ヤナガワ村長選挙開幕！

2024年4月24日 14:33

こんにちは！ヤナガワ村役場選挙管理委員長の小池秀明と申します。令和4年設立の同役場所属。現在、選挙管理委員長をしています。※プロフィール写真は少し前のものを使用しています

本日は第2回村長選挙についてお伝えします。
少し長くなるので
『村長選挙の投票方法だけ知りたい！』
という方は目次から　［さぁ投票しよう！］　へジャンプして下さいね。

令和の高崎史に残る戦い再び

初回、1年半前となる前回の選挙では98名の方が立候補（※1）され、31日の選挙期間に300軒以上の投票（飲み歩き）があり、中でも52件もの飲食店を呑み歩き激戦を制した現職が、ヤナガワ村初代村長となりました。

※1 前回は飲み歩いたお店で撮影した画像を事務局にLINEすることで1票獲得というシステムだったので、投稿＝立候補という形になりました。

1年半の時を経た今、ヤナガワ村の村長を決める ”2度目の選挙” の火蓋が切って落とされました。

ヤナガワ村役場とは？

かつて北関東一の夜の街として栄えた柳川町・高崎中央銀座通り周辺の飲み屋街です。
時代の流れと共に街の様子も変わってきてはいますが、未だに昭和の香りが漂います。

比較的若い世代を中心に、おトクさや、目新しさを求めて飲みに出る駅周辺エリアとは異なり、このエリアには、大手チェーン店はほとんどありません。
その代わりに様々な個性溢れる個店が立ち並び「誰々さんのお店に飲みに行く」というように『人』を動機に飲みに出かけられるお店が多いのが、このエリアの特徴です。
定住人口は少ないですし、高齢化も絶賛進行中です。また、交流人口においても駅周辺には到底敵いませんが、このエリアは高崎市で最も「関係人口」が多い、人と人との繋がりが濃い地域だと言えます。
頻繁にこのエリアに飲みに出かける人の事を比喩表現として「ヤナガワ村長」と冗談まじりに表現される事がその象徴でもあり、ヤナガワ村長やヤナガワ村民が、市内外に溢れているという事が、このエリアが持つ何よりの財産です。

『コロナ禍により客足が遠ざかっている飲み屋街（※2）に、人の賑わいを。これまで通った人々を呼び戻すだけでなく、新しい関係性を繋ぎ直してこのエリアの存在意義を多くの人に感じて欲しい。』

そんな思いを持った地元有志が集まり知恵を絞り、2022年に立ち上げた任意団体が『ヤナガワ村役場』です。

行政の線引きではなく、『関係性』でつながるコニュニケーションエリアとして柳川町〜中央銀座”界隈”辺りを『ヤナガワ村』と呼んでいます。

以来、春と夏に行う『村祭り』や『村長選挙』などのイベントを企画・運営したり、定期的に会議や勉強会を開催し、ヤナガワ村の未来を模索しています。

昔ながらの味わいのある風景と、人情味あふれる明るい街を多くの人に楽しんでもらい、かつ、ただ昔を懐かしむだけでなく、より愛される”関係性の濃い界隈に”としての未来の【ヤナガワ村関係人口】の広がりと深まりを目指しています。ヤナガワ村公式Webサイト

※2 コロナも勿論影響していますが、90年代後半から衰退の影は色濃く見え、2014年の大雪でアーケード街の屋根が崩落するという出来事もありました。

村長選挙とは？

「先輩、昨日も柳川で飲んでたんですか？」
「まぁな。パトロールも大変だよ。」
「ヤナガワ村長も、よいじゃないっすね。」
（群馬弁で容易ではないの意味）

そんな冗談まじりの会話が、この街のいたるところで長きに渡り何千、何万回繰り返されてきました。

そうなのです！『村長』と呼ばれる人、呼ぶ人はこれまでにも沢山いました、そこで、【本当の村長は誰だ！】を決めるために、村長選挙を開催する事にしました。

ヤナガワ村を最も愛する「村長」の座を懸けて、立候補者はヤナガワ村を飲み歩く様子をSNSに投稿して支持を呼びかけます！
有権者（この投稿を見ているあなた！）には、WEB投票や金券投票（後ほど出てきます）により”推し候補”を応援することが出来ます！

ヤナガワ村長に求められるもの

ヤナガワ村長は、この村に生きる人々や文化を愛し、共に育ててくれる人であり、決して政治的権力を持つ人ではありません。
リーダーはリーダーでも先頭に立って遊ぶ【コミュニケーションリーダー】がヤナガワ村長です。
限りある命（時間）を燃やし【ヤナガワ愛】のもと、街の経済とコミュニケーションに貢献（飲み歩く）するヤナガワ村長。

この街を、人を、愛すからこそ愛される人気（権力）を得るのは一体誰だ？

前回の選挙との違い

前回は期間中に投票所（＝村内の飲食店）に何度通ったかのみで自力得票する【100%カネで票を買う選挙】でした。（※1）
しかし、昨今の社会情勢にも鑑み、民意を取り入れなければ村民の支持は得られないと考え、今回から村民に【一般投票】を導入し、一見、【脱・金権政治】を進める素振りを見せつつも『カネにモノを言わせる方法』（地域の経済を回す方法）として、【金券投票】も実装し、そのスタイルはぶれていません。（※2）