オリオンは泣き寝入りする

一年半ほど前にホロスコープのような円盤の夢をみました。
春分点の部分には羊の顔があり、区切りは均等でない図でした。27という数字と3という数字が強調されていて、目覚めてから360を27で割ると、13.3333…となりました。
13という数字の連想で、これは13蛇の道なのだろうか、ホゼ・アグエイアスの本でも読んで勉強してみようか、と思う程度で、その頃はこの夢を放置してしまいました。
でも、私が夢で見たのは13:28数理ではなく、3:27で、そもそも数理と言えるようなものでもないのですが。

夢の中で「オリオンは泣き寝入りする」と聞きました。
このこともあまり考えていませんでした。
父と姉と洞窟に探索に出かける準備をし、大きなペットボトル3本と透明なビニール袋を持って出かけた私は、いま考えると「炭鉱労働者」みたいでした。
その後も、3333という数字が何度か出てきましたが、これも放置していました。

「オリオン」とは曖昧で、オリオン座のどこかの恒星とは言っていませんでした。

オリオンは泣き寝入りするとは、一体どういう意味なのでしょう。
27でサビアンを区切ると、例えば牡羊座の場合「想像の中で復活された失われた機会」で28の「落胆させられた大聴衆」まではいきません。
松村先生のサビアカ(48)に27は9と18の両立と書いてありました。
3とは、きっとこれらの数字の回転のことを表しているのではないかと思いました。

オリオンは、子どものように泣いているうちに寝入ってしまったのか、不服な現状を諦めて泣き寝入りしたのか、どちらなのかわかりません。

それで、もう一度、夢で探索しようとノートにメモを残して眠りました。

夢 2022/5/28

一度目の夢

アパートに帰宅すると、インターホンが鳴る。
母方の祖母が泊めて欲しいとやってきた。
明日の朝食の材料が冷蔵庫に無いので、突然の訪問に私は焦る。
具の無いスープしか作れないのでは?と思っていると今度は父方の祖母が泊まりに来てしまった。
また焦って、食材を買いに行こうかと悩んでいたが、もう一度冷蔵庫を見ると、卵があったので、ぎりぎりかきたま汁が出来ると安心する。

仕事が残っていたので、祖母たちに先に寝て欲しいと伝える。
私のベッドに祖母が寝て、私は床で寝ようと思っている。

仕事用の絵をPCで描いていると深夜過ぎていて、時計の針は2時を指していた。
「いつもこんなに遅いのか」とまた祖母がやってくる。

ここで、母方の祖母は私の部屋で寝て、父方の祖母は隣の部屋で寝ることになる。

その後、私は隣の部屋に移動し本の整理を始める。
私が売った本を古本の状態で父が手にしていた。カラフルな表紙だが廃れている。西加奈子さんの「i」という本と少しだけ似ている。

父は「この本は接客している人だと楽しいけど」と言って、私に渡す。
これを私の上司に渡して欲しいと言う。半分までは読んだけど、という話だった。
私は「どんなところが気になったの?」と聞く。

本を開いてみると、人間と動物のような生き物が一緒にお風呂に入っているシーンが流れる。動物は犬など、わかりやすい動物もいるが、なんだか分からない不思議な魚なども出てきた。

その後、景色は夜になっていた。
ベランダに行くと狐とモモンガが混ざったような生き物が飛んできてベランダに置いた餌箱に重なって入る。

その後、祖母が8時に起きる。
私は味噌汁をつくる予定だったが、その時にはアパートではなく実家にいて、数人でテーブルを囲む。
8-9の中でより抽象的になる、という話だった。

二度目の夢

学校の教室に入り、ある一部分に注目していると、スズメが餌のようなものを食べている。その背後に透明な窓があり、猫が狙っていた。
私は、「危ない」と思う。

その時、教室の隣のカフェ(映像は教室)で爆発音がした。
私はその教室(カフェ)の奥にあるトイレに行きたかったが、爆発があり行けなくなった。
仕方なく、教室の後ろにあるトイレに行こうと思う。
トイレは3つあり、一つは誰かが入っていたので真ん中のトイレに入ると、中々広い個室だった。机やラジカセまである。
また、教室に戻ると今度は机の配置などが変わった。

夢の解釈

一度目の夢 母方の祖母が突然押しかけてきたのですが、私は母方の祖母を変な例えですが、金星寄りの土星と考えました。
もう一人、父方の祖母も来ましたが、父方の祖母は水星寄りの土星です。惑星と惑星を組み合わせて例えるのは変な話ですが、母方の祖母を右脳とした場合、父方の祖母が左脳となるようなイメージなのではないかと思っていました。
金星地球と水星地球のような。(でも、まだはっきりと分類できません)

はじめ冷蔵庫に材料がありませんでしたが、父方の祖母が来た時、卵が増えていたのが印象的でした。これは母方の祖母がスープ、に対して父方の祖母が具を持ってきたとも考えられます。
海王星と土星ではないのか、というとそれとは「何か違う」という部分で金星、水星、に関わると考えてみました。(今のところ)

本を整理しているとき、父がカラフルな本(古本のような状態)を持ち、「接客している人なら楽しいけど」と言って私の上司に渡して欲しいと言いました。
この本は、表紙はカラフルでしたが古い印象。埋もれていた本のような状態と考えました。(流動的でない状態)

中身を見ると、人間と動物のペアがお風呂に入っているシーン。
おじいさんと犬や美女と得体の知れない魚などです。これが「接客している人なら楽しい」という言葉に繋がるのなら、人と他の動物が同じお風呂という無意識の中にいる状態で話しているというようなものです。
これも、右脳、左脳などを表していたように思います。
でも、それだけだと何か足りないように思います。
私は表紙だけをみた状態では、西加奈子さんの「i」みたいな本と思っていました。
その本は、かなり短くまとめるとアイデンティティや愛、Qに対する物語。

私の上司として出てきたのは、アルシオンの世界の上司だったことを考えると、渡して欲しいというのは浸透させたい、ということかもしれない。
しかし、父は半分までしか読んでいないことを考えると、最後まではいかない。
これは「オリオンは泣き寝入りする」という状態に近いようにも思います。
オリオンは最後までいかないことで生まれ変わるとも考えられます。

次のシーンでは、ベランダで空飛ぶ狐のような生き物が餌箱に重なっていました。
これはオリオン三ツ星でしょうか。自由に飛び回り箱に入るとしても、あくまでベランダ(箱の外側)までしか来ない状態を言っているようにも思います。

8時に祖母(土星)が目覚め、私が味噌汁を作ろうとしているシーンから「8-9の中でより抽象的になる」という謎の言葉が聞こえました。
8は箱の中で力をため込みますが、9は具体的なものに入らない精神性。
そこを行き来することで、味噌汁がより抽象的になるということだったのではないかと思いました。

二度目の夢 猫がスズメを狙うというのはよくある話ですが、空飛ぶ鳥は風の元素のように思います。例えば、思考と考えて、猫は道端のエーテルとすると、思考がエーテルと接触しようでしない、透明な窓で隔てられている状態でした。
私が「危ない」と思うと、隣のカフェ(教室)で爆破が起きました。
カフェは様々な人が集まり、季節問わず商品を提供できる場所。爆破したのは、上の鳥(スズメ)の遊び場で何かが「生まれた」状態。
猫と鳥が合体したのかもしれません。
それにより、奥のトイレに行けなくなったので教室の後ろの3つのトイレのうちの真ん中に入りました。
これを三ツ星とするなら、真ん中はアルニラムでしょうか。
その後、トイレを出ると机の配置が変わっていました。
机という「知識の枠」が常に変化することを言っているように思います。

まとめ

「オリオンは泣き寝入りする」は9,18,27という3つの性質の中で生まれ変わる意識のことを言っていたのかもしれません。
それは、おそらく10には入りきれず、しかし9よりも明確な世界のようにも思います。
無意識の中での右と左の交流、というのが気になりました。
目覚めた後、リアルな世界から来た明確なものがあったのですが、それをまとめようとすると何か引っかかりがありました。
分かったようで、わからない。そういう状態を言っていたようにも思います。
オリオンについては、いつも何か足りないような気がするのでまた探索してみようと思いました。

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