冬ギフトのテーマはなぜ「そば」なのか?
こんにちは!トガプロ4年のてつです。
この度トガプロでは、冬ギフト「そばで、とがの、そばに」を販売します!
この時期にそばをメインの商品としたギフトを販売するのは、利賀村で例年2月に開催される「そば祭り」をイメージしているからです。
今回の記事では、その「そば祭り」の概要や魅力についてお伝えします。
〈そば祭りの概要〉
南砺市利賀そば祭り(通称「そば祭り」)は、例年2月中旬に行われ県内外から約2万人の来場者が集まる富山県南砺市利賀地域の一大イベントです。冬の風物詩であるカマクラや雪像、伝統である「丑曳き」や金蔵獅子・雪上花火、更には利賀村名産の手打ちそばやイワナの塩焼きを味わえるなど、冬の利賀を存分に堪能できるイベントです。
〈そば祭りの歴史〉
その昔、冬の利賀村では「ごんべ」が各集落で行われていました。「ごんべ」とは、集落ごとに出稼ぎから帰ってきた人や遠来のお客さんをもてなすためにそばを打ち、山菜を並べる会でした。また、一年の中でも雪が多く降るこの2月に利賀村のおいしいそばを食べてほしいという思いから、1976年には「雪祭り」が始まりました。1986年からは「雪祭り」と「ごんべ」をきっかけとする地域のそば祭りが合体し、一大イベントである現在の「利賀そば祭り」の原型が出来上がりました。
このように、当初身内や来客をもてなすために始まったイベントが、今では3日間で約20000人の来場者が集まる大きなイベントに発展したのです。そば祭りは、規模・内容共に進化し続けています。一方で、規模が大きくなる中でも、利賀村の美味しいそばを食べて欲しい、利賀村の伝統を感じて欲しいという気持ちを変わらず届けようという村の方の想いが詰まったこの祭りには、人を惹きつける魅力がまだまだたくさん眠っているのです。
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