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私と焼きおにぎり
こんにちは。くろくまですʕ•ᴥ•ʔ
今朝は焼きおにぎり。
昨夜から夫と焼きおにぎり食べたいねってなって、今朝作ってみた。我が家は半年前くらいから健康を考えて玄米を取り入れている。最近はそこにもち麦も入れ、白米:玄米:もち麦=1:1:1で炊いている。玄米はなんか体にいい気がするし、もち麦はもちもちして1粒ずつ噛み潰してやりたい気持ちになるから咀嚼数が増えて楽しい。ところが、その配合の飯には問題があった。
おにぎりの形状にうまくまとまらない。
一度はまとまったとしても、パカっとどこからか割れたり崩れたりしてしまう。これが焼きおにぎり作りには大きな足枷となった。握っているときに薄々は気づいていた。きっと上手くいかない、と。でもどうしても食べたいから強行突破でごま油をしいたフライパンへ。
片面はごま油さんが大健闘。底面の飯を油が揚げている状態になるのか、かき揚げがバラバラなのにくっつくのと同じ現象が起きていて、良い焦げ具合でひっくり返すことに成功。もはやここまでこれずにバラバラ事件を想定していたのでとても嬉しい。ごま油さん、ありがとう。
ところがそのあとの作業がもう詰んだ。醤油とみりんを合わせたタレをハケで塗る。心地いい音とともにタレが焦げていく香ばしさ。匂いは完璧。ごま油を反対面にも追加するべきかなと悩んだが、健康面を気遣うあまり遠慮したのがまずかった。焦げでごま油と同じような効果が得られるのではと鷹を括ってしまった。
バラバラ事件勃発。
あれよあれよと5つあった見惚れる色形をしていたおにぎりたちが、私のフライ返しによってあっという間に汚らしい何かに変貌を遂げた。
悲しい。
結婚してすぐくらいは、いい奥さん感を出したくてご飯を頑張って作っていた。特に盛り付けや焦げ具合など、見た目には少し拘った。だからこそ上手くできなかった時の失望感は大きかったのだ。そんな新婚の頃の心境を久しぶりに思い出した。
無惨な焼きおにぎり(いや、もう焼きおにぎりと呼べる状態ではなかった。茶色いチャーハンだ)を見て、胸がきゅっとなる。、
ごめんよ、焼きおにぎりになろうとしたものたち。
結局味は美味しかったので、焼きおにぎり茶漬けにして美味しくいただきましたとさ。
書きたかったことと全然違う方向にいってしまった。でも焼きおにぎりさんたちの供養になるかもしれないからこれでよし。あと、途中いい調子だった焼きおにぎりと、無惨な姿の焼きおにぎりは写真撮っておけばよかった。次から撮ろう。絵面的に載せるに耐えられるかは別として。(今日は私が作ろうと試みた、中までしっかり染み染みの理想の焼きおにぎりの写真を拝借いたしました)
今後、焼きおにぎりの研究はやり甲斐がありそうだ。(お店の焼きおにぎりってものすごい量の油使われてんのかな?両面しっかり焼かれてるもんな。やっぱ飯か。白飯で昔作った時は問題なくイケてたしな…)
私も、あなたも、幸せですね♡