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竜骨座 うさぎと船をつくる
夢は時に連続します。
パズルのピースがハマるように同じ夢の続きを見る事があります。
以下の夢では、骨の研究をしていて、後に船を作っていたのだと知りました。
夢1
時々、夢の中で漫画家になっていることがある。
ある日、私は仕事の依頼を受けて、とある洋館に行った。私に仕事を頼んだのは、何かの研究員で外国人の夫婦だった。この洋館には他に金髪の少年が住んでいるようだ。
漫画の原稿を依頼されると思って来たはずが、洋館の地下の実験室に案内された。
そこでは顔がうさぎで身体が人間の何者かが研究をしている。
私は外国人夫婦にうさぎと一緒にここで研究をして欲しいと頼まれ、同じ白衣を渡される。
研究室の机にあるエメラルドグリーンのバケツには血のついた骨が入っていた。
かなり沢山の骨がある。
うさぎはあと108本も残っていると言う。
長いこと研究していたのか、うさぎは疲れ切って「いつまでこんなことを続ければ良いのか」と言った。
私はこれはさっきの少年の骨ではないかと思い始める。
かなりの時間が経ったが骨の研究が終わらないので、夫婦にどうすればいいか聞く。
もうすぐ、夫婦の兄弟が帰ってくる時間らしい。夫婦は私が見ていないうちに洋館の広間にあるクローゼットに骨を隠したと言う。
広い部屋なので、誰にも見つからないから大丈夫だと話す。
しばらくは、これがなんの夢なのかよくわかりませんでした。
その続きはしばらく経ってから見ました。
夢2
私は大学で講義を受けている。ここは大講義室だ。
以前私が研究していた108本の骨の授業がはじまる。この骨は竜骨座の骨らしい。
先生はスクリーンに船の模型を出す。私が書いた設計図のようだ。
ほ座の中心の棒?の話がはじまる。
先生は船の設計図の帆の部分に曼荼羅のような図形が描かれたプリントを配る。
曼荼羅は動いていた。
講義室の席の幅が狭くなっていく。前の席の生徒たちは、蟻地獄の砂に落ちていくように消えてしまい、気付いたら私以外誰もいない。
円形の大講義室は船の中心部になっていて、私はそこに取り残されてしまったので部屋を出て保健室にいく。
この二つの夢は、竜骨座のカノープスに関係する夢だと思います。夢に共通するのは骨ですが、少年の血のついた骨というのを私はずっと何かの神話だと思っていました。
視点が変わった時、船は突然完成するようです。