トガプロ企画進捗報告vol.4【TOGAEXPO】
こんにちは!トガプロです。
3回目のトガプロの各企画の進捗報告を行いたいと思います!
今回はTOGAEXPOです。
目次
Ⅰ.活動目的
Ⅱ.活動目標(今年度1年間で達成したいこと)
Ⅲ.年間スケジュール
Ⅳ.ここまでの活動報告
Ⅰ.活動目的
【外部に、現状中山間地域の置かれている状況を理解してもらう、中山間地域に目を向けてもらう機会になること】
なぜ、この目的に至ったのかについての経緯を説明します。
我々、トガプロは商品開発、ギフト販売等を通して利賀村の魅力を外部に発信し続けています。しかし、活動を行うにあたって我々の「発信力の弱さ」により、せっかくの活動も外部に我々が望むほど十分に届けられていないことがわかりました。発信力の弱さを補うものはないかを考えたとき、昨年の富山県知事との対談企画を思い出しました。
我々がこの企画を始めたのは昨年に遡りますが、その時の目的は「富山県の中の利賀村というマクロ視点で捉え、今後の山間地域活性活動に新発想を取り入れる機会とする」でした。その成果もあってか、県知事と意見交換を行うことで利賀村からの視点だけではなく、広い視点から過疎地域を見直すことができたと考えています。
その際に、県知事・富山県庁のSNS等のツイート、並びにメディアで我々の対談企画はもちろん、今までの企画を紹介して頂き、今までに経験したことのないような反響をいただくことができました。そして、今回新たに目的を【外部に、現状中山間地域の置かれている状況を理解してもらう、中山間地域に目を向けてもらう機会になること】と決定しました。
対談でも、地域活性化の長的立場の富山県庁と意見交換を行うことで、新たな視点を取り入
れ、今後の活動に活かしていきたいと考えております。
Ⅱ.活動目標
昨年度は富山県知事の新田さんに30分ほどお時間をいただき、お題に沿ってフリップ形式での対談を行いました。
ただ話の深掘りが出来ず、ほぼ自分の意見を述べるだけになってしまった感じが否めませんでした。そこで今年度はトガプロの活動説明だけでなく、しっかりとお話をすることをメインで進行を進めていきます。
また今年度は中山間地域対策課の局長の南里さんや利賀村にお住まいの村民の方も交えて、よりリアリティのある活発な議論ができると踏んでいます。
Ⅲ.ここまでの活動報告
11月15日(火)のTOGAEXPO本番を有意義なものにするべく、対談の形式やトークテーマを会議してきました。富山県知事の新田さんや富山県地方創生局長の南里さんといった方々に、日々御多忙のなか時間を割いていただけるという貴重な機会とあってTOGAEXPO班だけでなくトガプロにも還元できるようなテーマを考えるのが難しかったです。
また、今まで積み重ねてきたトガプロの活動がどれほど周りに影響を与えられるかどうかの再確認にもなるためこれからトガプロを担っていく3年生は特にこの会議のための準備をしておく必要がありました。9月中旬ごろから3年生を交えた会議が始まり、最初の方はまず自分の聞いてみたいテーマの案出しを行いました。そこから昨年度の経験や知識も活かしつつ本当に聞くべきテーマを徐々に何個かに絞っていき、その段階でTOGAEXPOと富山県との連絡係として協力していただいている武末さんを交えて何度か会議を行ないました。そして最終的なトークテーマを10月の末ごろに決定しました。
Ⅳ.これからの抱負
初めて対談に臨む3年生に一人ずつ抱負を語ってもらいました!
私は今までトガプロとして利賀村という小さなフィールドのみを意識して活動を行なってきました。しかし、あくまでそれは1つのケースのみに過ぎず、実際は全国に多くある限界集落地域のことに目を向けていない偏ったものとなってしまっているのではないかと気づきました。もともとトガプロに入った目的が「地域の現状を知る」だったため広い視点から中山間地域や限界集落、そして地域創生についてお話しいただけるTOGAEXPOという機会を大事に、色々なことを吸収したいと考えています。(のがみ)
TOGAEXPOは、利賀村をはじめ富山県の地域活性化や将来について、最前線で考えていらっしゃる方々とお話させていただき、トガプロの学生内だけでは得られない視点や考え方を勉強できる貴重な機会だと考えています。
私は富山県高岡市の出身で、気付けば小中学生の頃から「町おこし」や「空き家活用」などの言葉を耳にするようになっていました。大学生になり、地元を”外から”客観視した時に、年々過疎化の進行スピードが増しているように感じ、地方創生に取り組む必要性を強く感じています。TOGAEXPOという貴重な機会を通して、地方創生について多面的に学びたいと思います。(翠)
TOGAEXPOは富山県知事をはじめとする実際に地方のために仕事をなさっている方々とお話ができる貴重な機会だと考えています。私は福井県出身で父が県職員のため、地方衰退の現状や地方創生に対する政策の難しさを実感しながらこれまで生きてきました。魅力はあるけどそれが外部に伝わっていないことが全国の地方が抱える共通の課題なのではないかと思います。今回の貴重な機会を通じて、利賀村だけでなく、全国の「地方」をどのようにして創生し、次世代に価値を残していけるのかを一緒に考えたいと思います。(はやし)