日記 11/25

朝からお目当ての公演のチケット先着戦争に臨んだのですが見事に敗北しました。ログインできた時にはすでに焼け野原。一体何をどうしたらチケットが取れるというのか。

編み物を始めました。まずはガーター編みとメリヤス編みを習得すべく、練習しています。
編み物をするのは人生初のことです。かつては祖母がよく毛糸の靴下を編んでくれたのですが、私は真冬でも靴下が苦手なたちなので、あまり手が、というか足が伸びずにいました。そのまま、「編み物=おばあちゃんの趣味」というイメージだけができあがり、自分でやろうという気はさらさらなかったのです。
そもそも私がハンドメイドに価値を感じ始めたのは大人になってからのことです。子供の頃はクラスの一軍女子が来ている服や小物(小学校ではメゾピアノ、中高ではセシルマクビーやリズリサ)が魅力的に見えていました。平成初期のメゾピアノのあの絶妙なギャルみ、本当に可愛かった。
そんな価値観の子供にとって、「おばあちゃんの手作り」に魅力を感じろという方が難しいというもの。
夏には、祖母は私に浴衣を仕立ててくれようとしたのですが、白地に木の葉柄の渋すぎる布地が気に入らず、ピンクが着たい!ピンクのふりふりのやつ!と思い、けれども直接は言えないので、小賢しくも宿題の日記に書いて訴えたことを覚えています。

そんなわけで編み物から距離をとっていた私ですが、同居している友人たちが基本のテキストを買ってきてくれて、眺めているとなんだか面白そう。ふ、ふーん?いや別に興味とかないけど?へえ?そうやってやるんだ?毛糸?太さがあるのね?棒針も合わせて買うのね?ふーん?…と思っていたらいつのまにかユザワヤ会員登録が完了していました。
特に何が作りたいという目標があるわけでもないのですが、同じことの繰り返しに集中するので、セラピー効果もあるそう。最近忙しいので、心を落ち着けるひとときを作るためにもしばらく続けてみたいと思います。

GU感謝祭で部屋着を買いました。
この7月から今の場所に住んでいるのですが、以前の住まいに比べて地理的に寒さが厳しいことに加え、建物が古いため機密性が低く、すでに真冬のような心持ちで過ごしています。
買ったのはパンダの耳がついたパーカーとスウェットのセット。あれはボアと呼んでいいのか、肌触りがよくてふわふわの化繊です。ヒツジと迷ったのですがパンダが僅差で勝ちました。
これでこの冬をあたたかく乗り切りたいです。まだ着ていないのですが、使いやすかったらヒツジかレオパードを買い足す予定。
最近、20代の頃はむしろ敬遠していた、「ファンシーなもの」に弱くなりました。耳付きのパーカーなんて、昔は絶対に選ばなかったのに、わかりやすく愛らしいものに惹かれるタイミングがあるんですね。
最近はちいかわが好きです。

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