いた曲。
ここまでくるともういよいよ終わりが見えて来て胸に一抹の寂しさが灯り始める頃。いやそんなもん感じてる余裕があんのかオメェはよォ?!
上げていけよ最後まで!!!!!!!!
12曲目:Floral Haven
一逢が終わってさて一息……じゃない!!??
思わず声が出る。
2Daysはこういうニクい演出があるからたまらないんですよね。
Day1ではやらず、てっきりそういうもんだと思っていたFloral Haven、
ラスサビ前のしっとりとした歌声に合わせて5色に花開くスクリーンの薔薇があまりにも良かった。そこから盛り上がるラスサビの裏で静かに降り注ぐのは色とりどりの花びら。映像、演出、曲の全てがマッチした最高の瞬間。
後日LIVE音源も公開され、曲始まりのタイミングのオタクのどよめきがバッチリ入ってて良かったですね。
13曲目:FIRE BIRD
伝説になった一曲。
多くは語らないので公式から出ている映像を見て欲しい。
最初はそういう演出かと思ったんですがどうやらガチのマイクトラブルだったようで、トラブルではあるんですがそれが一番上がるこのタイミングのこの曲でというのが本当に神に愛されているなと。
ツアータイトルに相応しい一幕でした。
14曲目:VIOLET LINE
本当の本当に最後。
半年にわたる全国ツアーを締めくくるのは当然この曲。
全国5か所8公演で聞いてきたこの曲もいよいよ聞き納め。
その存在が当たり前のように感じていたVIOLET LINEですが、よくよく考えてみればツアーが終わった今次にこの曲が聞けるのがいつになるのか分からないんですよね。もしかしたらツアーファイナルを以て封印になる可能性すらゼロではないわけで……。
とはいえそれはそれで、ツアーの思い出と強く結びついた曲になるのも面白いかもしれませんね。
木谷ファンサービス
終演後、周りのオタクがざわめきだし、何事かと思えば左上の関係者席に木谷社長の姿が。
向こうも気づかれたことに気づいたのかアリーナのオタク共に手を振ってくれるファンサ。
ライブ後のテンションブチ上げオタク共、仕事を終えたばかりのペンライトに再び光を灯し木谷コールの大合唱が始まる。
\き・だ・に!!き・だ・に!!/
退場時間もあるからか社長も何か言おうとしていたものの、木谷コールの規模が大きくなりすぎて諦めたのか一旦好きに騒がせておいていい感じに盛り上がったところで締めの振りと一礼。木谷社長、オタクたちの歓声を背に堂々の退場と相成りました。
尾を引く余韻を社長がスッパリ引き受けたからか、終演後延々と退場を促されていたDay1よりもスムーズだったような気がします。
こういうところのオタクの扱いは上手いなぁと思った瞬間。
3曲目のアンコール?
木谷コールの後。終演後に会場に流れるBGMは「陽だまりロードナイト」
Day2はリサ側というのもあって周りのオタクの多くがリサ推し、ペンラをブンブンワイパーしながらもちろん揃って大合唱。
\えっがおっ!ひとしずく!!/
最後のワンコースまでバッチリ歌い切って完全燃焼で退場。
こっちもちゃんと現地で聴きたいなぁ~~~次の現地でやってくれんかなぁ~~~(チラッチラッ)
総括:ツアーを通して
2月から始まり半年間にわたる全国ツアー、正直全国を巡るなんて普段の自分からは考えられませんでした。それはそれはもう絶望的なまでのインドア引きこもり野郎なので。
それが大阪行って北海道行って名古屋に福岡と、現地での思い出もたくさんできました。正直いつも有明だとライブ以外の思い出が打ち上げぐらいしかないですからね。
こうやって新しい体験をするきっかけを与えてくれたバンドリが、Roseliaが本当に大好きです。
今回の東京公演は、Roselia15th Single「礎の花冠」に収録されるとのこと。
是非、この旅の終わりを見返してみてください。
え??????発売今日???????というか昨日フラゲ日!?!?というわけで、うまくまとめきれず下書きに眠らせていたものを最後のチャンスということで無理やり書き上げて投稿させていただく運びとなりました。
次のライブは今週末です!!!!!!!!!!!!!!!名古屋→福岡やってんじゃねぇんだぞ!!!!!!
Roselia推しでありAve Mujica推しでもある身としてはもうこれ以上なく楽しみです。
ロゼ推しの皆様、そしてムジカ推しの皆様、武蔵の森でお会いいたしましょう。