劇場メンバーになった時の気持ち。少し時間経ってみて思ったこと。
初めまして、牛ぺぺのゆたかです
劇場メンバーになる為に初めてオーディションを受けたのは2010年の4月のことでした
NSCを卒業して1発目、24歳の僕はもちろん本気で一撃でbaseメンバーになってやろうと挑みました
そしてなんとメンバーになれました!
間違いなくメンバーになれたのです!
なれたのですが……
何故かそこはbaseよしもとではなく、よしもと漫才劇場になっていました
2010の4月ではなく2022年の10月になっていました
僕は24歳ではなく37歳になっていました
気付けば13年が経っていました…
感覚的にそんな感じがありました
恐らく現実を受け止めると13年というのはあまりに長過ぎるので、生存本能として現実から目を逸らし自らお笑い浦島太郎になってなんとか生きていたんだと思います
僕は結果が出たとき舞台でめっちゃ泣いていました
それは嬉しかったんじゃなくて、浦島太郎から解放される、13年結果が出ず大丈夫大丈夫と現実を知らんぷりしてきたことから解放されると言う思いで涙が溢れてたんだと思います
楽屋で色んな芸人さんがおめでとうと声をかけてくれる度に僕は「怖かった〜、怖かった〜」と返していて、たぶん「怖かったってなに?」と思われてたと思いますが
それは、知らんぷりしていた現実がもお目を逸らせない本当に目の前まで迫っていて、今回のチャンスを逃したらもお終わりだと思っていたので、怖かったと連呼してた気がします
今の極組が劇場メンバーになるのは、おすぎとピーコで子供を作るぐらい難しいのです
ここからも大変でしょうけど、これまでより大変なことがそおそお起こることもないと思うし、起きたときは「牛ぺぺおもしろかった」と言ってくれたらまた現実逃避して、なんとかのらりくらりやってくのでその時はよろしくお願いします!
応援して頂いた方ありがとうございました。
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