ASDの書籍2選:自分探しの一歩に
9連休から始まり、3連休とバタバタな日々を送る中で、ふと立ち止まって考えてみたことを書いていきます。今回は、私が以前利用していた就労支援機関で学んだことや、実際に読んだ本を参考に、ASD(自閉スペクトラム症)についてお話したいと思います。
ASDとADHD、そして私
私はADHDの診断を受けていますが、ASDについても「完全に違うとは言えない」と主治医から言われたことがあります。ADHDとASDは、共存しているケースが多いとされていますよね。
早稲田メンタルクリニックの益田医院長のYouTube動画でも、この2つの特性が複雑に絡み合っていることが詳しく解説されていました。
就労支援機関での学び
就労支援機関に通っていた1年半の間、ASDに関する様々な講義を受けました。その中で学んだことや、自分で読んだ本から得た知識を元に、自分自身を客観的に見つめる機会がたくさんありました。
実際に読んだ2冊の本
読書の感想:自閉スペクトラム症に関する2冊の本
昨年、自宅と就労支援機関を行き来しながら、2冊の本を読み込んでいます。どちらも自閉スペクトラム症(ASD)に関するもので、特にサラ・ヘンドリックさんの著書は興味深く感じました。
「自閉スペクトラム症の女の子が出会う世界 幼児期から老年期まで」
この本で特に印象に残ったのは、ASD傾向のある母親が、自分の子供にも同じ傾向が見られ、つい同じように接してしまいそうになる葛藤を描いたエピソードです。しかし、母親は我が子を愛するがゆえに、その行動を意識的に変えようとする姿に感動しました。
「自閉スペクトラム症の人達が生きる新しい世界」
こちらは比較的新しい本で、ASDの自己開示について深く掘り下げられています。ASDであることを周囲に伝えることは、必ずしも良い結果をもたらすとは限らないという現実的な側面が書かれており、共感できる部分が多かったです。
今後の展望
今回は、ASDについて私の個人的な体験や学びを共有させていただきました。医療従事者ではないため、専門的な内容には触れませんでしたが、今後、新しい発見があればまた記事にしたいと思います。
まとめ
ASDとADHD、そして自分自身との向き合い方。それは、決して簡単なことではありません。しかし、様々な情報に触れ、自分自身と対話することで、少しずつ理解を深めていくことができるはずです。