【刀ミュ】オタクの心に勝手に寄り添うな【心覚の感想】
ミュージカル刀剣乱舞 東京心覚のネガティブな感想です。配信を何度も見返して、考えて、どうしても、どうしても、ある台詞が嫌で嫌でたまらなかった。
多分、これは今の私だから思うことなので、書き残しておきます。
※以下台詞のネタバレ含みます
それは、最後の水心子の言葉。
君はここに来たかったんだね
でも来れなかった
もしかしたら来ないことを選んだのだろうか
悔しかっただろうね
どんな理由であろうと、君の決断を尊重するよ
来れた人、来れなかった人、来ることを選んだ人、来ないことを選んだ人
みんな、なにが正しいなんてないんだ
想いは、君の想いは届いているからさ
劇中では何を指すのか明言はされていない。
でも、コロナのこと言ってる?という考察をみかけてから、もうそうとしか思えなくなった。
悔しかっただろうね。君の想いは届いているよ。
キャラクターの、キャストの口から、そんな言葉を言わせないでくれ。
そんな綺麗な言葉で片付けられるほど、わたしの心はすっぱりと割り切れない。どろどろな感情でいっぱいなんだよ。
月に2.3度は東京に行っていた地方住みの私だけれど、コロナ禍のため1年2ヶ月東京に一切行っていない。コロナ禍に対する不満や恨言なんて山のようにある。
みんななにかを我慢してると言われれば、それはそう。今のこの状況で我慢してない人なんて1人もいないと思う。わかってる。
この田舎で生活していくと決めたのも私。今の仕事を選んだのも私。それはそう。仕方ない。自分で選んできたことだから。わかってる。
って、頭では思ってもどうしようもない感情ってのがある。良い子の頭で押し込めてた私の本音。
「東京に行きたい」
「舞台をみたい」
「友達に会いたい」
「いいなあ、うらやましい」
悔しかっただろうね。
君の決断を尊重するよ。
そんな言葉を、綺麗事を、キャラクターの、キャストの口から聞きたくなかった。
悔しい、なんて一言では片付けられない。
その台詞を聞くたびに自分の中のどろどろとした負の感情が溢れ出てくる。
勝手に私の心に寄り添うな。
今までもコロナのことを示す台詞はあったけど、それは事実を述べるような台詞だけ。
二部の前説での「巷で厄介な病が流行してるから」とか、壽の「今は大変な時代だけど、この先素敵な未来が待ってるって俺たち知ってるから」とか。これくらいの扱いにしてほしかった。
以上、ネガティブな感想でした。
でも半年以上ぶりの舞台観劇で心覚をみたら、この感情は変わるかもしれない。なので、「あのころの私、まじで鬱ってんじゃ〜ん!」ってあとで笑い飛ばせるように書き留めておきます。
基本的に刀ミュくんのことは大好きだし信頼してるし、今後もお世話になるつもりです。
今回の二部もハッピー楽しいよ!!!!天才!!!!!!!