これなしで作曲するってマジ?MIDIコントローラーについて。
こんにちは。いやぁ夏ですね。歳を重ねてくると、段々この熱気が愛おしく感じます。まだ若造ですが、H1boshiです。
今まで
おススメ作曲ソフト⇒オーディオI/F⇒PCスペ
と続き、今回はMIDIコントローラーについてです。
今回の記事、作曲を始めたい方にとっては めちゃくちゃ重要です。毎度毎度、重要と言ってますがよくよく考えたら重要性のない話など一つもありませんでした(o_ _)o
それでは、やっていきましょ
■MIDIコントローラーとは
Musical Instrument Digital Interfaceといいます。
(ミュージカル・インストゥルメンツ・デジタル・インターフェース)
MIDIコントローラーと呼びますがようはPCと接続できる電子楽器ということです。今時の電子楽器でしたら大体対応しています。
MIDIコントローラーはパソコンでいうキーボードと同等の価値があります。
文字を入力するのにキーボードが必要となるのと同じくDAWに音を入力するのにはMIDIが必須といっても過言ではありません。ありません(2回目)
■MIDIコントローラーを使うメリット
🟢作業の効率化
一つ一つマウスで音を入力していくよりも演奏して入力したほうが作曲のスピードが段違いなのは明らかです。
*YOASOBIのAyaseさんはデビュー曲、夜に駆けるをMIDIなしで作っていたらしいですがそれはやめましょう。彼は怪物ですから(笑)
🔴強弱(ベロシティ)を再現できる
全ての音が一定だと平坦な曲になってしまいます。かといって音の強弱を一つ一つ手作業で作るのは非効率ですよね。MIDIコントローラーがあれば、演奏者の強弱表現を正確に読み取ってくれます。
🟡DAWソフトが付属している場合がある。
大手のDAWが付属している確率は低いですね。そういったものは大体オーディオIFに付属してます。AKAIさんの商品がおススメ。
などなど。
■どんな種類がある?
🔶MIDIキーボード
代表的なものはMIDIキーボードと呼ばれる鍵盤楽器です。
25、32、49、61、76、88鍵盤と作業場のスペースに合わせて選べます。
正直僕としてはもちろん88鍵のMIDIキーボードをお勧めします。表現の幅も広がりますし、ベースや金管楽器の入力の時に余計な手間がないですし。これが25、32、49あたりになるとオクターブ設定を毎回弄ったりしてくる手間が増えてきて面倒に感じ始めてしまうんですよね。
🔷25鍵
🔷49鍵
🔷88鍵
⚠️MIDIキーボーを選ぶ際の注意点
25、32鍵盤辺りは打鍵(鍵盤を押すこと)が浅かったりしてピアノ弾きである僕からするとなんだかなぁって違和感を感じます。とはいえリュックにしまえるほどのコンパクトさは助かりますね。僕がサブで使っているのはこれ
大体のMIDIキーボード(1cmくらい沈む)
鍵盤数少ないMIDIキーボード(1/2くらい)
打鍵が浅くて「弾いた」って感覚があまり感じれなかったです。
🔶MIDIパッド
パッド型のMIDIコントローラーです。ドラムはMIDIキーボードでも打ち込めますが、ノリノリで叩けるのはこちらです。これがあるだけで一気にアーティスト感が出てきますね。叩いてるときとか「あ、今、なんかプロっぽい...」みたいな(笑)
🔷AKAI
*パッド部分は常に光っているわけではなく、タッチした時だけ光ります。ちょっと残念。でも電力的には優しい。
🔷Native Instruments(Kontactの会社)
🔷 Midiplus (CUBASE付属)
🔷PreSonus (Studio One Artist付属。下のATOM SQはAbleton Live Liteも付いてきます)
🔷 AKAI Professional(Amazonで、FL Studio付属あり/なし選べる)
🔷 Novation (公式としてはAbleton live)
あれ、Logic proは?と思った方もいるでしょう。ここでこちら!その名も、【Launchpad X】!!
Logic Pro、CUBASE、Studio One、Ableton live、FL Studioと、主流なDAWソフトなら全て対応しています。もうこれ一択やん?
⚠️MIDIパッドを選ぶ際の注意点
出来るだけ、自分が使用しているソフトの会社が出している商品がいいです。
というのも僕も苦い思い出がありまして…
僕はAKAIさんのMPD218を使っているのですがパッドの位置がStudio Oneの画面に出てるプラグインとズレていたり、パッドは光るのに音が出ない箇所があったりと…最終的にAKAIさんにお電話して解決したので、設定で手こずるの覚悟して自分がピンと来たやつ買うのもありですけどね。
🔶その他特殊なMIDIコントローラー達
さて、ここからは少し変わった特殊なMIDI達を紹介していきます。
🔷MIDIヴァイオリン
YAMAHAさんが発売している電子ヴァイオリンとは違います。MIDI端子が付いているという点が最大の特徴です。弾けば音が出るので生楽器(ヴァイオリン)よりは簡単そう?結構値が貼りますけど...
海外のhttps://www.electricviolinshop.comというサイトで購入できます。
🔷MIDIギター
クラウドファンディングで話題になったJammy guitarです。
折り畳むこともでき、実際のギターより軽量。MIDIコントローラーですので、この楽器でドラムとかを打ち込むこともできちゃいます(笑)
MIDIピアノを持っている方も、打ち込む楽器が変わることで新たな発見があるかも知れませんね。
gloture.jpというサイトで購入できます。
(通常、ギターサウンドはオーディオIFに接続して本物のGtrで録るかMIDIキーボードでの打ち込みです)
🔷ウインドシンセサイザー
シンセサイザーだけど奏法は管楽器というやつです。
MIDIとして打ち込めるものもあるということで紹介しておきます。専門外故に短文
🔷 Touché(トゥシェ)
こちらはMIDIでは無いのですがコントローラー繋がりということで紹介させて戴きます。正確にはシンセサイザー・コントローラーです。
触る、叩く、撫でる、押すetc…様々なコンタクトによってシンセの音色に変化を与えます。
⚠️トゥシェと、Amazonで検索すると女性用の〇着(?)ブランドが出てくるので一応ご注意を。
🔷SeaBoard
LUMI KeysとかのかっこいいMIDIを開発してるところです。
一見鍵盤のような見た目をしていますが違いは「表現」です。
上記にあるTouché(トゥシェ)のようにタッチしたりスライドさせたりで深みのある音を作り出せます。現在は品薄状態ですので、公式HPの商品ページからメールを登録して入荷の情報を待つくらいしかできませんね...。
公式HPにある「こちら」の記事で実際に使用している動画が見れます。
★まとめ
基本的に最初の環境としてはMIDIキーボードさえあればいいです。理想は88鍵。ワンランク下げて76。61もまぁ、ありだと思います。
ちなみに、僕がメインで使用しているMIDIキーボードはCASIOさんのPriviaです。下のやつですね。単純に僕がリアルなタッチが好きなのと赤が好きという理由で購入しました(笑)
MIDI端子がないのでUSB端子を使ってDAWにつなげてます。
自分の欲しい楽器がMIDIと書いていない場合には、PC(またはオーディオIF)への接続手段があるか確認する必要がありますね。MIDI端子がない場合だいたい家みたいな形の端子があります。
で検索していただくと音楽関連の記事が出てきます。今までの記事を見たい方はぜひ。
他の記事でもよく書いてますが、やっぱ見た目かっこいいのが良いですよね〜。機能も大事なんですけど、男というものロマンを追い求めたいものです。
それでは、失礼しましたm(*_ _)m