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大晦日にOSLO空港で夜間泊
2025年北欧圏内での引越し 大晦日のフライト
この1月からノルウェーで職を得て、スウェーデンからノルウェーへ移住をすることになりました。
雇用契約が1月1日からという事で、少々ややこしい始まりになりますが、とりあえず"カレンダー上"は1月2日から新年の仕事の始まるノルウェーですから、新しい上司や同僚達の多くがバケーションから帰ってきていなかったとしても、1月2日にはオフィスに顔を出す必要があります。
なにせ、雇用開始前に有給申請なんて不可能なので、有給未申請の私にとってはバケーション期間であろうと平日であれば出社しなくてはならないわけです。
そんなわけで1月1日中にはノルウェーに到着する必要があり、バケーションで一時帰国していた私は、31日の朝の飛行機で羽田空港を立ち、フランクフルト経由で現地時間で31日の23時45分頃にオスロ空港に到着しました。
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オスロ空港は深夜フライトはないらしく、私の乗っていた便がこの日の、というより2024年の最後の便だっだそうです。
とは言っても、特に特別な事はなく、フランクフルトを出発する際のルフトハンザ便の搭乗口に"Happy New Year"のメッセージがあったくらいです。
まさか2年続けて日本で年を越せないとは…
— 北欧の地に暮らす (@wsGKQ6y1tzdRJ8s) January 1, 2025
明けましておめでとうございます。 pic.twitter.com/D3ETv2FIMm
もしかすると、フライト中に年越ししていたら何かしらニューイヤーサプライズが合ったかもしれませんけどね。
それにしても、まさか、2年連続で大晦日のフライトで日本を出発しなくてはならなくなるとは…。来年こそは年越し、お正月を日本で過ごしたいなぁ。
そもそも日付変更線から遠ざかる方向に飛んでいるので、日本時間では羽田-フランクフルト間のフライト中に年越しを終えているのに、身体の方は年越し前の領域に居続けていて…と、なんだか年越しの実感が全く湧かないのですよね。海を越えてちゃ除夜の鐘の音色も届かないですし。
閑話休題
さて、オスロ空港です。着陸後、実際に空港に降り立ったのは既に0時近く。実は最終目的地までは国内線に乗り変えて、翌朝のフライトでもう一度移動する必要があります。
宿を取らずに空港泊
宿を取ろうかとも思ったのですが、翌朝のフライトは8時発。オスロ空港は以前に一度トランジットで使った事があるだけで勝手もあまり知らないので余裕を持って動く必要がある。翌朝、再チェックインだとか保安検査だとかでバタバタするのも煩わしい。諸々考え合わせると実際にホテルで休める時間はそれほど取れない上に、スーツケースを預けていて手元にパジャマもないので泊まったとてたいしてくつろげない(ヨーロッパのホテルのほとんどは寝巻きを備えていません)。
そんな数時間の滞在にわざわざ移動の手間と安くもない宿泊費(安くて日本円で約25000円から)を払うのも馬鹿らしくく感じたので、今回は空港内で一晩過ごすことにしました。
*空港泊は安全は保証できませんので、旅慣れていない方や、一人旅の方にはお勧めしません。オスロ空港には空港から徒歩圏内に何軒かホテルがあるので、そちらのご利用を検討ください。
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Oslo空港 深夜の治安は?
オスロ空港は深夜便がないこともあり、深夜に人はほとんどいません。おそらくこの時間帯はスタッフ不在でチェックインもできないはずなので、空港内への人の流入もないでしょうから、深夜のオスロ空港の治安はさほど悪くないと思います。今回空港内で居場所を探すうちにざっとみたところ、深夜に空港滞在していた旅行客は座席に横になって寝むっている1組と座って携帯をいじっている若い女性が一人だけでした。
ただ、オスロ空港のラウンジは全て深夜には閉まってしまうので、深夜時間帯は荷物を持ったままゲートの椅子や休憩場所のベンチで過ごさなくてはいけません。そうなるとやはりある程度警戒は必要かな、と。(個人的にはラウンジであっても警戒を解くべきではないと思いますが…。)
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店などもしっかりと閉められ、電気も落としてスタッフも不在となっています。ペットボトル入りのドリンクなど布をかけられただけで無造作に置かれているので、大丈夫なのだろうかとも思ってしまうのですが、逆にそうしておいても商品を盗られる可能性がないくらいには治安が良いということなのだろうな。
Duty freeのスペースはシャッターが降ろされていました。また、いくつかの店では、掃除もあるのでしょうが、どうも夜を通してスタッフが一人は常駐している様子でした。まあ、少ないとはいえ、空港泊する旅行客もいるのだから当然の措置でしょうね。
ちなみに、深夜であっても清掃のスタッフ(というか小型清掃車)や見回り(?)のような人もたまに通るので、実際のところそれほど危険はないのかな。
深夜のオスロ空港での過ごし方
空港内がどれだけ安全だとしても、やはり一人旅で無防備に眠るというのは避けるべきですよね。たとえどれだけ旅慣れたとしても危機感は忘れてはならないものです。ある程度治安の良い国では何かあることは稀ですが、何かあってしまってからでは手遅れですからね。
私はそもそも睡眠をとるつもりはなかったので、手荷物で持ち込んでいたパソコンで仕事をしながら朝のフライトを待ちました。
オスロ空港の自動販機
待ち時間は6時間強あったので、夜の間も少し小腹が空きます。空港到着時点で空港内の飲食店はすべて閉まっていましたが、オスロ空港にはいくつか自動販売機があるので、飲み物やスナックなら購入することができます。
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ただし、価格は日本とは比べ物にならないほどに高額なので注意が必要です。
ちなみに、個人的に気に入っているポテトチップスがこちら。ノルウェーのスナックメーカの製品でスーパーでも購入できるものです。
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貨幣両替ATMを使ってみる。
ついでに、以前から気になっていたATMの貨幣両替機を試したりもしてみました。何せ時間はあるもので…。
こちらで見かけるATMがこちら。LOOMISはスウェーデンの会社らしいのだけれど、アーランダ空港にはForexのATMしかなかったような気がするなぁ…。置いてあったかなぁ??
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基本的にスウェーデンではキャッシュは必要なかったので、今まで両替ATMを使うこともなかったのです。ノルウェーもスウェーデンほどではないもののキャッシュレス化が進んでいるそうですが、3000クローナくらいならキャッシュで持っていても邪魔にはならないかなと思いまして、試してみました。
周りに誰もいないので、気楽に試せます。良い機会でした。
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ずらっと並んだATMですが、よくよく見てみると各機の上に書かれた国旗が少しずつ違います。今回はノルウェークローナの両替引き落とししかしませんでしたが、当然紙幣の収納枚数は有限でしょうし、機体毎に引き落としできる国の貨幣が異なるのかもしれません。
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噂程度に日本のキャッシュカードが使えるATMがあるという話を聞いていたので、試しにいくつか使ってみたのですが、日本のカードはどれも使用できず…。多分デビットカード機能が付いていないカードだったからダメだったのかな…と。クレジットカードでも引き出せなかった理由はよくわかりません。
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結局、スウェーデンで発行したNordea銀行のデビットカードだけが有効でした。